YOU-PROJECT『ぐるぐる-countless traces-』桜守篇 カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.1

YOU-PROJECT『ぐるぐる-countless traces-』桜守篇 カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.1

前回公演『ぐるぐる―countless traces—』さくらの森編より

この度は、カンフェティにて YOU-PROJECT第24回公演『ぐるぐる-countless traces-』桜守篇のチケットをご購入いただきありがとうございます!

当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.1(全3回連載)をお送りします。松浦友さん、氏田敦さんにお話を伺いました!


――まずは今作の意気込みをお願いします!

松浦「これが “引退作”となってもいいぐらい、全身全霊、精魂込めて作っております。
 今回は戯曲の前半部分を9月に上演していることもあり、舞台美術も衣装も小道具も決まっていて、基本となるキャラクターも定まっている、今までで一番演出しやすい状況で稽古をスタートできています。実際、京都芸術センターで装置を立て込んでの稽古を1ヶ月ほどし終えて(2022年12月28日現在)、上演がますます楽しみになっています」

氏田「自分が記憶のメモとして書き留めていたものを読んだ松浦さんが、メモ中にある言葉から建前と本音が様々に交錯しているとみて、お芝居のセリフと演じる俳優のリアルを重ねて、虚と実をない交ぜにしたところでドラマを構築してくれています。それは演じる俳優である自身の姿がそこに表出されるだろうと思っていて、自分が長年演劇の現場に立ち続けて来たことのひとつの集大成ともいえるものになれば、と感じています」

――前半にあたる『さくらの森編』(9月上演)では、お客様からの反響はいかがでしたか。

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プロフィール

氏田敦(出演)
劇団冬芽舎〈休止中〉代表・俳優。
京都市生。劇団京都小劇場を振り出しに活動開始。劇団カオスを経て冬芽舎へ 。劇団の中心俳優として京都を拠点に関西の舞台で活躍。一方で冬芽舎俳優教室(1 ~ 16期)指導。放送芸術学院・大阪アニメーションスクール専門学校の講師(’95 ~’16)など後進の育成指導にも尽力。劇団活動休止後は独り他劇団への出演を続け現在に。

松浦友(演出・プロデュース)
演劇ユニットYOU企画(現YOU-PROJECT)2000年4月設立、11月に演劇ワークショップ開催後、同一戯曲の2年連続上演や6人のジュリエットによる競演、ラジコンカーと女優との共演、パントマイムと朗読の融合、二人芝居を俳優四人でセリフを変えずに上演するなど、W.サローヤン、横光利一、W.シェイクスピア、金明和、ギイ・フォワシイ、平田オリザなどを上演。2019年利賀演劇人コンクール第一次上演審査で、『温室の前』(岸田國士・作)が「作品の世界を最も的確に表現している」と評される。その後毎年、チェーホフ作『ワーニャ伯父さん!』『SOLITUDE・・・ある孤独に関する二つの物語』『ぐるぐる-countless traces-』さくらの森編を上演。

次回は2月10日(金) 配信予定!まだまだお話を伺います。
どうぞお楽しみに。

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