
エンタメ業界の片隅でひっそりと咲くカンフェティスタッフたちが、
実際に足を運んだ公演の感想を徒然なるまま、記録しています。
※ 感想の性質上、公演の内容に触れている場合があります。未見の方はご注意ください。
= 2026年9月のラインナップ =
- 9/26 TIGER&BUNNY THE STAGE(スタッフS)
- 9/23 リア王 -KING LEAR-(スタッフY)
- 9/23 ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~(スタッフA)
- 9/22 映画『八つ墓村』(スタッフJ)
- 9/19 座・高円寺レパートリー こどもたちのための舞台作品『夏の夜の夢』(スタッフH)
- 9/13 宝塚歌劇 月組公演『NINE』(スタッフS)
- 9/5 CHICAGO THE MUSICAL – ブロードウェイミュージカル『シカゴ』30周年記念来日公演(スタッフP)
TIGER&BUNNY THE STAGE
📍 Shibuya LOVEZ
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楽しかった~~!!!の一言!
アニメ第1期の放送から15年(!)ということで、かつて夢中で観ていたアニメの世界がまさに目の前で繰り広げられ、懐かしく青春の思い出が蘇るとにかく楽しい観劇でした!
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ヒーローたちをはじめとするキャラクター達がみんな2次元のイメージそのままで感動……
spiさんは今まで色々なミュージカルの舞台で拝見して、歌もお芝居も素晴らしいことは存じていましたが、こんなにも虎徹さんらしい虎徹さんが見られるなんてびっくりしました!
他の役者さんもベテランから若手の方々に至るまで、クオリティが高くて本当に素晴らしかったです。
ヒーロースーツも再現度が高くて、目の前で本物のヒーロー達が戦う姿を見られてテンション上がりっぱなしでした!
ヒーロースーツの客席降りもしてほしかったです(笑)
何よりストーリーがアニメ第1期の内容を巧みにギュッと一つの舞台にまとめあげられていて、エピソードの大事な部分を取りこぼすことなく初見でもアニメファンでもわかりやすく、大満足でした。
久しぶりにアニメを見返したくなりました。舞台の続編もあるといいな……!
【東京公演】Shibuya LOVEZ 2026年9月19日(土)〜 9月27日(日) ※公演期間終了
【兵庫公演】AiiA 2.5 Theater Kobe 2026年10月2日(金)〜 10月4日(日)
リア王 -KING LEAR-
📍 東京芸術劇場 プレイハウス
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近年、さまざまなカンパニーで何度も上演されている『リア王』。私自身、5月に上演された彩の国シェイクスピア・シリーズ版も観ていたので、演出や作品の見せ方の違いを楽しめたのもよかったです。
内野聖陽さんのリア、さすがでした。
老いてなお、もともとは王であった人間の風格や威厳が漂っていて、舞台上での存在感に引き込まれました。
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そして、エドガーとエドマンド兄弟の波乱万丈な生きざまも、本作の大きな見どころのひとつ。前田公輝さんも井之脇海さんもとてもよかったです。特に最後のエドガーのセリフが、観終わったあともしみじみと心に残りました。お二人とも以前から好きな役者さんなのですが、そんなお二人がシェイクスピアの言葉を紡ぐ姿を観られたことが、とても嬉しかったです。
400年以上前にシェイクスピアが描いた戯曲が時を超えて今もなお日本で繰り返し上演されて、この作品が描いている人間や家族、権力、老いといった問題は、400年経った今もなお私たちに問いかけ続けていることに改めて感慨深いものを感じました。
時代が変わっても、作品が投げかける問いは色褪せない。
演劇って本当に素晴らしいなと改めて実感した観劇でした。
【東京公演】2026年9月21日(月) ~10月4日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
【新潟公演】2026年10月8日(木) ~10月9日(金) りゅーとぴあ新潟市民芸術会館・劇場
【愛知公演】2026年10月17日(土) ~10月18日(日) 刈谷市総合文化センター 大ホール
【兵庫公演】2026年10月23日(金) ~10月25日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【岡山公演】2026年10月28日(水) 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
【福岡公演】2026年10月31日(土) ~11月1日(日) J:COM北九州芸術劇場 大ホール
ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~
📍 KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
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新作ミュージカル『アニオー姫』
荒木宗太郎:小野田龍之介さん
アニオー姫:ドー・ファン・ザ・ハンさん
出演回を観ました。
まさに日本とベトナムの架け橋となるような、優しさと愛に溢れたミュージカルでした。
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時代の流れに翻弄されても希望に満ち溢れているふたりが本当に素敵でした…!
