吸血鬼と狼男、忌み嫌い合う種族同士の許されぬ恋 血の定めや因縁を超え、愛を知って成長する姿を見せたい

吸血鬼と狼男、忌み嫌い合う種族同士の許されぬ恋 血の定めや因縁を超え、愛を知って成長する姿を見せたい

 ダークファンタジーを基調とした独自の世界観とテーマパークのような芝居作りをモットーとする「わたあめ工場」。音楽劇『Vamp up』では、種族の異なる2人の恋物語が描かれる。互いを認めず、否定し合い100年以上争い続け、決して交わることを許されない2つの種族。ある夜、ヴァンパイアの少女とライカン(狼男)の青年が恋に落ち……。ヴァンパイアの少女・エリザベートを演じる平松可奈子は、「あらすじを読んだ時から胸のトキメキが止まりませんでした」と話す。

 「小さい頃から乙女ゲームや漫画、アニメが大好きで、ヴァンパイアを題材にした作品も大好物。今回演じるエリザベートは、美しい白髪にエッジの効いたメイク、ゴシックドールな世界観と、ビジュアルからしっかり作り込まれていて、わたあめ工場さんのこだわりに光の速さで大信頼を寄せました。エリザベートはミステリアスな雰囲気を持ちつつも心に純粋な部分を持っています。強く美しいビジュア
ルに反した、繊細なお芝居ができたらいいなと思っています」

 そんな彼女と出会うライカン族の青年・ルーヴェンを演じるのは、つかこうへい作品から2.5次元作品まで幅広く活躍する土井一海。

 「年上の方が相手役になることが珍しいので、最初はとても緊張しました。でもルーヴェンに似て、物静かだけど優しさ、温かさを感じる方です。土井さんとペアでビジュアル撮影をした時は、作・演出の小野寺真美さんから『エリザベートならこうする!』という意見をいただき、自分の中で彼女がより明確になっていくのを感じました」

 稽古前から役柄への思いを深めていった平松。さらに言葉を続ける。

 「孤独や繊細な一面を丁寧に演じるのはもちろんですが、それでもヴァンパイアの血を持つ者。強いのか、脆いのか。愛を知ってどう変化していくのか。そんなエリザベートの成長を、表情や仕草一つから感じてもらえればと思います。また音楽劇ということで、美しい旋律だけでは表しきれない歌と台詞の狭間を表現できたらと思います」

 最後に、公演に向けてのメッセージをもらった。

 「2023年も残り僅かとなりました。皆さまに今年最後の観劇に選んでいただけたら嬉しいです。私自身、2023年最後の舞台になりますので、良い1年だったと話せるように全身全霊をかけて挑みたいと思います。クリスマスも近いので、わたあめ工場さんと『Vamp up』の世界へ皆さまをどっぷり沼らせ
られたら……! 劇場でお待ちしています」

(取材・文:西本 勲)

プロフィール

平松可奈子(ひらまつ・かなこ)
1991年生まれ、愛知県出身。2008年、SKE48へ加入し、2013年に卒業。2014年、『グッバイ・ジョーカー』で初舞台を踏み、俳優としてのキャリアをスタート。劇団ToyLateLieの諸作品や、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第9幕『しあわせあわせ』、『ティアムーン帝国物語 THE STAGE』など、数多くの作品に出演。さらに、アイドルの衣装デザインや、アパレルブランド「Chouette latte(シュエットラテ)」のディレクションを務めるなど、幅広く活動中。

公演情報

わたあめ工場 第19回本公演『Vamp up(ヴァンプ アップ)』

日:2023年11月30日(木)~12月3日(日) 
場:CBGKシブゲキ!!
料:S席6,500円 A席5,500円 B席4,000円
  ※他、ペア割あり。詳細は公演HPにて
  (全席指定・税込)
HP:https://twitter.com/wataamekojoh
問:合同会社W.kojoh 
  mail:contact@wkojoh.co.jp

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