念願だったフルオーケストラとの初共演が実現 大編成の豊かな生音に自分の声がどう重なるかを楽しみたい

 幅広いジャンルのアーティストが、オーケストラとともにステージに立つコンサート企画“billboard classics”に、数多くの傑作ミュージカルでメインキャストを務め、昨年は自身のコンサートツアーも成功させた飯田洋輔が登場。ずっと願っていたというフルオーケストラとの初共演が実現する。

 「生音の良さはもちろんのこと、大人数で奏でる音楽の熱さ、音圧を想像するだけでワクワクが止まりません。指揮をお願いした高井優希くんは藝大の同級生で、学生時代の公演を一緒に作った仲間でもあります。そこから時を経てお互いにいろんな場所で研鑽を積み、こういうかたちでまた共演できることを喜ばしく思っています」

 コンサートのタイトルは『billboard classics YOSUKE IIDA Premium Symphonic Concert -MAESTOSO-』。音楽用語で“堂々とした”を意味する“MAESTOSO(マエストーゾ)”は、飯田自身が選んだ言葉だという。

 「パフォーマンスをする上では、地に足をつけて堂々と表現することを常に心がけていますし、演じてきた役も、堂々と力強くというコンセプトのものが多い。そんなことを連想しながらタイトルを付けました。学生時代から心に残っている言葉でもあり、ここで使うことができ
たのはとても嬉しいです」

 当日は、飯田の輝かしい出演作から選ばれた『オペラ座の怪人』より「The Music of the Night」や、 『美女と野獣』より「愛せぬならば」といった代表的なレパートリーに加えて、飯田洋輔オリジナル曲の「I Choose」など、数々の曲が披露される。

 「今まで歌ってきたどの編成よりも大きな規模になると思うので、僕自身すごく楽しみです。特にシンプルな構成でお届けしていた楽曲は、オーケストラのダイナミックで豊かなサウンドがどう響くか、そこに自分の声がどう乗っていくかは本当に未知の世界。ミュージカルでの小編成のミニオーケストラを聴き慣れていらっしゃるお客さまも多いと思いますので、フルオーケストラの響きを存分に楽しんでいただける内容にしたいと考えています」

 東京と京都ではオーケストラが異なり、それぞれにゲストを迎えるのも見どころの1つ。

 「クラシックの曲をセットリストに入れることも考えていますし、ゲストの方とデュエットしたり、ソロも歌っていただいたりと、いろいろ計画しています。これまでの経験を活かしながら、自分のベストを更新するつもりで準備を進めていますので、皆さんもぜひ楽しみにしていてください」

(取材・文:西本 勲 撮影:石阪大輔)

プロフィール

飯田洋輔(いいだ・ようすけ)
福井県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科在学中の2004年に劇団四季へ入団し、20年にわたり在籍。初舞台以降、数々のミュージカル作品で主要キャストを務め、重厚感ある声と豊かな表現力で圧倒的な存在感を放った。2023年末の退団後にミュージカル『レ・ミゼラブル』主演 ジャン・バルジャン役を務め、『キャッツ』、『オペラ座の怪人』、『レ・ミゼラブル』の“ 世界3大ミュージカル”と称される作品すべてで主要役を演じた、世界でも数人と言われる俳優の1人として名を連ねた。現在は舞台を中心とした俳優活動の傍ら、音楽アーティストとしての活動の幅も広げ、2025年には初シングル「Departure Bell」をリリース。今般のオーケストラとのコンサートや、メディアへの出演など、幅広い分野で活動の幅を広げている。福井県「ふくいブランド大使」および「越前ふるさと大使」としても活躍中。

公演情報

billboard classics YOSUKE IIDA Premium Symphonic Concert -MAESTOSO-

日:2026年8月8日(土)18:00開演(17:00開場)
場:京都コンサートホール 大ホール
料:S席15,000円[完売]
  A席13,000円 B席11,000円
  (全席指定・税込)
HP:https://billboard-cc.com/yosukeiida2026
問:サンライズプロモーション
  tel.0570-00-3337

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