昨年大好評を博した“シャドウブラウン”の舞台。第2部が遂に幕開け! 音楽に表現したい言葉を乗せたロッキンミュージカル

 ダイアモンド☆ユカイが1992年にリリースしたアルバム「SHADOW BROWN & BLACK PILATES ~シャドウ・ブラウン&ブラック・パイレーツの誕生」。アルバム内限定のバンド、演劇仕立てのライブを披露するという斬新な挑戦は、当時話題となった。そのシャドウブラウンの世界が昨年、ロッキンミュージカルとして33年ぶりに帰ってきたことで、多くのファンが歓喜したことは記憶に新しい。そして今年、待望の続編が上演される。

 「PartⅠは、海賊を引退していたシャドウブラウンが音楽が禁止されている島を訪れ、音楽を取り戻すという復帰のストーリー。PartⅡでは新たにAIの島に行くんだけど、今度は言葉が禁止されているんだよ。だから音楽はあっても歌がない。言葉は人々を暴走させる危険な力を持っていると、鳥居みゆき演じる女王が禁止しているんだけど、実は女王もAIに支配されていて……。そこにシャドウブラウンがロックンロールを引っ提げて戦いを挑む。俺がこの作品を通して伝えたいのは、魂の解放。今ってネットの世界が中心で、上っ面の音楽が増えているじゃない。でも俺は、本当に心に響くのはライブだと思うんだよ。だから音楽をメインにして、そこに自分の伝えたいことをシャドウブラウンを通じて伝えたい。それがロッキンミュージカルというものなんだ」

 大人気ロックバンド・RED WARRIORSのボーカルとして第一線を走ってきたユカイが率いる作品だけに、共演陣も驚くほど豪華だ。

 「基本的には1992年のアルバムのメンバーと同じで、ベースは元THE STREET SLIDERSのJAMES、ドラムは元44MAGNUMのJOE、キーボードは三国義貴。ギターの岩永凡だけは引退しているので、マルコシアス・バンプの秋間経夫が入ってくれて。盟友ROLLYももちろん登場するよ。彼は常に島の番人なんだ(笑)」

 本作は、もともと3部作構想でスタートした舞台だという。ということは、PartⅢを期待していいのだろうか?

 「ワクワクしていたらね。俺がこの舞台を通じて伝えたいのは“感じること”だから、ワクワクしなくなったらいつやめてもいいと思っている。でも今はワクワクしているから。頭の中であれこれ考えるより、バーンと出しちゃえって。それで来る人たちにも、理屈じゃなく“ワー!!”って感じてもらいたいね!」

(取材・文:山本奈緒子 撮影:友澤綾乃)

プロフィール

ダイアモンド☆ユカイ
1962年3月12日生まれ、東京都出身さいたま市育ち。1986年、伝説のロックバンド・RED WARRIORSのボーカルとしてデビュー。飾らないキャラクターが人気で、バラエティ番組にも多数出演。3児の父であるが、2011年に、無精子症で体外受精で子供を授かったことを告白した著書「タネナシ。」を出版し、大きな話題となる。俳優としても活躍しており、映画『TOKYO-POP』や『ロスト・イン・トランスレーション』など、ハリウッド作品にも出演。現在、RED WARRIORS 40周年ツアーを開催中。ソロとしても35周年を迎えることから、今年アルバムをリリース予定。

公演情報

ロッキンミュージカル『シン・シャドウブラウン&ブラックパイレーツの冒険 PartⅡ』

日:2026年3月14日(土)・15(日) 
場:I’M A SHOW
料:SS席9,000円 
  S席8,500円 A席7,500円
  (全席指定・1ドリンク代別・税込)
HP:https://sites.google.com/sunmusic-gp.co.jp/diamondyukai/home
問:サンミュージックプロダクション https://sunmusic-gp.co.jp/content/contact/

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