フランス古典悲劇を歌舞伎ベースとした和様式での上演に挑戦!中村京蔵 爽涼の會『フェードル』 機材席を新たに開放、追加席販売開始!

フランス古典悲劇を歌舞伎ベースとした和様式での上演に挑戦!中村京蔵 爽涼の會『フェードル』 機材席を新たに開放、追加席販売開始!

クラウドファンディングも6月30日まで実施

中村京蔵 爽涼の會『フェードル』が2023年8月19日 (土) ~2023年8月20日 (日)に国立劇場(小劇場)(東京都千代田区隼町4-1)にて上演されます。
機材席開放につき追加席の販売が決定、チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月23日(金)10:00より発売開始です。

フランス古典悲劇を歌舞伎ベースとした和様式での上演に挑戦!
クラウドファンディングも6月30日まで実施中!機材席を新たに開放、追加席販売開始!

歌舞伎女方 中村京蔵。自身主催の自主公演としては最後の公演となる“爽涼の會”において、フランス古典悲劇の傑作『フェードル』(作:ジャン・ラシーヌ)が、8月19日(土)、20日(日)に国立劇場小劇場で上演されます。本作は、フランス古典悲劇を、歌舞伎の様式美をベースにした和様式で上演するという試みです。本作品のクラウドファンディングも 6月30日(金)まで行われております。また、機材席の開放により追加席の販売が決定、6月23日(金)より販売を開始いたします。

◆フランス古典悲劇の傑作『フェードル』、かつては三島由紀夫が歌舞伎に翻案も
ジャン・ラシーヌ作の「フェードル」は、フランス古典悲劇の傑作と謳われ、ギリシャ神話の「ヒッポリュトス」が原典で、そこから想を得ています。所謂、継母の邪恋がテーマで、継子や恋敵との相克、そして破滅が描かれています。日本にも継母の道ならぬ恋をテーマにしたものは、説教節・人形浄瑠璃・歌舞伎にも種々ありますが、中でも人形浄瑠璃から歌舞伎に輸入された「摂州合邦辻」の玉手御前が夙に有名です。三島由紀夫は「フェードル」を歌舞伎に翻案(芙蓉露大内實記)し、1955年11月歌舞伎座で、6世中村歌右衛門の主演で上演されました。

中村京蔵

◆天才演出家 蜷川幸雄との出会いから『フェードル』に至るまで

1980年2月、中村京蔵は蜷川幸雄氏演出のシェイクスピアの「マクベス」(日生劇場)の初演に衝撃を受けました。小田島雄志氏の翻訳本のまま、人名も地名もそのままで、衣裳・かつら・大道具・小道具がすべて和様式で、日本人の美意識で演出されていることに驚き、全く違和感がないことを知るのでした。その後、蜷川幸雄氏が2015年に『NINAGAWA・マクベス』が配役を一新して再演されることになり、魔女役のオファーを受け、懸命に蜷川演出を学ぶ日々が始まりました。元々、フランス古典悲劇の傑作『フェードル』に興味を持ち、演じたいと長年模索していた中村京蔵は、『NINAGAWA・マクベス』の経験を踏まえて、『フェードル』は歌舞伎をベースとした和様式で絶対出来ると確信を持ち、今回の実現に至りました。

◆膨大な台詞、台詞、そして・・・台詞

1677 年にフランスで初演されたジャン・ラシーヌの戯曲『フェードル』。出演者たちは、その膨大な台詞量に今でも圧倒され、苦闘し続けています。劇中は、動きらしい動きもありませんが、次々に繰り広げられる台詞の洪水に圧倒されます。本作品の唯一のアクションシーンとも言えるイポリットが海神ネプチューンの呪いによって命を落とすシーンは、老臣テラメーヌの長台詞によって報告されます。テラメーヌを勤める青山達三による台詞術は、観る人に生々しく、おぞましい情景を想起させるでしょう。

◆演劇の地平を模索し続け、世界中に歌舞伎を啓蒙してきた中村京蔵

数々の自主公演を重ね、海外での歌舞伎の普及啓蒙活動に尽力、これまで34ヶ国60都市を訪問、2019 年には歌舞伎俳優としては初の文化庁文化交流使として任命を受け、キューバで初めて歌舞伎公演を行いました。

