
ダンサー・演出家の西島数博プロデュース『Love is All』は、“愛”をテーマに様々なジャンルで活躍するトップアーティストたちによる作品を発表し続けてきた。今回上演する『飛行士と王子の物語』は、スピンオフのような公演になると西島は話す。
「昨年上演した『Love is All』で、フランス文化を題材にした作品を上演しましたが、その中から『星の王子さま』のシーンを凝縮したかたちです」
誰もが知る『星の王子さま』の物語を、飛行士と王子を中心に描き直すという。
「フランス文学は、奥深い表現が多くて、一度読んだくらいでは、なかなか伝わりにくい。なので、みなさんにもっと物語を感じてもらおうと思い作りました。5年続けている『Love is All』は、“愛がすべて”というタイトルですが、愛とは何か?という言葉では伝えることができない、“目に見えない何かがそこにはある”ということで、続けてきました。それは『星の王子さま』のコンセプトにも通じるものです。この公演で、その部分をお伝えすることができるのではと思います」
キャストは『Love is All』でお馴染みの面々が揃った。飛行士役を西島が、王子役で朗読と歌をLE VELVETSの日野真一郎が務める。そして、バラ役を吉本真由美がバレエで、ヘビやキツネ役を木原浩太がダンスで表現。さらに川島ケイジが、幻人として歌でメッセージを伝える。
「前回は、僕が飛行士役でダンサーが王子役でしたが、今回は、日野さんが王子役になることで、全く違う演出になります。バラ役は、バレエの要素全開でいくように長い付き合いのある吉本さんにお願いしています。木原さんのダンステクニックには、大迫力がありますし、川島さんの幻人役は、今回の為のオリジナルです。幻の人ということで、この物語が教えてくれる“目に見えない部分が大事”ということを、歌を通して表現できたらと考えています。テーマソングになる部分など、作品のメッセージ性を取り入れて歌ってもらおうと思っています」
さらに舞台美術にも注目だ。
「舞台美術は、これまで何度かご一緒している南志保さんにお願いしています。この作品では、薔薇をモチーフにしたオブジェを登場させたいとお願いしました。それも含めて今回は、不思議なアトラクションに乗り込んだような、ドキドキワクワクが止まらないような空間演出にしたいと思っています」
(取材・文:渡部晋也 撮影:新林使乃武)

友達とのカラオケで、必ず歌う曲は?(歌ってみたいでもOK)
「昭和の80年代アイドル時期にカラオケを歌い始めたので、近藤真彦さん『スニーカーぶる~す』、田原俊彦さん『抱きしめてTONIGHT』をノリノリで歌います……(笑)。しっとり系だと、尾崎豊さん『太陽の破片』、ミスチル(Mr.Children)さん『君がいた夏』も大好きです!」
プロフィール

西島数博(にしじま・かずひろ)
宮崎県出身。3歳よりバレエを学び、フランスの国際コンクール第1位受賞後、パリを拠点にヨーロッパの舞台に多数出演。帰国後、スターダンサーズバレエ団にて世界を代表する振付家の作品に主演。サンフランシスコ国際フェスティバルや上海バレエ日中友好公演等、国際的にも活動。新国立劇場バレエ団や日本バレエ協会公演にも主演。テレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』出演から芸能界でも活躍。主演映画『るにん』がアメリカの映画祭でグランプリ受賞。ブロードウェイミュージカルや手塚治虫原作舞台など幅広いキャリアを持つ。現在は、様々なアーティストと共に多彩なコラボレーションを展開するマルチな表現者として活躍している。
公演情報
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西島数博プロデュース 『飛行士と王子の物語 ~ LOVE IS ALL 2026 ~』
日:2026年10月29日(木)~11月1日(日)
場:シアター・アルファ東京
料:11,000円(全席指定・税込)
HP:https://www.confetti-web.com/events/15934
問:エヌディプラス mail:loveisall.ndp@gmail.com
18名限定!11,000円 → 7,500円 +カンフェティポイント付き!
