韓国で大ヒット!衝撃のミステリーミュージカル、待望の日本版初上演! 多彩で魅惑的な音楽、スリルとロマンスが重なりあう物語 ——

韓国で大ヒット!衝撃のミステリーミュージカル、待望の日本版初上演!  多彩で魅惑的な音楽、スリルとロマンスが重なりあう物語 ——

 2009年の韓国版初演以来、多くの観客に愛される人気演目となったミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』。19世紀末に英国ロンドンで発生した猟奇連続殺人事件と、その犯人・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにした衝撃作が、ついに今年9月、待望の日本初演を迎える。

 ミュージカルファンの熱い注目が集まる本作への出演者から、ミュージカル作品での活躍が目覚ましく、昨年は白井演出のストレートプレイに主演するなど活躍の幅を広げている木村達成と、今やミュージカル界に欠かせない俳優となった加藤和樹に本作に挑む想いを聞いた。


ーーー木村さんは「日本版の初演という事でプレッシャーを感じている」とコメントもされていますが、出演のお話を聞いたときのご心境はいかがでしたでしょうか。

木村「ダニエル役が決まった時はとても嬉しかったです! 僕はいつも仕事が決まった時最高の喜びを感じ、稽古中に絶望に襲われ、本番で開放していくタイプなので今回もその匂いがプンプンしています」

ーーー加藤さんは韓国版を現地でご覧になり、日本版での上演を熱望されていたと伺いました。念願叶って日本版初演への出演となりますが、オファーを受けたときはいかがでしたでしょうか。

加藤「2019年に韓国で「ジャック・ザ・リッパー」10周年の公演を見たときに衝撃を受け“これはぜひ日本でもやりたい!”と思っていまして、今回オファーを受けたときはこの作品を日本でやれるということに非常に喜びがありましたね」

ーーー連続猟奇殺人鬼《切り裂きジャック》という刺激的な題材をベースに、スリルとロマンスが重なりあうストーリーが展開される作品ですが、舞台作品として、ミュージカルとして、どのような点が本作の魅力だと感じていらっしゃいますでしょうか。

木村「脚本を読んだときに、人の裏表が描かれている部分が素敵だと思いました。個人的に人間は心のどこかに悪は持っていると思っていまして、どのキャラクターにも裏表が描かれているこの作品はとても魅力的だなと感じました!」

加藤「ダークな世界観の中に刺激的なロックの楽曲や叙情的な歌など、音楽の繊細さやダイナミックさをものすごく感じまして、その中で一体誰がジャックなのかというサスペンスの要素もあり、その中で生まれる愛・そして失われていく愛など、非常に多くのエンタメ要素含まれていて、観ていて釘付けにさせられるところ、そして音楽と芝居がマッチしていて境目を感じさせないところが今作の魅力の一つだと思います」

ーーー19世紀末ロンドンに実在した連続猟奇殺人鬼《切り裂きジャック》。実在した人物や事件を基にした作品に出演される際に、特に意識されていることはありますでしょうか。

木村「演じる上で、本当はそのような同じ経験をすることが一番好ましいですが、そんなことはできないことの方が多いと思うので(笑)、台本にある台詞をリアルに伝えられるよう、稽古で疑似体験をすることで、心情を理解していくことを意識していますね」

ーーー本作は現在と過去を行き来する物語とのことで、演じるにあたり、時系列が変動する作品ならではのご苦労などありますでしょうか。

木村「時系列が変動する作品は、自分自身も理解することが難しい瞬間がありますね。芝居のノッキングを起こさないためにも、作品を理解し安定した最高点を自分で把握しておくことが必要になってくると思っています」

ーーーおふたりの役どころにつきまして、加藤さんは、殺人鬼の”ジャック”と刑事の”アンダーソン”の2役を演じられます。同一作品の中で対極にある役を演じるにあたり、今から意識されていること、ご苦労や楽しさがあればお聞かせください。

加藤「以前に『マタ・ハリ』の作品で2役を演じた時に、2役を入れ替わり立ち代わり稽古をすることは大変でしたね。今回もそこの大変さはあるのかなとは思いつつも、ジャックとアンダーソンが混在することがあまりないので、そこは前回に比べれば、まだ頭の中が混乱しないかなとは思っています。今、歌稽古中なのですが、ジャックとアンダーソンという全く違う彼らの本質を考え、心づもりが変わるだけで結構歌い方も変わってくるところは面白いなと思います。
 でもひょっとしたら同じ人間の中に2つの意識が混在することがあり得るかもしれないので、そういうところも含めて“人間の心理とは?”みたいなところは意識していますね」

