シリーズ累計3,800万部を突破し、快進撃を続ける遠藤達哉のメガヒットコミックス『SPY×FAMILY』初のミュージカル版として、2023年帝国劇場を席巻したミュージカル『SPY×FAMILY』が、2025年9月、初演以来の続投キャストと新キャストを迎え、ウェスタ川越でのプレビュー公演を終え、いよいよ10月7日東京日比谷の日生劇場で開幕する(28日まで。のち11月5日~10日大阪・梅田芸術劇場 メインホール、11月17日~30日福岡・博多座、12月12日~14日山形・やまぎん県民ホール、12月20日~21日静岡・静岡市清水文化会館マリナート、12月26日~30日愛知・御園座で上演)。
13A_0785.jpg)
『SPY×FAMILY』は、遠藤達哉が2019年3月より「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中のスパイアクションとホームコメディを融合したコミック。「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」という、非常にユニークな設定とスタイリッシュでキュートなキャラクターたち。シリアスとコメディが絶妙にブレンドされた世界観。巧妙なセリフ回しとアクションとギャグを織り交ぜたストーリーテリングといった唯一無二の魅力が読者の圧倒的な支持を得て、2022年のテレビアニメ化(Season 3が2025年10月より放送開始)、2023年のアニメ映画化とメディアミックス展開を広げ続けている。
そんな超人気コミックが初舞台化されたのは2023年3月。100年あまりの歴史を持つ帝国劇場(現在建替えの為閉館中)の舞台で、原作の世界観はそのままに、これぞ帝劇ミュージカルの豪華さとスケールのなか、生身の俳優たちが具現したキャラクターたちが物語世界を生きた姿は、原作ファン、ミュージカルファン双方を魅了。劇場は熱狂に湧き続けた。
そんな初演の大成功を受けた今回の再演は「再演とは考えていない」という脚本・作詞・演出のG2の言葉通り、更なるブラッシュアップを遂げ、胸躍らせる楽しさのなかに、ヒューマンな感動を包み込んだミュージカル版を展開させている。
【STORY】
世界各国が水面下にて、熾烈な情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代。隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の間には仮初めの平和が保たれていた。
西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属の凄腕スパイ・コードネーム〈黄昏〉(たそがれ・森崎ウィン/木内健人Wキャスト)は、東西平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、一週間以内に偽装家族を作ってデズモンドの息子が通う名門イーデン校に《娘》を入学させる任務、オペレーション〈梟〉(ストリクス)を命じられる。〈黄昏〉は精神科医ロイド・フォージャーを名乗り、養子を探しにいった孤児院で少女アーニャ(泉谷星奈/月野未羚/西山瑞桜/村方乃々佳 クワトロキャスト)と出会う。アーニャは心を読むことができる超能力者(エスパー)で、そうとは気づかないままのロイドの心を読み賢いふりをしたため、難関イーデン校に合格できると考えたロイドは彼女を養子にする。
ところが実はそれほど賢い訳ではないアーニャにロイドは四苦八苦させられるが、なんとか筆記試験に合格。だが次に控える面接試験に必ず「両親」揃って来るようにと指示されたため、ロイドは急いで妻役の女性を探すことに。
