【開幕レポート/前編】作品紹介&舞台写真あり!『CRIMINAL FOUR —愛しき大悪党—』

 昨年10月に突然“予告”された「ふぉ〜ゆ〜主演2025年3月公演(仮)」から、5ヶ月……。春の訪れとともに現れたのは、“愛”という正義を持つ、“蜃気楼”のような4人の愛しき大悪党だった——。

 舞台を中心に活躍する ふぉ〜ゆ〜(福田悠太・辰巳雄大・越岡裕貴・松崎祐介)主演の舞台『CRIMINAL FOUR —愛しき大悪党—』が、本日3月6日(木)より東京・IMM THEATERにて開幕!

 本作の舞台は、今から10年後のパリ。ミッション遂行のためには手段を選ばない、謎に包まれたクールな犯罪集団「ル・ミラージュ」が、黒い噂のある市長候補をめぐる陰謀に立ち向かっていく、グループ初のピカレスクものだ。ふぉ〜ゆ〜の4人は、表の顔は警察官でリーダーのユーゴ(福田)、話術巧みな詐欺師のライアン(辰巳)、天才ハッカーのシモン(越岡)、脅威の身体能力を持つガスパール(松崎)といった、ル・ミラージュの構成員をそれぞれ演じる。

 脚本・演出は、いとうあさこらが所属する劇団「山田ジャパン」の主宰で、ドラマ『全裸監督』などの話題作を手掛けた山田能龍。2021年上演の劇団公演『優秀病棟 素通り科』に福田が出演したことが契機となり、約3年の準備期間を経て“ふぉ〜ゆ〜×山田能龍”のコラボレーションが実現した。

 「ル・ミラージュ」を取り巻く登場人物たちにも、濃ゆいキャストたちが顔を揃えた。
 市長選挙に巡らされた謀略に立ち向かう、正義感溢れる地域ラジオのパーソナリティ エミリー役に大原優乃。ル・ミラージュの創始者で、彼らの父親的存在 ロイド・ビアスを文学座の鍛治直人が演じる。劇団☆新感線の吉田メタルは、銭形平次の孫でパリの名物刑事、「ル・ミラージュ」の逮捕に燃えるエリック・ゼニガタ役。本作が本格的な演劇作品復帰となる蘭寿とむは、裏の顔を持つ市長候補 シルヴィー・ゴールドスミスを演じる。

 本作の上演時間は休憩なしの2時間15分。会場内にて販売される、山田×ふぉ〜ゆ〜の座談会が掲載されたパンフレットや、各キャラクターのアクリルスタンドなど、グッズもぜひ確認してほしい。
 東京公演は3月23日(日)まで、最終日はスペシャルカーテンコールが実施される。その後、大阪公演・福岡公演と続く。

【開幕レポート/後編】取材会レポートはこちら!

 

 

 

舞台写真

(取材・文&撮影:カンフェティ編集部)

公演情報

『CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―』

【東京公演】IMM THEATER
2025年3月6日(木)~23日(日)

【大阪公演】COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2025年3月27日(木)~3月30日(日)

【福岡公演】キャナルシティ劇場
2025年4月12日(土)・13日(日)

■脚本・演出:山田能龍
■出演:
 ふぉ〜ゆ〜
 (福田悠太 辰巳雄大 越岡裕貴 松崎祐介)
 大原優乃 鍛治直人 吉田メタル
 蘭寿とむ
 長江愛実 布施勇弥 小西啓太 谷田部亨政
 木勢茉莉 木村光 大賀辰次朗 岩本涼介

特別インタビュー

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