◆各分野の才能溢れる面々とのコラボレーションという試み

翻訳は岩切正一郎、蜷川幸雄氏の薫陶を受けた演出家の大河内直子。俳優陣は「21 世紀の裕次郎を探せ!」オーディションをきっかけに芸能界入り、映画『Fukushima ‘50』に加え、数々のドラマや舞台に出演。昨今は舞台俳優として表現力に磨きがかかり、一方ではプロの画家としても個展を開催するなど、「二刀流」の活躍も目覚ましい、池田努。『仮面ライダー龍騎』(2002 年)に主演、以降、映画・舞台など幅広く出演し、舞台『若き日の親鸞』(2023 年)では親鸞では悪役を演じ、活躍の場を広げている須賀貴匡。現代劇の女形として数多くのヒロインを演じ、『ジョン王』(彩の国シェイクスピア・シリーズ)他、劇団☆新感線などで類いまれな才能とキャラクターで様々な役を演じ、軽妙さも兼ね備え、可憐さに定評がある植本純米。『NINAGAWA マクベス』、『海辺のカフカ』他、多くの蜷川幸雄演出作品に参加してきている景山仁美。『十二人の怒れる男』(リンゼイ・ポズナー演出)、『冬の時代』(大河内直子演出)、『血の婚礼』(蜷川幸雄演出)他出演多数、超実力派舞台俳優、青山達三。国内外の舞台に参加し、日本舞踊坂東流の師範名取でもある小林亜紀子。歌舞伎界からは、歌舞伎女方で中村梅玉一門らしい折り目正しい舞台姿に定評がある中村梅乃、松竹子ども歌舞伎スクール寺子屋第一期生、成長目覚ましい醍醐晴が参加いたします。

◆出演者コメント

テゼ役 池田努

今回私が演じるテゼという王の役は、圧倒的なエネルギーに満ち溢れています。愛も怒りも魂も何もかもが大きく、そのスケールに自分を引き上げるべく奮闘しております。また「ギリシャ悲劇」と「歌舞伎」という和の世界観の融合は、演劇でしか成し得ない想像力の飛躍です。その新しく刺激的な世界に生きられることは、まさに役者冥利に尽きる体験です。この貴重な機会を頂けたことに心から感謝しております。一体どのような作品となって輝くのか、今から楽しみで仕方ありません。これまで目にしたことがないような斬新で美麗な演劇が生まれると確信しております。どうか皆様の温かいご支援とご協力を、よろしくお願い致します。

イポリット役 須賀貴匡

近年の日本演劇においてギリシャ悲劇という壮大で重厚な芝居が、年々減っていってしまっていると感じております。今回はそんなギリシャ悲劇に日本が世界に誇れる伝統芸能、歌舞伎の様式を取り入れるという、新たな試みの企画に参加できる事を嬉しく思っています。どうか、皆様のご支援の元このような作品を美しく鮮やかに立ち上げられることが出来たら幸いです。何卒宜しくお願い致します。

アリシー役 植本純米

フランス戯曲の名作『フェードル』を歌舞伎スタイルで上演!…この画期的な企画を中村京蔵さんは自主公演でなさろうとしてます。(それがどんなに大変なことか)
美術・衣裳・鬘・小道具…全てが本物志向、会場は天下の国立劇場です。
(ちょっと心配になります)でも京蔵さんの経験やノウハウ、実力や人望、
そして何より情熱が必ずや公演を成功に導くでしょう。本物揃いの中に私のような雑草女方を投入してくださる勇気にも感謝してます。かなり微力ですが雑草なりに精一杯つとめさせて頂きます。皆様のご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い致します。(ここ大事)

エノーヌ役 景山仁美

乳母エノーヌはフェードルの秘め隠している病の原因を知ろうと必死になって問い詰めます。この告白により取り返しのつかない悲劇が生まれていくのですが、エノーヌはフェードルへの愛情が非常に深く、忠実で献身的で母性愛たっぷりの…フェードルの為ならどんな恐ろしい事でもやってしまう『偏愛』の申し子であります。こんな愛情も有るのだと驚きました!ギリシャ悲劇の台詞は神話的な形象や比喩が多く美しいのですが日常には無い『神々との交流』が沢山出て来ます。神様にいつも問いかけているんです!このダイナミックな骨太の作品の中で私は『偏愛』と『神々の交流』という課題に挑戦します。「フェードル」は最も人間臭い真実の物語です。

