「ライブパートはキャスト・観客の垣根を越えて一緒に楽しめたら」　昭和の人気キャラたちが紡ぐ新たな物語と音楽に期待大 │ シアターウェブマガジン［カンフェティ］

　1980年代にブームになった「なめ猫」を題材にした舞台の第2弾が、脚本・村上純（しずる）、演出・村田充、音楽・手島いさむのタッグで上演される。第1弾に引き続き出演する中山優貴、鷲尾修斗、蔵田尚樹にインタビューを行った。

中山「普段、2.5次元舞台というと原作があるけど、この作品は写真集だけ渡されました（笑）。前回いろいろな発見があったので、今回はさらに深められるのかなと。新メンバーも個性が強そうで楽しみです」

　中山は茶白猫の室川恭弥、鷲尾は黒猫の袋井美貴、蔵田はキジトラ猫の野間克人を演じる。ライブパートも大きな見どころだ。

蔵田「前回はテンションが高い回し役でした。今回も『元気いっぱいでかわいい！』と思ってもらえるように頑張りたいです。舞台に興味がなくても手島さんの曲を楽しみに来てほしいくらい、曲が良い。今回は僕も歌えるかもと、期待を持って稽古に臨みたいです」

鷲尾「美貴はみんなのことを考えている平和主義者。曲が本当に素敵なので、今回も楽しみ。お客さまにも猫じゃらしのペンライトを振って楽しんでもらえたら嬉しいです」

中山「前回は2チームの対比を考えて演じました。今回も話し合いながら各々のキャラが立つように作っていくと思います。作品に合う楽曲を手島さんが作ってくれるのも贅沢ですよね。ライブパートはみんなで盛り上がれたら最高だと思います」

　本作は80年代と現代がミックスしたオリジナルストーリー。好きな昭和ワードを聞いてみると、3人は期待以上に盛り上がってくれた。

鷲尾「経験していないのに懐かしいイメージがあるよね」

中山「ある。言葉は死語が多い気がするけど」

鷲尾「レイコー（アイスコーヒー）とか、今使ったら逆におしゃれかもよ」

蔵田「ファッションとかも一周してますもんね」

　3人とも、誰もが楽しめる作品になるはずだと自信を見せる。

蔵田「前回以上に猫同士のドラマがありそう。笑えて深くて音楽も楽しめる盛り沢山な舞台をぜひ観に来てください」

鷲尾「新キャストも加わり、充さんの演出で新たな世界が見えると思う。和気藹々と楽しみたいです。この作品をきっかけに昭和文化に触れてもらうのもいいと思います」

中山「ビジュアルは猫だけど、ちゃんとお芝居もしているしライブもある。観た後に『これ知ってる？』と家族で話せるような、楽しい舞台にしたいです」

（取材・文：吉田沙奈　撮影：立川賢一）

五月病を乗り切れる!?かもしれない、生活の時短術を教えてください！

中山優貴さん
「モバイルオーダー！　最近よく使うようになりました！　現場に行く前にカフェによってコーヒーなどのドリンクを買ってから行こうと思う時、たくさん並んでいるとそれを見越していつもより早めにいかないといけないですが、モバイルオーダーを始めてから移動中に予約して着いた頃には受け取れるようにしたらストレスなく、スムーズに購入もできるので、時短だし、気持ちいいのでオススメです!!」

鷲尾修斗さん
「自分の生活時短術ってほどの事は特にしてないんですが、本当に起きなきゃいけない日の前日は、次の日の洋服とか全部用意して、アラームの音をピタゴラスイッチにして曲の最後のピタゴラスイッチのタイミングまでに全部の洋服を着るっていう事をしてゲームみたいな感じにして起きれるようにしてます！　なんでとかは聞かないで下さい（笑）」

蔵田尚樹さん
「最近、湯船に浸かる時間とお肌のスキンケアの時間って意外と時間かかるしもったいないなぁと思ってて辿り着いた僕なりの時短術を今回初公開しようと思います。まず、湯船にCICA配合の入浴剤を入れます、これにより身体のスキンケアができます。そして湯船に浸かってる間にパックをします、これにより顔のスキンケアも出来てしまうんですよね。湯船で身体の疲れも取れますし、これは完璧な時短術なのではと思います」

プロフィール

中山優貴（なかやま・ゆうき）
千葉県出身。第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリスト、GREE賞授賞。SOLIDEMO のメンバーとして第56回日本レコード大賞新人賞受賞。主な出演に、舞台『おそ松さん on STAGE ～ SIX MEN’SSHOW TIME』シリーズ、ステージ『エロイカより愛をこめて』、2.5次元ダンスライブ S.Q.S Episode 9 など。

鷲尾修斗（わしお・しゅうと）
東京都出身。2013年、ミュージカル『忍たま乱太郎』中在家長次役の好演で注目を集める。原作物からオリジナル作品まで、ジャンルの枠を超え幅広い役どころを演じている。主な出演に、2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ、舞台『47男子』、音楽劇『Zip&Candy』など。