道重さゆみが全力のパフォーマンスで贈る、圧巻のステージショー！　観客との心の距離も近いステージで味わう幸せな気持ち

道重さゆみのライフ・プロジェクト的公演の第5弾『SAYUMINGLANDOLL～未来～』。2022年春夏に上演され好評を博したショーのリニューアル公演が、10月に決定した。

　「今回、久しぶりに新しいストーリーをお届けすることができ、とても嬉しかったです。このステージに立っていると、『生きているな』と思えるんですよね」

　本シリーズは道重の歌とダンスを中心に、映像や視覚効果を駆使し物語を紡ぐ。第5弾は“アメリカ音楽史の旅”をテーマに、多彩なジャンルの音楽に挑戦する道重の姿を見ることができた。

　「セットリストのどの曲も大好きですが、一番好きなのは『サユミミライ』。作詞の大森靖子さんとお話をした時の私の言葉を歌詞に取り入れてくださるなど、“今の私”が反映された歌です。聴くたび、『私にはこんなにいい楽曲がある！』と心を励まされ、最強の味方ができた気持ちになります。『形而上的熱視線』はノリのいい楽曲で、ファンの方々も振り付けを覚えて一緒に踊ってくださるのでお気に入りです」

　楽曲に合わせてステージ衣装が変わるのも見どころ。キュートな装いからクールなスタイル、華やかなドレス姿まで早替えの連続で、観る者を飽きさせない。

　「今回の衣装はどれも天才的に可愛くて！　スタイリストさんに参考画像を色々見せて作っていただいたのですが、私のイメージを遥かに超える最高の仕上がりで、感謝です」

　また公演を支えているのが、ファンの存在だと道重は言う。

　「会場のコットンクラブはステージと客席の距離が近いのが魅力。皆さんの優しい笑顔が見えると、凄く嬉しくなるし安心します。ダンスの先生には『本番になると、本当に変わるよね』と言っていただくのですが、ファンの皆さんがいると、自分の持つパワーのさらに上に行ける気がして。皆さんがいて初めて、道重さゆみが成り立つんです」

　10月の公演で、上演200回を迎える本シリーズ。コットンクラブでパフォーマンスを行ったアーティストの中で最多だ。これを記念しイベントも企画中。

　「コットンクラブはソロ活動の原点で、今の活動の中心となっている大切な場所。そんな場所で200回も公演できていることをありがたく思います。新曲も加わるので、ぜひ遊びに来てください」

（取材・文：木下千寿 撮影：間野真由美　ヘアメイク：渡邉栄子　スタイリング：粟野多美子　衣装協力：31 Sons de mode）

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