その矢先、2人はヨル・ブライア(唯月ふうか/和希そらWキャスト)という女性に出会う。ヨルは公務員として働く傍ら〈いばら姫〉のコードネームで密かに殺し屋をしていたが、東国では妙齢の女性が独身でいるのは不自然で、通報されるリスクがあり、形式上の恋人を探していた。心を読む能力によってヨルが殺し屋であることを知ったアーニャは、好奇心からヨルが母親になってくれるように仕向ける。恋人役を探していたヨルと、妻役を捜していたロイド、そして心がときめく「わくわく」を求めるアーニャの利害が一致し、3人は互いの利益のために素性を隠しながら、《仮初めの家族》としての生活をスタートさせる。
だが案の定、言えないことの多い3人の日常は順風満帆には進まず、それぞれの敵や難問に立ち向かうこともしばしば。それでも《普通の家族》を装うために全力を尽くす3人は協力して、名門イーデン校の入学試験に挑んでいくが……。
プレビュー公演の幕が開いたウェスタ川越の地で、全員が歌いあげる「すべてはよりよき世界のために」のフレーズを聞いた途端、どうにも胸が詰まってくるのを押さえられなかった。初演でもこのフレーズにはグッとくるものはあったが、それから僅かに2年間。世界はほんの少しでも「よりよき世界」の姿を見せてくれただろうか?と思った時、そこに明確な何かを見出すことが全くできないことに胸衝かれたのだ。それどころか、分断が進み、他者に対する許容や愛をすり減らし続け、混迷を深める2025年のいまの世の中に、この作品のなかでアーニャが大好きで観続けているテレビアニメ「スパイウォーズ(SPYWARS)」の主人公“ボンドマン”のような誰かが、大ナタを振るってくれないだろうか、と夢想する瞬間が格段に増えているのが現実だ。敢えてシンプルに単純に言うなら「みんな仲良くしようよ」という、理想に対する無力さを、せめて荒唐無稽な想いで紛らわせていないとやっていられない。そんな閉塞感と無力感のなかに再び現れた「すべてはよりよき世界のために」奔走する人たちは、あまりにも尊く眩しかった。
特に今回の再演で顕著だったのは、「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」という原作世界がそもそも持っている相当にトリッキーな設定のなかから、3人の人間性が自然に前に出て来るのを感じたことだった。これは原作の持つスピーディな展開を舞台上に三つの盆を用いて、それぞれに回しながら進行させるという脚本・作詞・演出のG2の、相当に難易度の高い要求に応えた美術の松生紘子、照明の松本大介、映像の橋本亜矢子などの英知が結集したスタッフワークが、決してそれぞれを誇示することなく、あたかも大変なことはしていないかのようなスムーズさでドラマを運んでいく、やはり再演だからこそ更に充実した円滑さが、作品の人間ドラマの面を際立たせてきたからに違いない。また作曲・編曲・音楽監督のかみむら周平が書き下ろしたミュージカルナンバーが、もちろん耳に残る壮大さや美しさを持つ多くのメロディーもありつつ、台詞から地続きになっているナンバーが極めて多いなかで、キャスト陣の歌唱力が総合的に高くなり、台詞から歌へ、また台詞への流れに引っかかりがほとんどないことも、再演版の充実を感じさせた。
一方で、梅棒の楢木和也と天野一輝によるダイナミックで時にユニークな振付と、諸鍛冶裕太の迫力のアクションが、スパイアクションであり、ホームコメディでもある『SPY×FAMILY』の世界観を支えているし、何より、人はみな、誰にも見せない自分を持っていて、それによって仮初めの平和が保たれている、というメッセージが、実は極めて普遍的なものだということがより深く届くのを感じる。もちろん誰もが実はスパイだったり殺し屋だったりするはずもないが、それでも自我をさらけ出すことなく、ある意味やせ我慢をしながら一人ひとりが社会で生きているからこそ、世界の秩序は保たれている。そんな生き方の尊さに、多くの部分で笑いの表現を湛えたままこの作品はそこへたどり着くのだ。
