黒木瞳、舞台初演出! 謎解きヒューマンエンターテインメント いまだからこそ信じたい、人のやさしさと、ライブの力

黒木瞳、舞台初演出! 謎解きヒューマンエンターテインメント いまだからこそ信じたい、人のやさしさと、ライブの力

 黒木瞳が『甘くない話~ノン・ドサージュ~』で舞台初演出を手がける。一人の女性の事故死から始まる本作は、黒木曰く「今まで観たことのない、謎解きヒューマンエンターテインメント」とのこと。
 一体どんな舞台になるのか、好奇心がかきたてられる。これまでも、長編映画の監督や、ショーの演出を手がけている黒木だが、舞台の演出は今回が初めてだという。

 「『すばらしい劇場が取れたので、演出をやらないか』と声をかけていただいたのがきっかけです。そこで何か面白いものができないかと考えたとき、人は本当はとてもやさしい存在であること、そして人はもっと人に頼ってもいいということをテーマにした、ヒューマンエンターテインメントに思いが至りました」

 『ノン・ドサージュ』というサブタイトルは、黒木が愛飲しているノン・ドサージュ(=砂糖が入っていない)のシャンパーニュから取っている。

 「ノン・ドサージュのシャンパーニュは、甘くはありませんが、ぶどう本来の甘さは残っています。今回の芝居も、決して甘くはないストーリーのなかに、エッセンスとして、人情味などを盛り込めたらいいなと考えました」

 キャストに関しては、過去に共演し、黒木が監督として携わった作品への参加経験もある村井良大、黒木の後輩にあたる元宝塚歌劇団花組トップ娘役の蘭乃はなをはじめ「キャスティングだけでも楽しんでいただけるのでは」と太鼓判を押す顔触れ。
 また、「謎解きではあるけれど絶対に笑ってほしい」という黒木の思いから、振付はラッキィ池田が担当するなど、キャスト・スタッフ共に、演出家・黒木瞳が絶大なる信頼をおくメンバーが揃った。

 「私自身、これまで映画や舞台からたくさんの元気や勇気をもらってきました。エンターテインメントは、観た方に何かを感じていただくのが役目。特に、ライブの舞台はお客様が入ることで稽古場では出ない熱量が発生します。こんな時期だからこそ、“世の中捨てたものじゃない”と前向きな気持ちになっていただき、支えあうことの大切さを感じていただけたら、と思います。
 初日の幕が開かないこともある、そんな世の中になってしまいましたが、私はライブの力を信じています。スタッフ一同、心を込めて、自信を持ってみなさまにお届けできるように準備を進めています。どうぞ楽しみにしていてください」

(文:前田有貴)

プロフィール

黒木 瞳(くろき・ひとみ)
福岡県出身。宝塚歌劇団退団後、1997年日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝くなど、映画・ドラマ・舞台など多方面で活躍。映画監督作品に『嫌な女』(2016年/松竹)、『わかれうた』(2017年/ネスレシアター)、『十二単衣を着た悪魔』(2020 年/キノフィルムズ)。2019年6月に『蘭このみSpecial Show Unamor en Mallorca ~スペイン“マジョルカ島”での愛の物語~』、『Hitomi Kuroki ~ハート・ハート~』やチャリティー公演にて構成・演出を担うなど、近年、演出面でも躍進中。

公演情報

『甘くない話~ノン・ドサージュ~』

日:2021年11月3日(水・祝)~7日(日)
場:日経ホール ※他、大阪公演あり
料:10,000円(全席指定・税込)
HP:http://www.zen-a.co.jp/amakunai/
問:Zen-A(ゼンエイ)
  tel.03-3538-2300(平日11:00~19:00)

※カンフェティ特別チケットは10/20発売予定

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