人間とアンドロイドの相棒が暮らす孤島。そこで繰り広げられる物語とは AIと共生・共存する現代ならではの問題を通して人の心を描く

 日本の南東に浮かぶ小さな孤島。そこで暮らす住人はAIBy(アイビィ)と呼ばれるアンドロイドを一体ずつ所有し、快適な生活を送っていた。しかし、1人の女性が島を訪れたある日、平穏な日常は突然終わりを迎える……。Daisy tproduceの新作舞台『AIBy』は、劇団「黒雪構想」の牧野純基が作・演出を手がけ、AI隆盛の現代らしいリアルを刻み込んだ物語だ。島のお悩み相談所で所長を務める内田怜維を瀬戸啓太が、怜維のAIBy=ユウを阿部快征がそれぞれ演じる。

瀬戸「ビジュアル撮影で着た衣装が、あらすじから抱いていた印象と全然違っていて、どんな物語になるのかとても楽しみになりました」

阿部「作品に対する熱い気持ちを牧野さんから聞かせていただいて、僕も作品に込められた思いや考えを観客の皆様にお届けしたいと思いました」

牧野「物語の種は今から24年前、高専の機械工学科に入学したときに生まれました。当時15歳の少年がアンドロイドに求めたものが劇中に詰め込まれ、それが物語の鍵になっています」

瀬戸「怜維の相棒を演じる阿部君は、僕の芸歴の中で一番多く共演してきた人物だと思います。そこから生まれた信頼関係で、“僕は彼を”“彼は僕を”みたいに、相手を輝かせられるように取り組みたいと思います」

阿部「人間とは違う部分をどう演じて魅せられるか、演じる上ではそこを楽しみたいなと考えています」

牧野「瀬戸さんと怜維、阿部さんとユウは、表出している部分は真逆で、本質の部分が一致していると感じ、脚本の構成をおふたりの魅力に合わせて修整しました。おふたりが感じたままに物語を生きた先に生まれる、おふたりなりの答えを、一緒に見つけたいと思っています」

瀬戸「個人的にはとても思い入れのある六行会ホールで主演をさせていただけることが、とても感慨深く楽しみです。お客様が、観に来てよかったと心の底から思ってもらえる作品にすべく、全身全霊で作品作りに励んでまいります。期待して足を運んでください!!」

阿部「主演の瀬戸さんを支え、作品のレベルを底上げできるよう、これまでの経験で培ったものを本作に捧げたいと思います。劇場でお会いしましょう!」

牧野「データを通しての繋がりが増えた現代に、わざわざ劇場にお越しいただくからこそ、画面越しでは伝えきれないものを丁寧にお届けします。近い将来、起こり得る選択を前に、劇中の登場人物達がそれぞれの決断をしていく様をお楽しみいただけましたら幸いです」

(取材・文:西本 勲)

プロフィール

瀬戸啓太(せと・けいた)
2014年、舞台デビュー。数多くの経験を経て、2018年、2.5次元ダンスライブ『S.Q.S(スケア)』ステージ 奥井翼役に抜擢。主な出演に、大地真央主演の音楽劇『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、ドラマ・舞台『信長未満-転生光秀が倒せない-』、映画『コネクション』、『劇場版 現代怪奇百物語 壱之章』など。

阿部快征(あべ・かいせい)
2013年、第26回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてフォトジェニック賞を受賞。2015年、俳優デビュー。舞台を中心に、映画・ドラマなど幅広く活躍。主な出演に、2.5次元ダンスライブ『S.Q.S(スケア)』ステージ、舞台『ブルーロック』3rd STAGE、『東京カラーソニック!!』the Stageシリーズなど。

牧野純基(まきの・じゅんき) 
声優事務所での活動を経て舞台演劇の世界に触れ、脚本・演出の活動を始める。2015年に旗揚げした「黒雪構想」を主宰する一方、他劇団・団体の作品に多く関わる。近作に、舞台『ハナコトバ-朗-』シリーズ(脚本・演出)、『ミス・ホームズの婉麗奇譚』シリーズ(脚本・演出)など。

公演情報

Daisy times produce 舞台 『AIBy』

日:2026年9月23日(水・祝)〜27日(日) 
場:六行会ホール
料:SS席[センターブロック4列・特典付]
  10,000円 S席8,500円
  A席・車椅子席7,500円 B席6,500円
  ※特典付は各+1,000円
  (全席指定・税込)
HP:https://www.aiby2026.com
問:Daisy times produce 
  mail:daisy.times.p@gmail.com

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