ーー木村さんは「純真なエリートだが、闇に堕ちていく外科医」という、ご自身の役・ダニエルについてはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

木村「イメージはそのままなのですが、今は出来るだけそのイメージが壊れるほど稽古で奮闘していきたいです。あ、でもこれはあまりお客さんには知られたくないかな(笑)」

ーーー加藤さんと木村さんは2019年『ファントム』にて共演され、昨年惜しくも中止となってしまった『「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3』では同役をWキャストにて演じられる予定でした。木村さんにとって加藤さんはどんな存在ですか。

木村「なんでも僕のわがままを聞いてくださる兄貴であり戦友だと思っています。とても優しい和樹さんが二つの役をやる事を聞いてから、僕の目標も二つの役をやる事に変わりました。とても尊敬しています!」

ーーおふたりの熱い絆を感じます! きっと今回の公演を経て、より一層それが深まるのでしょうね。


ーー演出の白井さんについて、加藤さんにお伺いします。今回の『ジャック・ザ・リッパー』で白井さんと挑戦していきたいと思っていることをお聞かせください。

加藤「白井さんとはこれまでに何作も一緒にやらさせていただいていまして、ミュージカルでは『怪人と探偵』に続けて二作目となります。今作のダークな世界観は白井さんすごく得意だと思っていますし、今回2役を演じるということで、そこの”差”というものをを白井さんのもとでより深く色濃く出せたらいいなと思います。本当に同じ人間が演じているのか、というところを突き詰めて挑戦していきたいなと思っております」

ーー木村さんは、音楽劇『銀河鉄道の夜2020』でご一緒されていますね。白井さんにはどのような印象をお持ちでしょうか。

木村「そうですね。白井さんは、自分の知らない自分を見つけ出してくださる方だと思います。見え方や演劇的な部分まで稽古でみっちりと演出してくださり、またこのような作品でご一緒出来ることは本当に嬉しいです。“新しい木村達成”を発見したいです」

ーーー最後に、公演を心待ちにしている皆さんへのメッセージをお願いします。

加藤「今回の日本版ではキャストも刺激的なメンバーが揃いましたし、また私自身の2役も見どころの一つだと思っております。日本では2度、韓国版の『ジャック・ザ・リッパー』が上演されており、作品のファンの方も多いと思います。作品のファンの方も、そしてまだ『ジャック・ザ・リッパー』を見たことがない方も、ぜひ楽しみにしていてください。お待ちしております!」

木村「僕が舞台を観劇していて一番好きな瞬間は、ゾワーっとするような瞬間を感じられた時です。ぜひこの舞台を見てそんな瞬間を感じてほしいと思います。闇に落ちていく姿を是非劇場でご覧になってください! お待ちしております」


プロフィール

木村達成(きむら・たつなり)
1993年12月8日生まれ、東京都出身。2012年にミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビュー。2018年にはミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち~』でグランドミュージカル初出演。 近年の主な舞台出演作に『ロミオ&ジュリエット』、『エリザベート』、『ファントム』、『プロデューサーズ』、『The Last 5 Years』などがある。

加藤和樹(かとう・かずき)
1984年10月7日生まれ、愛知県出身。2005年にミュージカル「テニスの王子様」で脚光を浴び、2006年にCDデビュー。毎年CDリリースや単独ライブや全国ライブツアーを開催するなど、音楽活動を精力的に行っている。俳優としてはドラマ・映画・舞台のほか、最近ではミュージカルや声優としても活躍している。
 2021年4月にはアーティストデビュー15周年を迎え、『ローマの休日』」ジョー・ブラッドレー役、『BARNUM/バーナム』フェニアス・テイラー・バーナム役の演技に対して第46回菊田一夫演劇賞・演劇賞受賞

公演情報

ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』

日:2021年9月9日 (木) ~29日 (水)
場:日生劇場
料:SS席16,000円 S席13,500円
  A席9,000円 B席4,500円(全席指定・税込)
  Yシート2,000円(※20歳以下対象・当日引換券・要証明書)
HP:https://horipro-stage.jp/stage/jacktheripper2021/
問:ホリプロチケットセンター
  tel.03-3490-4949(平日11:00~18:00)

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