そう気づくと、戦禍のなかただ泣くことしかできなかった幼い〈黄昏〉の過去の姿からはじまる物語が目指すところもまた、初演以来変わらぬ太い芯が通っていることにも改めて気づかされる。子供心に抱いた絶望と無力感から「子供が泣かない世界を作りたい」とスパイになることを選んだ〈黄昏〉。両親を早くに亡くし、弟を養うために〈いばら姫〉となったヨル。そして彼らを取り巻く人々がみな、他者の幸せを願い、「すべてはよりよき世界のために」、誰に知られることも、称賛されることもないまま黙々と行動している。極めて変化球だが、それでもここにはひとつの理想の世界があり、現在も連載中の原作コミック同様に物語世界が明確なフィニッシュを打たないことで、ここに描かれる理想の世界もまた続いていくと感じられる。
そうした人間力の高まりを作品に加えたのが、新メンバーも多く含むキャスト陣の顔ぶれだ。
12A_0767.jpg)
凄腕スパイ・コードネーム〈黄昏〉がオペレーション〈梟〉(ストリクス)の為に名乗る、精神科医ロイド・フォージャーのオリジナルキャストとして続投した森崎ウィンは、初演から顕著だったロイドのイメージを自分へと引き付けた役作りを踏襲しながら、ドラマが進むにつれてロイド=〈黄昏〉の心情に現れる繊細な変化の表現に一層の深みを増して、大きな効果を挙げている。特にアーニャを引き取ってから、予測不能な子供の行動に苛立った〈黄昏〉が見せるある種のドライな表情がよりくっきりと出たことで、後半、アーニャの父として、またヨルの夫としての人間味が巧まずしてあふれてくる対比がより鮮明になった。今回の再演版で作品全体にヒューマンな香りが増したのは、この森崎ロイドの深化によるところも大きく、〈黄昏〉がスパイとなる道を選んだ根幹がきちんと伝わってくる、あくまでも軽やかでありつつ温かいロイド像が頼もしかった。
13A_0788.jpg)
もう一人のロイド・フォージャーとして初登場予定だった平方元基が、体調不良の為全日程を降板したのは、長身で演技力も歌唱力も確かなロイドとして大きな期待を集めていただけに痛恨の事態で、十分な休養を経てまた舞台に戻ってきてくれることを願っているが、代わって登場した木内健人の超人的としか言いようのない完璧な仕上がりには目を瞠るを通り越して、ひたすら頭を垂れる気持ちになった。情報屋のフランキー・フランクリン役の初演オリジナルキャストだが、今回再演の稽古には参加していなかったはずの人が、この短期間にここまで完全な形で、ほぼ出ずっぱりと言って過言ではないロイド役を務めていることにただ圧倒されるし、持ち前の歌唱力で響かせるミュージカルナンバーの高音の美しさも絶品。元々自力の高いミュージカル俳優だが、2024年のミュージカル『CROSS ROAD〜悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ〜』のパガニーニ役を経て存在感が一気に大きくなり、同年『レ・ミゼラブル』で自身三度目となるアンジョルラス役で発揮したカリスマ性に接して、大役の経験はここまで俳優を飛躍させるのかと感動していただけに、スマートでクールながら、心には熱いものを秘めているロイド役での成果は俳優・木内健人のキャリアを更に輝かせるものになるに違いない。是非多くの人に観て欲しいロイドだ。
13B_0974.jpg)
殺し屋という裏の顔を持つヨル・フォージャーのオリジナルキャストとして続投した唯月ふうかは、近年役幅を広げながら、あくまでも少女性を失わない個性が、かなりの部分で天然味のあるヨルの表の顔にピッタリと重なる強みを今回も存分に発揮している。一方で、コードネーム〈いばら姫〉としての鋭さも増していて、こちらも進化を感じさせるヨルになった。
ITA_0675.jpg)
そのヨルとして初登場した和希そらは、宝塚歌劇団で実力派の男役として名を馳せたのち、退団後も次々と大役を演じ快進撃を続けている人材。〈いばら姫〉としてのシャープな演技や、通しで出来るのではと思わせるアクションのキレの良さは、おそらく和希を知る多くの人が想像した通りだろうが、謂わば表の顔のヨルのヌケ感の多い表現もまたハマっているのは意外性を伴う成果。歌声だけでなく台詞発声の声幅が広いのも強みで、作品の重要なピースになっている。