話はわかりやすいので、ご家族やお子様連れで観るのもおすすめです。
そして何より、アニオー姫役のドー・ファン・ザ・ハンさんの歌声が素晴らしい!
ベトナムでのオーディションに合格して、日本で主演舞台に挑む18歳の姿はまさに「リアル・アニオー姫」!
音程は確かで、高音域が柔らかく響いてきて、とても耳に心地よかったです。
宗太郎役の小野田龍之介さんはアニオー姫を守る騎士のような佇まいで、とても頼もしく感じました。
他のキャストもとても豪華で、登場人物たちの心情が歌に乗せて届けられてきて圧倒されました。
改めて、舞台芸術だからこそ伝えることが出来るものがあるな、と感じました。
ふたりの物語はベトナムと長崎、それぞれの地の祭りの題材となって400年後の今でも続いているとか。
ベトナムのことも、もっと知りたくなりました。
公演日程:2026年9月12日(土)〜 9月27日(日)
プレビュー公演:2026年9月11日(金)
映画『八つ墓村』
📍 丸の内ピカデリー
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映画館の客席を見渡して驚きました。年配層よりも、若い女性客のほうが多い!
あの横溝正史の代名詞『八つ墓村』が新しい客層に届いている——。
何度も舞台化されてきたこの物語の魅力を、改めて考えてみました。
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横溝正史の『八つ墓村』は、映像・舞台を問わず繰り返し取り上げられてきた作品です。映画では1977年版、1996年版が公開され、複数のテレビ局で2時間ドラマとしても放送されました。舞台としても、過去に数多くの上演があり、これだけ何度も形を変えて世に出続けている題材は、そう多くはありません。
今回の映画版、テレビCMはあまり見かけませんでしたが、X(旧Twitter)などのSNSでは広告を使ったプロモーションが展開されていました。届けたい層がはっきりしている打ち出し方だと感じました。
監督は『呪怨』の清水崇氏。期待して臨みましたが、77年版と見比べると、今作はエンターテインメント性を強く打ち出した作りでした。一方の77年版は映像表現の規制が緩やかだった時代の作品で、生々しさという点では際立っています。
それはまるで、同じ戯曲を別の演出家が手がけたときの違いを楽しむような感覚だと思いました。
ホラーとしての手触りを求める方は77年版、物語をエンタメとして一気に浴びたい方は今作、という観方ができそうです。
今後、また新たな切り口での舞台版『八つ墓村』を観ることもできるかもしれませんね。
上演情報が出た際には、ぜひチェックしてみてください!
映画『八つ墓村』:9月18日(金)全国公開
座・高円寺レパートリー こどもたちのための舞台作品『夏の夜の夢』
📍 座・高円寺1
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“こどもたちのための”とタイトルにもあるようにシェイクスピアの名作『夏の夜の夢』を子供でも劇場で楽しめるように作られた作品でした。また、回によっては舞台手話通訳の方がいたり、字幕タブレットの貸出もあり、誰でも一緒に楽しめるように作られていました。
子供達が大笑いしながら観ている劇場の空間が新鮮でした。
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途中でディミートリアスとライサンダーのどっちに媚薬を嗅がせるかオーベロンが舞台上から尋ねるくだりがあったんですが「ダメダメダメダメ!」「そっちじゃない!」と子供達が口々に答えていて、子供達が話を理解していることと前のめりで見ていることが嬉しかったです。
私も『夏の夜の夢』を観るのは初めてで、入門として観に行って良かったと思いました。ティターニア役の方の歌声が素晴らしかったです。あと劇中歌が好きでした。
中学生以下は無料の公演です。10/17までなので親子でぜひ。
公演日程:2026年9月13日(日) ~ 10月17日(土)
宝塚歌劇 月組公演『NINE』
📍 東急シアターオーブ
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一体どんな公演になるのか?と気になっていた本作。
なんといっても男性役は、主人公グイードとその幼少期、リトル・グイードのみ。
その他は男役スターさんも全員が女性役!という、宝塚歌劇にはめずらしい演目でした。
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実際に観劇してみて、確かに異色ながらとても奥深く面白い作品でした……!
