この度は、カンフェティにて ストアハウスコレクション「父と暮せば」 のチケットをご購入いただきありがとうございます!
当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.2(全3回連載)をお送りします。西山水木さん、関根麻帆さん、龍昇さんにお話を伺いました!
――ストアハウスコレクションExcellent Worksでは国内の「秀作」が上演されますよね。そこで、皆さんが思う『父と暮せば』の魅力を教えてください。
西山「私は『父と暮せば』は、日本語を話す演劇人の必須科目にすべきだと、いや、真面目にそう思います。今この時も、たくさんの美津江と竹造が涙を振りしぼって稽古や本番を務めていると思います。
このふたり(ひとり)の言葉を、同じ空間で生きている人の声で聴く…演者も同時に自分の内側から聞いている…。こんな劇的体験を共有できること。これぞまさに『秀作』ですね」
関根「重く哀しく鋭いテーマを、おとったんと美津江の軽妙な掛け合いで優しく明るく包み込んでいます。『イキテイルモノ』の心象風景によって話が展開していくところに演劇的魅力を感じます」
プロフィール
西山水木(演出)
佐賀県出身。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻卒業。 1978年に劇団青年座に入団。 退団後、「 E. Dメタリックシアター」を経て「ラ・カンパニーアン」「下北澤姉妹社」などのユニットのほか「プリエールプロデュース」「加藤健一事務所」「こまつ座」などで俳優として、また作家・演出家としても活動。 海外公演も行い、高い評価を得ている。初日通信大賞 助演女優賞受賞(1988/89年)。読売演劇大賞 優秀女優賞(1997年)。
関根麻帆
3歳からバレエを始め、14歳でイギリス・エルムハーストバレエスクールに単身留学。劇団青年座研究所を経て劇団四季入団。「魔法をすてたマジョリン」での主演を初め代表作多数。四季退団後、ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活動している。
龍昇
演劇団(現・流山児★事務所)に在団後、1985年龍昇企画設立。
以後俳優兼プロデューサーとして年1~2本のペースで着実に作品を発表し続けている。ひとりの役者が、作家・演出家・キャスト・スタッフを雇い、プロデュースするというスタイルは、日本の演劇界においては珍しいといえよう。
これまでも様々な作家(平田オリザ・平田俊子・前川麻子・犬井邦益・天野天街・佃典彦)や、演出家(佐藤信・岡本章・松本修・福井泰司・大橋宏・木村真悟・柴幸男・西沢栄治など)と手を組み、演じ、生み出された作品は多岐に渡る。
「アジアミーツアジア」「フィジカルシアターフェスティバル」等、各フェスティバルの実行委員を継続的に務める。
2017年、佐藤信らとともに「若葉町ウォーフ」を設立、理事として運営に参加している。
次回は1月16日(月)配信予定!まだまだお話を伺います。
どうぞお楽しみに。
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