神と人類が存亡をかけたタイマン勝負! 「全ての人を愛する気持ちを追求していきたい」

神と人類が存亡をかけたタイマン勝負! 「全ての人を愛する気持ちを追求していきたい」

 全世界の神々と人類の代表が、人類存亡をかけたタイマン13番勝負を繰り広げる大人気漫画『終末のワルキューレ』が舞台化される。大平峻也が演じるのは、第2回戦の人類側闘士であり、“全人類の父”たるアダムだ。

 「アダムは子どもたちや周りの人たちをとても大切にしていて、『人間こうあれたら幸せだよね』と思うような人物です。葉っぱ一枚(のビジュアル)にはびっくりしましたが(笑)」

 演出を務める加古臨王とはこれまで何度も共演した旧知の仲で、その信頼は厚い様子。

 「演出をしていただくのは初めてなんです。稽古は意外と厳しいのかな。それはそれで楽しみです! 役者の気持ちがわかる分、どんな小さな役にも一本筋が通った舞台になるのではないかと期待しています。臨王さんが演出家というだけで、自信を持って良い作品になるって言えます」

 また、アダムの対戦相手となるゼウスは、大日本プロレスの関本大介をはじめとする3名が演じる。

 「他のキャラクターは刀を使ったりと派手な演出が多いんですが、僕はメリケンサックだけ。しかも相手はその道のプロです。自分がどこまでできるか、ある意味挑戦だと思っています。毎日飲んでいるプロテインを2杯に増やして、筋トレもしっかり始めているところです」

 フィジカル面での調整を始める一方、アダムの人間性についても想いを巡らせる。

 「やっぱり内面が大事ですね。全ての人類を愛せなきゃいけないから。僕もいい人間ではないから、いじめられている子は守ってあげたいけど、いじめっ子は守ってあげたくないというか……。(アダムのように)全ての人を愛する気持ちを理解するのはなかなか難しいし、時間がかかることだなと思います。
 でもアダムという役をやる以上、その気持ちは追求していきたい。それによって、自分自身も人生が大きく変わると思います」

 と、真摯に語ってくれた。神vs人間という壮大なテーマを描く本作、開幕が楽しみに待たれる。

 「きっとすごく面白い歴史の教科書を観てる気分になると思うんです。彼らの生き様を観て、自分なりの生き様を見つけていただけたらと思います。観劇が終わって家に帰ったあと、自分の人生と戦ってもらえるような作品になったらいいな。“葉っぱ一枚だ”と高をくくって来ていただければ(笑)、いい意味で裏切られるんじゃないかと思っています」

(取材・文:いつか床子  撮影:友澤綾乃)

プロフィール

大平峻也(おおひら・しゅんや)
 1994年2月8日生まれ、東京都出身。13歳のころから俳優を志し、2009年にドラマ『本日も晴れ。異状なし』でデビュー。以降2.5次元舞台を中心に活躍し、代表作はミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン加藤勝郎役、ミュージカル『刀剣乱舞』今剣役、舞台『カードファイト!! ヴァンガード』先導アイチ役、B-PROJECT on STAGE『OVER THE WAVE!』不動明謙役、舞台『サザエさん』タラちゃん役ほか多数。
 2020年にはアーティストデビューを果たし、2ndEP収録の「FIRE BIRD」はTVアニメ『灼熱カバディ』のOPテーマ曲となった。

公演情報

こくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ 提携公演
「終末のワルキューレ」 ~The STAGE of Ragnarok~

日:2021年11月27日(土)~12月5日(日)
場:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
料:人類側・神側指定席 各9,500円(全席指定・税込)
HP:https://officeendless.com/sp/ragnarok_stage
問:公演事務局 問合せフォーム(対応時間:平日10:00~17:00)
  https://supportform.jp/event

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