『FINAL FANTASY』シリーズ初のストレートプレイ舞台　親子や仲間との絆を壮大な世界観で描く

　『FINAL FANTASY』シリーズの1つ、『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』と世界観を共有するタクティカルRPG『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争』。累計ダウンロード数2400万を超える大人気タイトルの初のストレートプレイによる舞台化が実現。列強に囲まれたリオニスという小国を舞台に、王国を守る戦い、親子・仲間との絆を圧巻のステージで届ける。

　主人公のリオニスの若き王子・モントを演じるのは、本作が初主演となる「M!LK」の吉田仁人。モントの双子の王子・シュテルを「原因は自分にある。」の武藤潤、大国ホルンの王女・マシュリーを「NMB48」の川上千尋が演じる。

　川上は、「『FINAL FANTASY』という名前を見た瞬間に『出ます！』と二つ返事で答えました。もちろんプレッシャーもありますが、ゲームファンの方にも納得していただけるようなマシュリーを演じたいです」とオファーを受けた時の心境を語ってくれた。
　
演じるマシュリーは、憧れの女性そのものだと彼女は言う。

　「女王さまということもあり、凛としていて、めちゃくちゃ強い。常に国のことを想い、国のために行動する姿は、凄く格好いい。でも、特定の人にだけは弱みを見せますし、人間味もあって可愛らしい人でもあります。今回、そんなマシュリーの生き様も描かれています。マシュリーを演じることで、彼女のように人のために行動できる強さを学べたらいいなと思います」

　モントとシュテルの兄弟の確執や愛に焦点を当てた物語が展開される本作だが、一方で、殺陣と魔法を使った迫力ある戦いもこの作品の見どころだ。

　「マシュリーは杖を持ったキャラクターで、劇中で呪文を唱える場面も出てきますが、それをどう表現するのか、今、凄く楽しみにしています」

　吉田、武藤とは初共演だという。

　「吉田さんは明るくて爽やかでフレンドリー、武藤さんはクールなのに少年らしい一面もある方なのかなと勝手に想像しています。そのほかにも大ベテランの先輩方や芸人さんなど、初めての方がたくさんいるので、稽古ではいつもより目を見開いて、たくさんのことを学ばせていただこうと思っています。この作品が自分の中の1つのターニングポイントになれば嬉しいです」

（取材・文：嶋田真己　撮影：友澤綾乃）

「おすすめの場所は、難波駅の近くにある昔ながらの喫茶店・喫茶若松です。店内もメニューもレトロな雰囲気なので、人が多い関西では珍しく非日常を味わえるなと思い、1人でよく行きます。店員さんのコテコテの関西弁も関西人ながら驚くほどなので関西を味わえるという点でもおすすめの場所です！」

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