お待たせしました! 夏のUDA☆MAP、1年ぶりのリベンジ公演! 大正の袴女子が謎のスポーツでガチバトル! 目指すは五輪!?

お待たせしました! 夏のUDA☆MAP、1年ぶりのリベンジ公演! 大正の袴女子が謎のスポーツでガチバトル! 目指すは五輪!?

 プロデューサー宇田川美樹を中心に、旬で個性豊かな女優陣が全力投球でグズグズコメディをお届けする企画ユニット、「UDA☆MAP」。コロナ禍により公演中止となった昨夏の公演が約1年間の充電を経てリベンジを果たす。
 時は大正。袴女子が闊歩する新時代に競技人口ゼロの幻のスポーツが蘇った! その名も「スカッピー」。デモクラシーな大正時代を生きる弱小貧乏袴女子高校生達が、謎のスポーツでオリンピックを目指す「袴女子×スポ根×グズグズコメディ」は2022年の夏をさらに熱くすること間違いなし。脚本の松本陽一と物語の鍵を握る“銅像”役の宇田川美樹、そしてUDA☆MAPは3作目の出演となる主演の若林倫香に見どころを聞いた。

稽古よりも“スカッピー”の練習がメイン!?

―――コロナ禍により公演中止となった作品ですが、袴女子とスポ根とグズグズコメディをかけ合わせたそうですね。

松本「僕もそこそこ無茶なこと言いますが、この作品はかなり大変ですよ(笑)UDA☆MAPでスポーツものは初めてで、2021年がオリンピックイヤーだったので、それにちなんで大正時代の袴女子がオリンピックを目指すという設定を考えました。
 UDA☆MAPは色んな要素を掛け算したいというコンセプトが宇田川さんの中にあって、袴女子に何をかけ合わせるかとなった時にスポーツが思いつきました。でもただ当時あった実在のスポーツでは面白くないので、架空のスポーツをつくってやろうとなり、“スカッピー”が誕生しました。簡単に言うと、ポートボールが土台になって、カバディと格闘技を混ぜた感じで、舞台で観た時に面白いと思うように設定やルールを考えました。
 その上でイラスト化して稽古をしながら模擬試合をして作り込んでいったので、最初は芝居の稽古よりもスカッピーの練習が多かったですよ。スポーツとしても熱いですが、そこにスローモーションなどの舞台ならではの表現も加わるので新しいスポーツ観戦をしている感覚になると思います」

宇田川「作中に登場する“スカッピー”という架空のスポーツは、きちんと競技性も考えてあり、紙風船のボールをなぎなたで打ち合って、ルールも決まっています。試合では全部、1つ1つのプレーに段取りが決めてあるのでかなりエグイですよ(笑)だから、みんなが段取りを覚えているか心配……」

若林「ホントに稽古ではめちゃくちゃ大変でしたよね! 舞台なのでお芝居を意識しながらも、スポーツを本気でやらないといけない。ボールを使うので、不確定要素が1つ増えるんですよ」

宇田川「そういえば、一度ボールが客席にコースアウトしたときに、誰かが『(まだボールは)生きてる! 生きてる!』とアドリブを入れてプレーを続けたことがあったよね。間違えた動きを修正するために敵チームなんだけど、ディフェンスのふりして正しいポジションに押してあげたりして、みんなで助け合ってたよね」

若林「ありました! 殺陣ともダンスとも違うこんなに色んなことを考えながら芝居をする経験はとても新鮮でした。それ以上に真夏の公演で、自分の体力不足を痛感したので、今年はそこをカバーできるように、今から体力作りを始めています」

ただいるだけでは埋もれてしまうUDA☆MAP

―――若手女優達が本気で笑いを取りに行く姿勢がUDA☆MAPの特色ですが、若林さんも意識するところはありますか?