14A_0623.jpg)
この二人の〈娘〉になるアーニャ・フォージャーはなんと言ってもこの舞台の肝を握る存在で、今回も新鮮なクワトロキャストが揃った。その内川越公演では、月野未羚と村方乃々佳を観たが、月野アーニャの敢えて破壊力と言いたい愛くるしさは目をくぎ付けにさせるに十分。なかでもフィオナの心を読んでヨルに甘える場の堂に入った演技に是非注目して欲しい。
13A_0903.jpg)
一方、村方アーニャはひと時もとどまっていない子供らしい駆け回り方や、喜怒哀楽を全身で表すフォルムがピタッと決まり、アニメ版のアーニャを彷彿とさせる存在感。元気溌剌な姿が小気味よくも微笑ましい。
ITB_0162.jpg)
NTB_167.jpg)
2人のアーニャの表現が変わることで、大人たちの芝居も当然変わってくる面白さがあり、公開稽古の際に、心を読んでいる台詞と、実際にアーニャが話している台詞のメリハリが非常にわかりやすく、演技表現の充実が印象に深かった泉谷星奈アーニャ。至近距離に記者が並んだなかでも「全く緊張せず楽しかった!」と堂々としていただけでなく、豊かな表情変化が抜群だった西山瑞桜アーニャに、日生劇場で出会える日を楽しみにしている。
MTD_0303.jpg)
ヨルの弟で姉を溺愛する秘密警察官のユーリ・ブライアは、初演から続投の瀧澤翼が、姉を溺愛する弟の面以上に、優秀な秘密警察として実は〈黄昏〉を追う人物である、怜悧で切れ者の表現により磨きがかかっている。それだけでなく、彼がこの職業を選ぶ根幹にヨルへの思いがあることが伝わってくる、エキセントリックでありつつ的確なユーリ像を体現して惹きつけた。
ITC_0523.jpg)
もう一人のユーリとして初登場の吉高志音は、近年ミュージカル界で躍進を続ける期待の新星のひとりだが、今回は重度のシスターコンプレックスを抱えるユーリの乱高下する心持ちをカリカチュアいっぱいに演じているのが非常に面白かった。クールな表現も得意とする人だけに、振り切った演じぶりが面白く、見比べる妙味の大きいユーリになっている。
17A_0802.jpg)
〈黄昏〉の後輩スパイで、「先輩を熱烈に愛している」フィオナ・フロストの山口乃々華も続投だが、フィオナとしての出番は2幕の更に終盤という力技を必要とする役柄のインパクトが格段に大きくなった。この2年間で山口がコツコツと積み上げてきた経験値が生きているのが感じられ、脚本自体にも手が入っていることと併せて、仮初めの家族であるフォージャー家での、ロイドとしての〈黄昏〉の心情変化をより客席に届ける重要な役割を果たしている。
MTA_0240.jpg)
〈黄昏〉に協力する情報屋のフランキー・フランクリンには鈴木勝吾が初登場。この人も非常に力のある演技者だが、一見して鈴木とはわからないほどビジュアルをキャラクターに寄せつつ、大柄なことが全く気にならない自在な作り込みが光る。ちょっと斜に構えていて、お調子モノのようでいて実は誠実、という鈴木らしいフランキー像が魅力的だった。
15B_0579.jpg)
アーニャが入学を目指す名門イーデン校の教諭ヘンリー・ヘンダーソンの鈴木壮麻は、輝く美声を武器にミュージカル界で大役を演じ続け、徐々に性格俳優的な役柄も手中に収めてきたキャリアが、初演からずっと何よりエレガンスを尊ぶヘンリーのすべてに生きている。「イーデン校の狭き門」のメロディーも耳に残り、俳優・鈴木壮麻が根底に持っている気品もヘンリーを際立たせて貴重だ。
15A_0562.jpg)
