大人気の女学園コメディ舞台がファン待望の再上演　RAVE☆塾、記念すべき20作品目で憧れの“芸劇”進出

　女学園コメディ舞台プロジェクト RAVE☆塾による『またかえってきた姫様スターダスト』、通称“また姫”が東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。大浜直樹の脚本を2チーム制で上演するが、Aチームは古屋太朗が、Bチームは小澤真悟が演出するため、単なるWキャストというわけではなく、チームごとに“色”が出やすいのが本作の特徴だ。RAVE☆塾常連の小日向ななせ、佐藤妃星はAチームに出演する

佐藤「スクールカースト上位の女子たちがパラレルワールドに飛ばされ、カーストの最底辺にいる自分たちの姿を見ることになるというストーリーで、私と小日向さんは全く性格が異なる同一人物を演じることになります。私は2度目の“姫スタ”出演ですが、今回は物語の肝となる役どころをいただけて、いつも以上に気合十分です。新たなキャラクターも増えてパワーアップしているので、以前ご覧になった方にもぜひまたお越しいただけたらと思います」

小日向「2022年からRAVE☆塾に出演させていただき、コロナ禍の煽りを受けながらもここまで公演を続けてきたスタッフさんたちをずっと見てきました。東京芸術劇場で公演をすることは1年以上前から掲げてきたRAVE☆塾の夢で、この節目となるタイミングで主演に選んでいただけたことがすごく嬉しいです。両チームともぜひ観ていただきたいです」

　一方、Bチームの座長は初出演となる藤田奈那。そして今年からレギュラーメンバーになりつつある長南舞も出演する。

長南「RAVE ☆塾に出演してみたい！と思ったきっかけが、この“姫スタ”でした。なので、今回出演できることがすごく嬉しいですし、さらに劇場が“芸劇”ということで、光栄だなと思います。ガールズ演劇の現場って本当に女子校みたいな雰囲気で……。作品をより良くするための提案が飛び交って、日々向上していくのが分かるので、その成果が舞台上にもきっと表れると思います」

藤田「これまでガールズ演劇には馴染みがなかったのですが、大浜さんの脚本が好きなので楽しみにしていました。脚本を読む限り、キャラクターの解釈に無限の可能性があって、正反対の方向性で創り上げたとしても成立するんじゃないかと思うくらいです。これまでの作品を築き上げてきたスタッフ、キャスト、ファンの皆様が大切にしているRAVE☆塾の良さを大切にしながら、新しい魅力を引き出せるように、チームワークを深めながら頑張ります」

（取材・文：通崎千穂　撮影：平賀正明）

小日向ななせさん
「わたしの学生時代の好きな給食は、ワンタンスープとソフト麺です。ペラペラのワンタンが大好きでワンタンが多く入ってると嬉しい気持ちになってました。ソフト麺はミートソースと絡めると最高です。牛乳は苦手でしたが、ミルメークがあると全部飲めました。デザートは七夕ゼリーが大好きです。思い出しながら懐かしい気持ちになりました。また食べたいです」

藤田奈那さん
「私が好きだった給食のメニューは、フルーツポンチです。子どもの頃は好き嫌いが多く食べられるものが少なかったので、私にとって給食の時間は色々な食べ物に頑張って挑戦する時間でした。そんな中でも甘いものやフルーツは大好きだったので、フルーツポンチが出た日はとても嬉しかったことを覚えています」

佐藤妃星さん
「ABCスープと、きなこ揚げパンが好きでした！　ABCスープはメニューに出た事がある人とない人が居たりして、大人になってから思い出話で盛り上がったりしました！　小学生の頃、給食が苦手で、昼休みまで残って食べたりしてたのですが、きなこ揚げパンが出た時は、クラスの子がお休みで余っているきなこ揚げパンをかけてジャンケンに参加したりしました（笑）。それくらい好きだったので、大人になった今も食べたいな～と思うことがあります！」

長南 舞さん
「味噌ラーメンが大好きでした！　北海道ならではなんですかね？　具沢山の味噌スープにソフト麺を入れて食べる味噌ラーメンが大好きで、よくおかわりしてました！　放送局長で、給食を放送室で食べていたので、よく先生が入ってきて『職員室で残ってる給食、食べないかい？』って聞いてくれて、沢山食べてました！」

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