テラメーヌ役 青山達三

フランス古典劇に出演するのは初めてです。フェードルを初めて読んだ時、私の役テラメーヌを含めどの役も台詞の量が多くて圧倒されました。言葉、言葉、言葉、ですね。しかし、言葉を語ることこそが舞台俳優の役目でもあります。1677 年に初演されて以来今日までテラメーヌを演じてきた先輩方すべてに敬意を表し、非力ながら頑張りたいと思います。

イスメーヌ役 小林亜紀子

稀有なご縁で学生時代の師匠、中村京蔵さんの「爽涼の會『フェードル』」に出演させていただくことになり、不思議なめぐりあわせに驚きつつ、感謝しております。景山さん以外は初めてご一緒させていただく方ばかりで、新たな出会いにワクワクしつつとても緊張しますが、フランスの古典悲劇を和様式での上演ということで、続けてきた日本舞踊が活かせたらと思っております。私にとっては初めてのフランス古典悲劇作品!京蔵さん、そしてご一緒する皆さまのお力をお借りして、真夏の本番に向け、古典悲劇らしい濃密な芝居ができますよう、精進、前進していきたいと思っております。

パノープ役 中村梅乃

演出は歌舞伎の時代物の様式を踏まえるとは申せ、初めてフランス古典戯曲に挑むにあたりましては今から緊張と不安でいっぱいです。ただ今台本とじっくり向き合っておりますが、今までは客席で聴くだけ、戯曲を読むだけだったラシーヌの勁く美しいコトバを、自分が口にする…。嬉しくもまた難しい体験です。歌舞伎のそれとは全く違うセリフにどれだけ血を通わせられるかが目下の課題でございます。主演の京蔵さんはじめ、経験豊富、百戦錬磨の共演者皆様にくらいつき、自身の可能性を少しでも広げられるよう精一杯勤めたく存じます。皆様のご支援お励ましを、私よりも切にお願い申し上げます。

テゼの太刀持役 醍醐晴

幼い時から憧れていた太刀持のお役をついに演じさせていただける機会をいただいた事にとても感謝しております。初めての太刀持が歌舞伎ではなくフランス古典という事で不安は少しありますが、それ以上に新しい世界に足を踏み入れる事に胸をふくらませております。セリフ・動きが少ない役どころでどのように表現すればいいのか、まだ模索中ですが、周りの皆さんの空気感を感じ自分なりに表現できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします!!

◆CAMPFIRE にてクラウドファンディング実施中(6月30日まで)

クラウドファンディングを実施しており、支援者へのリターンメニューには公演オリジナルトートバッグや T シャツ等、公演直前の出演者によるトークイベントなどの企画もご用意しております。また、クラウドファンディングサイトにおける活動報告では、中村京蔵による連載企画、「三島由紀夫からフェードルそして NINAGAWA マクベス」-フェードル上演までの軌跡-、が着々と進んでおり、『フェードル』上演までの様子を読み物としても楽しむことができる作りとなっております。
https://camp-fire.jp/projects/view/634579

◆機材席開放につき急遽、若干数の追加席販売が決定いたしました!

8月 19 日(土)、20 日(日)公演につきまして、この度、機材席を開放することとなりましたので、若干数の指定席販売を決定することが決定いたしました。お席によって舞台全体、一部演出が見えづらいお席となりますので、お値段につきましては 8,000 円(税別)とさせて頂きます。6月23日(金)10時より各プレイガイド(カンフェティ、イープラス)にて販売を開始させて頂きます。

カンフェティ http://confetti-web.com/kyozo/
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3852070001

公演概要

中村京蔵 爽涼の會『フェードル』
公演期間:2023年8月19日 (土) ~2023年8月20日 (日)
会場:国立劇場(小劇場)(東京都千代田区隼町4-1)

【出演者】
フェードル役:中村京蔵
テゼ役:池田努
イポリット役:須賀貴匡
アリシー役:植本純米
エノーヌ役:景山仁美
テラメーヌ役:青山達三
イスメーヌ役:小林亜紀子
パノープ役:中村梅乃
テゼの太刀持役:醍醐晴

【公演スケジュール】
8月19日(土) 18:00
8月20日(日) 12:00 / 17:00
※開場は開演の30分前

【チケット料金】
全席指定:10,000円
機材開放席(指定席):8,000円
(税込)

公式ホームページ
http://www.kyozo.jp/index.html

Twitter
https://twitter.com/kyozo_kyoya

カンフェティにて6月23日(金)10:00よりチケット発売開始

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