リリースまもない注目作が大西桃香＆ 渡辺みり愛で舞台化　舞台『トワツガイ』 “ツガイ”同士の尊い関係性を描く

　今年2月に配信開始となったスマートフォン向け新作ゲーム『トワツガイ』。“トリ”と呼ばれる少女たちが、唯一無二の“ツガイ”だけを心の支えにして異形の存在と戦うという健気で尊い物語だ。ゲームの配信前に舞台化が発表され、『ヨルハ』シリーズの舞台化（『少年ヨルハ』除く）でも知られる松多壱岱氏が脚本・演出を務める。“カラス”と“ハクチョウ”を演じるのは、大西桃香と渡辺みり愛。実際にゲームをプレイした感想を大西はこう語る。

大西「最近のアプリゲームって、もはやアニメの域ですよね。戦うシーンも多いので操作が難しいかと思いましたが、初心者の私でもやりやすかったです」

　バトルシーンも見所である本作。ハクチョウ役の渡辺は大型の武器を持って戦う。

渡辺「ハクチョウは大人しい性格なのに、大きな銃を持って戦うのがギャップ萌えだと思っています。どのキャラクターもバトルシーンがあるので、きちんと稽古をして、見応えのある作品に仕上げていきたいです」

　そして今作で何より注目ポイントになるのが“ツガイ”の関係性。カラスとハクチョウは“運命のツガイ”と言われる。以前共演した、舞台『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の稽古中、まさに運命的に今作の役どころを知ったという。

大西「『キミ戦』も相方役だったんですが、私はダブルキャストだったので、3人で1つのチーム感がありました。今回はシングルキャストとして、私だけの相方になるので、ちょっと照れてしまいますが、嬉しい気持ちです」

渡辺「ダブルキャストの良さも勿論ありますが、シングルキャストの強みとして、その人のお芝居だけに集中できるというのはあります。ハクチョウはカラスを守りたいという意志が強い女の子ですが、私にとっても桃ちゃんは本当に可愛くて守りたい女の子なので共鳴しています（笑）」

　原作のリリースまもない舞台化にプレッシャーを感じつつも、彼女ら自身も先の展開が楽しみな様子だ。

大西「台詞の一言一言を今後の伏線かもと深読みしながら読んでいます。今後のゲーム内での展開を予兆させるような作品になると思うので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです」

渡辺「キャラクタービジュアルで並ぶと迫力がありますよね。ゲームだけでは味わえない“ツガイ”の関係性を些細なやり取りからも感じてもらえるように、沢山試行錯誤していきますので、ぜひ観に来てください！」

（取材・文：通崎千穂　撮影：山本一人（平賀スクエア））

大西桃香さん
「全てに感謝したいです。今の自分が居るのはもちろん両親のおかげですし、今の自分の人生があるのも両親のおかげです。母や父が今の道に導いてくれたおかげでアイドルとして頑張ることが出来ています。私にとって日々頑張る原動力にもなってるので……。感謝するべきことは沢山あります！　なので少しでもお返しがしたいので日頃から感謝の気持ちを込めて実家にプレゼントを送ることが多いです。その度に沢山ありがとうという言葉をかけてくれるのもとっても嬉しいです」

渡辺みり愛さん
「家族に感謝したいことといえば、沢山あります。父・母・姉・兄。それだけではなく姉家族、いとこ、みんながみんなを、そして私を愛してくれているのが伝わるし、その愛をもらっているおかげで、いつかちゃんとお返ししたいという気持ちにさせてくれます。私が困っていたらすぐ助けに来てくれて、まるでドラマや映画に出てくるような素敵なお姉ちゃんお兄ちゃん。私をもの凄く心配して、私がやりたいことにどこまでも応援してくれてるお母さんお父さん。こんな素敵な家族に囲まれて私はとても幸せです！　日々、感謝の気持ちでいっぱいです」

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