複数の言語が入り乱れたり、映像や照明が巧みに使用され、現実か過去の回想か、夢か創作か境目がわからなくなっていく感覚を生の舞台で味わうのは、なんとも言えない奇妙な面白さがありました。
決して明るく明快なストーリーではなく、好みが分かれる作品だと思いますが、個人的には大きな苦悩を抱えた人物を演じる男役が大好きなので、最初から最後までもがき続けるグイードは宝塚で観るからこそより愛しく思えるキャラクターでした。
この難易度の高い作品を演じる月組の皆さんの凄まじさ……!
映画監督として世間的にも評価を受け、成熟した大人の男性でありながら、幼少期の心の傷に囚われて女性たちの愛を求め続けるこの難しい役を見事に演じられるのは、経験豊富なトップスター鳳月 杏さんならでは!
退団を控えた今、こんなにも大人の色気と人間的な魅力が溢れ出る舞台姿を生で拝見することができて本当に感無量でした。
男役スターさんたちの女性役もそれぞれ存在感があってとても素敵でした!
夢奈瑠音さんの貞淑で慈愛に満ちたママ、礼華はるさんの華がありつつも真っ直ぐな映画女優、輝月ゆうまさん演じる迫力のプロデューサーなど……
娘役さんの演じる女性たちも、個性が際立っていて素晴らしかったです。
天紫珠李さんの聡明で美しく、なかなか夫を見捨てられない妻をはじめ、美渦せいかさんの情熱的でキュートな愛人、桃歌 雪さんの官能的で惹きつけられてしまうような力強い娼婦、花妃舞音さんと乃々れいあさんの神秘的で美声すぎるスパの聖母などなど……
そしてグイードの少年時代を演じる美海そらさんも、切ないくらいの純粋な少年らしさが全編を通じて印象的でした。
本当に、ここでは書ききれないほどに、全ての皆さんの個性と魅力がぴったりハマっていたように感じました!
エンディングは希望がある終わり方だと思っていいのか、あの時のあれそれはどう捉えたらいいのか…などぐるぐる考えたくなる…ところ、始まるフィナーレではしっかり宝塚らしいトキメキも浴びることができて、大満足すぎる公演でした。
一つの劇団を追っているだけで古今東西あらゆる演目に出会えることが宝塚の魅力の一つだなと思っているのですが、今回まさに底知れない宝塚の面白さを感じました。
残念ながら今回はDVD・Blu-rayの販売は無いとのことなので、配信では心して目に焼き付けようと思います……!!!
公演日程:2026年9月10日(木) ~ 9月27日(日)
CHICAGO THE MUSICAL – ブロードウェイミュージカル『シカゴ』30周年記念来日公演
📍 オリックス劇場
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『シカゴ』は、映画以外では10年ほど前に宝塚OGキャスト版を観て以来の観劇でした。カーテンコールでは写真撮影もOK! 有名曲の数々を本場のキャストで観られて、とても贅沢な時間でした。
今回はディスカウントチケットストア「TKTS」でS席当日引換券を購入して観劇してきたのですが、とてもお得なチケットだったので…
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引換席がどこになるのかドキドキだったのですが、私が行った回はとても運よく、1階席前方の中央ブロック!(同じチケットを購入して別日に観劇したスタッフは、同じ1階席ですが、もう少し後方の席だったそうです。座席がどこになるかは本当にそのときどきですね…!)
こんなにお得に、こんな良いお席で観劇できるなんて!と、自社サービスながら感動しました(笑)
「TKTS」公式サイト:https://tkts.tokyo/
【東京公演】東急シアターオーブ 8月19日(水)~8月30日(日)
【大阪公演】オリックス劇場 9月3日(木)~9月6日(日)
※公演期間終了