そして、〈黄昏〉が所属する〈WISE(ワイズ)〉の上官シルヴィア・シャーウッドで続投した朝夏まなとが、「こんにちは、あるいはこんばんは」からはじまる切れ味良い指令の言葉を含めて、出番のポイントポイントで作品を引き締めている。抜群のスタイルが生きるシルヴィアの衣裳の着こなしも完璧だし、やはり2年間の歳月で更に伸びやかさを増した歌声がメッセージをよく伝えている。2幕冒頭の「朝夏オンステージ」とも言いたいダンスナンバーは既にお手の物で、ミュージカル『SPY×FAMILY』のミュージカル度を高めていた。
15B_0224.jpg)
MTD_0297.jpg)
そのミュージカル度を高めたと言えば、アンサンブルメンバーも見逃せない。ヨルの同僚カミラの恋人のドミニクや、劇中劇でボンドマンを演じる加賀谷真聡、ヨルの高度なアクションを受け持つ依里、キャラクター再現率の高いカミラの堤梨菜、同じくヨルの同僚ミリーの島田彩、シャロンの森田茉希、重要なポイントで登場するおばあさんの湊陽奈、イーデン校の三者面談に臨む絵にかいたような嫌な奴を見事に創りこんだスワンの丹宗立峰、温厚なエバンスの鎌田誠樹、やはり劇中劇に登場するハニー姫の小倉優佳等々をはじめ、荒川湧太、岩﨑巧馬、大津裕哉、大場陽介、小熊綸、木村朱李、栗山絵美、桑原柊、髙島洋樹、早川一矢、深堀景介、本間健太、宮野怜雄奈が、舞台上はもちろんのこと引っ込んでからの早替りも戦闘体勢では?と思わせる様々な役柄で八面六臂の大活躍。
NTA_0849.jpg)
NTA_0010.jpg)
重要なインパクトを残す〈黄昏〉の幼少期のWキャスト多胡奏汰と土岐田凌、難しい芝居がある男子児童のWキャスト大久保壮駿と釼持康心と子役陣も揃い、全員が『SPY×FAMILY』の世界をミュージカルに構築した大切な一人ひとりとして力を発揮していた。
そんな歴史に名を残すことのない人々が「すべてはよりよき世界のために」生きていく尊さが、ポップで軽やかな舞台から届けられるミュージカル『SPY×FAMILY』の世界観の、再演での深まりが嬉しく、是非多くの人に体感して欲しい舞台になっている。
(取材・文/橘涼香)
本日公開!舞台映像版PVはこちらから!
公演情報
ミュージカル『SPY×FAMILY』
<プレビュー公演>
2025年9月20日(土)~9月28日(日)@ウェスタ川越 大ホール(※公演終了)
<本公演>
2025年10月7日(火)~10月28日(火)@日生劇場
<2025年11月~12月 全国ツアー公演>
大阪公演 11月5日(水)~11月10日(月)@梅田芸術劇場 メインホール
福岡公演 11月17日(月)~11月30日(日)@博多座
山形公演 12月12日(金)~12月14日(日)@やまぎん県民ホール
静岡公演 12月20日(土)~12月21日(日)@静岡市清水文化会館マリナート
愛知公演 12月26日(金)~12月30日(火)@御園座
原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載)
脚本・作詞・演出:G2
作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平
ロイド・フォージャー:森崎ウィン/木内健人 *Wキャスト
ヨル・フォージャー:唯月ふうか/和希そら *Wキャスト
アーニャ・フォージャー:泉谷星奈/月野未羚/西山瑞桜/村方乃々佳 *交互出演
ユーリ・ブライア:瀧澤翼/吉高志音 *Wキャスト
フィオナ・フロスト:山口乃々華
フランキー・フランクリン:鈴木勝吾
ヘンリー・ヘンダーソン:鈴木壮麻
シルヴィア・シャーウッド:朝夏まなと
加賀谷真聡(ドミニクほか) 、依里(アクション吹き替え)
荒川湧太、岩﨑巧馬、大津裕哉、大場陽介、小熊 綸、小倉優佳、鎌田誠樹
木村朱李、栗山絵美、桑原 柊、島田 彩、髙島洋樹、丹宗立峰、堤 梨菜
早川一矢、深堀景介、本間健太、湊 陽奈、宮野怜雄奈、森田茉希
ロイドの幼少期:多胡奏汰/土岐田凌 *Wキャスト
男子児童:大久保壮駿/釼持康心 *Wキャスト
稽古場レポートや公演レポートを執筆&掲載します!
【お問合せ・お申込みはこちら】