若林「UDA☆MAPさんは“キャラバトル”と言われているぐらい、皆さん色んなアイデアを持って稽古場にいらっしゃるので、ただいるだけでは埋もれてしまうんですよ。それぐらい皆さん本気なので、自分もトップを取りにいくぐらいの気持ちで臨まないと。それまで私の中では『芝居はこうでなければ』という固定観念があったのですが、UDA☆MAPさんはそこを楽々超えていく世界なんですね。何でも許されるというか、リミッターを外すぐらいの熱量が求められるんです。
 最初は苦労しましたが、すごく刺激になりますし、公演の度に表現の引き出しが増えていってる実感があります。今回さらに若い子も入ってくるので、これまでの経験を全面に出して『さすがUDA☆MAPの主演』と言われるように全力投球したいです!」

―――読者にメッセージをお願いします。

宇田川「若手女優の登竜門的な要素もあるUDA☆MAPですが、スケジュール上、去年と同じキャスティングができませんでした。でも新しく入ってきた子が新しい世界を創り出してくれると期待しています。去年、あれだけ準備してきたのに千秋楽を迎えられなかった悔しさがみんなの中にあるので、なんとか今年はアクシデントなく、最後はみんな笑顔で終わりたいですね。
 是非、多くの方にキャストが全力で舞台を走り回る様子を生で観てもらいたいです」

松本「去年は2回公演だけの不完全燃焼だったので、今年は『あのハードな夏が帰ってくる!』というキャッチコピーが付けられるような公演にしたいですね。全力でふざけるという6番シードでも出来ない舞台がこのUDA☆MAPだと思っているので、そのお祭りのような熱量を僕も楽しみにしています」

若林「去年の中止が決まった時は本当に悔しかったので、今年は千秋楽の紙吹雪をお客さん含めてみんなで浴びてゴールを実感したいです! まばたきする暇も与えないぐらい、全てが見どころの舞台ですので、是非多くの方に観て頂きたいです。劇場でお待ちしています!」

(取材・文&撮影:小笠原大介)

プロフィール

若林倫香(わかばやし・ともか)
1996年4月23日生まれ。愛知県出身。SKE48チームKⅡで活動後、2012年7月に卒業。2015年6月、アリスインプロジェクト『アリスインデッドリースクール オルタナティブ・NAGOYA』で舞台初出演&初主演。2019年4月より声優、俳優として芸能活動を本格的に開始。近年の主な出演舞台に、UDA☆MAP Vol.9 10周年記念公演『新宿☆アタッカーズ Season3〜孤島の洋館殺人事件〜』夢或(むあ)役、カガミ想馬プロデュース『イリクラ ~Iridescent Clouds~ 2020-2021』ピンク役などがある。

宇田川美樹(うだがわ・みき)
1975年3月4日生まれ。東京都出身。1997年、劇団6番シードに入団。同年、『MUKAIYAMAザ・トラブル増すターズ』でデビュー。年齢性別関係なく圧倒的存在感で演じる看板女優。舞台出演作品は50作品を超え、自身が主催する演劇ユニット「UDA☆MAP」ではプロデューサーとしても活躍。

松本陽一(まつもと・よういち)
1974年9月18日生まれ。広島県出身。脚本家、演出家、劇作家。劇団6番シード代表。スピード感あふれるノンストップコメディを中心に、これまで50作品以上の脚本・演出を担当。映画『Deep logic』、『夜明けの記憶』、『パニック4rooms』などの映像作品の脚本のほか、数多くの演劇ワークショップを開催。舞台『独房のルージュ』で池袋演劇祭 豊島区長賞受賞。

公演情報

UDA☆MAP
『袴DE ☆アンビシャス! 2022』

日:2022年7月13日(水)~18日(月・祝)
場:シアターグリーン BIG TREE THEATER
料:公式HPでご確認下さい。
HP:http://bewoodlive.com/
問:BE WOOD LIVE Ltd. 
  mail:mail@bewoodlive.com


Advertisement

舞台・演劇カテゴリの最新記事