30-DELUX×UNiFY『SHAKES2024』のアンコール公演が決定　互いに影響を与え合い、化学変化が顕著に表れる作品に

　30-DELUXとボーイズグループUNiFYとの強力タッグで話題の舞台『SHAKES2024』が好評につきアンコール公演決定！　劇団の代表作を殺陣とレビューショーで大幅にリアレンジした本作が、再び東京で大暴れする。UNiFYの石橋弘毅、30-DELUXの髙木俊輔と竹之内景樹は、充実した稽古と本番を経て、大きな手応えを感じているという。気合いに満ちた彼らに自身の見どころと互いの推しポイントを訊ねると。

石橋「何度も観てほしいシーンは、僕が演じる江口と妹のメイが出ているところ全部かな。初めて見た時は驚きましたし、知った上で観たらさらに面白いと思います。そこに匠役の髙木くんが入った3人のシーンは格別です！　マルチキャストの醍醐味としては、福井巴也と僕の時と全然江口の雰囲気が違ってとても好きです」

髙木「凄くこだわっているのは、劇団シェイクスのシーンと、殺陣をやりながら思いをぶつけ合うところ。ガンガン殴り合っているイメージで殺陣をつけています。さらに匠の抱える想いを知ってから観ると違う見え方になると思うので注目してもらえたら。そして竹之内さんの見どころはパワー！　今回、舞台監督役・英樹役・ユタカ役と3役演じていますが、どれも面白くて。特に英樹の癖が凄い。3役ともパワー全開のカオスさを楽しんでください」

竹之内「あははは！　英樹は名古屋公演Aチームが最後かな。メインのユタカで言うと、“ら行”が言えるシーンが見どころです。彼は自分が“ら行”が言えてないことを知り、終盤に克服するのですが、くだらないことに本気になって盛り上がる（笑）。ぜひ注目してほしいです。そしてばしこ（石橋）の好きなシーンですが、彼の独特な返しが好きで。普通ツッコミって『なんでやねん』みたいに来るところ、感覚で言うと下からなぞるようにしてくるんですよ（一同笑）。これは劇場で確認してください。歴代の江口役の中では一番繊細な印象。江口を演じてくれて嬉しいです」

石橋「ありがとうございます。Wキャストはとてもやりがいがあって、演出や照明としては立ち位置は同じがいいのですが、お客さまに楽しんでもらいたい気持ちとチームらしさを考え、立ち位置全部を変えたいと演出の山本タクさんに相談しました。福井とは声質も異なりますし、それぞれの違いを観てほしいです。そして伝説のように振り返ってもらえる作品になったら」

髙木「それぞれチームの特性があり何度でも楽しめます。自分の推しポイントを探してほしいです。お待ちしております」

（取材・文：谷中理音　撮影：平賀正明）

≪お詫びと訂正≫
カンフェティ7月号（7ページ 目次）
30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024～それは夢、だが人生という永劫の物語』
表紙の撮影担当者名に誤りがございました。
正しくは、平賀正明さんとなります。
読者および関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びし、ここに訂正いたします。

石橋弘毅さん
「“お店の扉にダマサれた!!”　僕は埼玉県の田舎出身なんですけど、地元の友達も仕事で東京に出てくるようになってきて。みんなで集まってご飯でも行こうかとお店を予約したんです。そこが東京っぽい小洒落たお店で……。いざ集合してお店に着いた時に誰も入口がわからなかったんです（笑）。最近流行り（？）の入口が壁に擬態化しているような扉で。仕事終わりの友達が途中合流する度に、『お店の前まで来ているんだけど、どうやって入るの!?』と連絡がきて、その都度迎えに行くみたいな。『俺たちには地元の焼き鳥屋がお似合いだね』って、いい思い出になりました（笑）。ただ、ご飯はめちゃくちゃ美味しかったです……！　日本の首都・東京、まだまだ計り知れない……！」

髙木俊輔さん
「友達と車で旅行に行った時、初めての土地なのでナビを頼りに進んで入り込んだ路地に入った時、危うく一方通行のところに入れられそうになり、ダマサれた!!って思いました」

竹之内景樹さん
「今回の舞台の共演者のRAY君が“かなり”ハーフ顔なのですが、海外の血がまったく入っていない純日本人だったことです」

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