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漫画に声優が声を当てた人気コンテンツ「ボイスコミック」をステージで楽しむ新感覚ライブ作品の第2弾が決定。舞台は「ボイスコミック」のアフレコ現場。観客は新人スタッフとして、現場の緊張感を楽しみつつ作品を一緒に作り上げる。出演する蒼井翔太と立花慎之介に話を聞いた。
蒼井「朗読劇とは違いアフレコ現場を再現します。普段スタッフは僕たちの後ろにいらっしゃいますが、この公演では目の前にお客さま。スタジオのお仕事としての緊張感を味わえそうでワクワクしています」
立花「普段通りにすると問題があって。僕はスタジオに全裸で行くんですけど(一同爆笑)。今回は服を着なくちゃいけないから大変なんです。この公演は原作に声を当てる面白さを肌で感じ、声のお芝居を堪能できると思うので、僕も楽しみです」
本公演は“心温まるゆるキュンファンタジー”で人気の幸村アルト原作『ピチカートの眠る森』を、複数の声優たちで立ち上げる。美しい絵と優しい世界観が魅力の作品だ。
立花「繊細な描写が多く、柔らかい雰囲気を作品全体から感じます。物語も不思議なキャラたちが沢山出てきて、とても絵本チック。セリフがなくても絵だけでも面白い。絵としての魅力もある作品ですよね」
蒼井は主人公・エミリーと共に暮らすシュラを演じる。
蒼井「エミリーとの出会いはとてもインパクトがありますね。出会いからお互いの距離が縮まっていくスピード感、2人のあたふたした仕草にドキドキします。彼は謎が多く掴みどころがないキャラですが、優しさや愛のあたたかさを持っているので、その部分を全力で演じられたら。僕も愛をテーマに生きているので、そんなシュラと共演の皆さまと一緒に作品を仕上げたいです」
立花は2人が暮らす別荘に棲むハリネズミの妖精・エリソンを演じる。妖精役は挑戦だと言う。
立花「実は声質を変えずにお芝居だけでキャラクターを表現することを重要視していて。声質を変える芝居を20年間封印してきたんです。それがようやく形になり声質を変える挑戦をしようと思っていたところ、昨年、羊に似た生物に出会い、そしてエリソンにも巡り会えました。面白みと深みのあるエリソンを僕なりに作ろうと思っています」
蒼井「日頃生きている世界とちょっと切り離された世界観、魔法のような時間を皆さまと一緒に共有したいです。幸せな気分になれるように、最後まで心を込めて演じさせていただきます。楽しみに待っていてください」
(取材・文:谷中理音 撮影:間野真由美)


蒼井翔太さん
「ラッコの飼育員さんです! 今すごくラッコの可愛さにハマっています! 鳥羽水族館にいる、キラちゃんとメイちゃんの飼育員になって、コミュニケーションを沢山とってみたいです! 本当に可愛い!」
立花慎之介さん
「イヌワシですかねぇ。まぁ大型の猛禽類ならなんでも良かったりします。風を自分の身体で感じてコントロールし、超高高度の大空を悠々自適に飛び回りたいです。飛行機やロケットは鳥よりも高く飛べますが、人間が羽ばたいて飛べてるわけではないので、自分の力で飛び回りたいです。あと何故猛禽類なのかというと、弱肉強食のヒエラルキーにおいて頂点に位置するからです。1日限定の変身とはいえ変身中に捕食されたり死んだりする可能性があるわけじゃないですか。そうすると元の人間には戻れないので、戻れる可能性が高い猛禽類という選択肢になりました」
プロフィール

蒼井翔太(あおい・しょうた)
8月11日生まれ、福井県出身。声優・俳優・アーティスト・ラジオパーソナリティなど、幅広く活躍。主な出演に、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ 美風藍役、『プリンセスコネクト!Re:Dive』シリーズ 覇瞳皇帝役、『KING OF PRISM』シリーズ 如月ルヰ役、アニメ『ファンタシースターオンライン2』橘イツキ役、映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』かばちゃん役、SHOW×MUSICAL『ドリームハイ』ソン・サムドン役など。インターネットラジオステーション<音泉>にて「福山蒼井」レギュラー出演中。

立花慎之介(たちばな・しんのすけ)
4月26日生まれ、岐阜県出身。声優・歌手・ラジオパーソナリティ・作家など、活動は多岐にわたる。近年は事務所CEOとして新しいことにも挑戦中。主な出演に、『魔法使いの約束』シリーズ シャイロック役、アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』メエメエ役、『ブルーロック』時光青志役、『マッシュル-MASHLE-』クロード・ルッチ役など。
公演情報

ボイスコミックライブ『ピチカートの眠る森』
日:2025年6月6日(金)・7日(土)
場:シアター1010
料:パンフレット付10,000円
特典なし9,000円(全席指定・税込)
HP:https://voicecomic-live.com/performance-c.html
問:上記HPよりお問い合わせください