吸血鬼×殺人鬼が魅せる、片時も目が離せないファンタジー さまざまなドラマとアクションを、愛をもって届けたい

吸血鬼×殺人鬼が魅せる、片時も目が離せないファンタジー さまざまなドラマとアクションを、愛をもって届けたい

 池袋を舞台に描かれるスリリングなダークファンタジー小説『咎人の刻印』が、オリジナルストーリーで舞台化。主演を務めるのは松田昇大と赤羽流河だ。

松田「原作と異なるストーリー展開やキャラクター同士の関わり方など新しさがあり、舞台ならではの『咎人の刻印』の世界をお届けできるのが楽しみです」

赤羽「基本的にダークな作品ではありますが、会話の掛け合いではちょっとふんわりした部分もあり、そこも楽しんでいただけるポイントかなと思いました」

 松田は愛を求めて殺人を犯す青年・神無(かんな)。そんな彼の前に突然現れた陶器の人形のような美しい青年・御影(みかげ)を赤羽が演じる。

松田「神無が愛を探す姿は狂気的に描かれていますが、『愛ってなんだろう?』とは、僕も含め多くの人が一度は考えることだと思うんです。神無の行動は、それを深く追求した故かなと考えていて。僕自身の想いも活かして演じられたら。またナイフを使ってのアクションも多いので、頑張っていきたいです。内に激しいものを抱えつつ、どれだけ殺陣で表現できるかが課題かな」

赤羽「御影は高貴な雰囲気のキャラクターなので、声をどう作ればいいかなどイメージを膨らませています。彼の二面性をしっかり見せたいですね。杖を使い、魔法を唱えて技を繰り出すシーンがあるのですが、僕は中身がまだ子供なので(笑)、舞台上でどんなふうに表現されるのかワクワクします。初舞台で初主演・初座長。もう全てが挑戦。お客様に観ていただけるレベルにもっていくことが目標です」

 作中では神無と御影、2人の関係性がカギに。お互いの印象について尋ねた。

松田「これまでの印象だとゲーム好きなど共通点があり、わりと似ているかなって(笑)。2人の日常会話のシーンはいい空気感でやれそうだと感じています」

赤羽「松田さんは、普段お話ししているととても明るく、神無の狂気じみた部分を全く感じないので、役に入った時どうなるのか、凄く気になっています」

 “愛”がテーマの本作。2人が愛を注いでいるモノとは?

松田「僕はずっと仕事をしていたい人間なので、舞台に立ったり、音楽活動で曲を聞いたり、作ったりできる今の環境は幸せ。愛に溢れているなと感じます!」

赤羽「僕はやっぱり家族ですね。自分が舞台に立つことで、これまで育ててくれた母やおばあちゃんに恩返しができれば、愛を届けられればと思っています」

(取材・文:木下千寿 撮影:友澤綾乃)

新しい1年が始まりますね! 新しいスキルを1つマスターできるなら、何を選びますか?

松田昇大さん
「アクロバットです。先月から練習し始めて、バク転は少し上達してきたので、その他のトリッキングの技を手に入れたいです。特にバタフライツイストや側転、バク宙は今年中に何とか出来るようにしたいです。」

赤羽流河さん
「ダンスをマスターしたいです。ダンスができるようになれば演技の幅も広がったり、アクションにもつながったり、話せることが沢山あるかと思うので。そしてプロフィールの特技に加えたいです。」

プロフィール

松田昇大(まつだ・しょうた)
1996年1月5日生まれ、三重県出身。2015年9月より、ダンス&ボーカルグループ「AMAZO NIGHT」のメンバーとして活動。2019年にグループ活動に終止符を打ち、俳優としての道を拓く。主な出演に、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageシリーズ、舞台『プロパガンダゲーム』など。また2022年より、音楽活動を本格的に再開。

赤羽流河(あかはね・りゅうが)
2002年8月29日生まれ、長野県出身。2021年、Abema TV「今日、好きになりました」金木犀編・秋月編に出演し、注目を集める。2022年、ミスターモデルプレスで準グランプリ モデル賞を受賞した。

公演情報

舞台『咎人(トガビト)の刻印(コクイン)~ブラッドレッド・コンチェルト~』

日:2023年2月16日(木)~26日(日) 
場:紀伊國屋ホール
料:8,800円(全席指定・税込)
HP:https://www.togabito-stage.com/bloodred/
問:【公演お問合せ窓口】High-position mail:info@high-position.co.jp
  【チケットお問合せ窓口】オデッセー tel.03-4426-6303(月・水・金13:00~17:00/祝休)

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