この度はカンフェティにて、池の下 第28回公演『いわばアラスカ』のチケットをご購入いただきありがとうございます!
当ページでは、
カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.1をお送りします!
全3回連載で、公演への意気込みや舞台裏などをお伝えしていきます。
このインタビューだけの内容ですので、ぜひお楽しみください。
演出の長野和文さんにお話を伺いました!
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――池の下の公演では長野さんが演出と美術を兼任されていますが、演出家自ら美術も手掛けられるというのは少し珍しいかと思います。
池の下の特徴である視覚的な舞台作りの中で、特に舞台美術で大切にされていることはありますか。
長野「池の下では、劇における視覚的要素を常に重要視しています。それは、美術は単に舞台を飾るだけのものではなく、美術が劇の世界を拡張し、さらには劇を凌駕する可能性を孕むこともあるからです。
これまで池の下では朝倉摂さんとのコラボレーションで17作品を作ってきました。そのなかから池の下の特徴であるフィジカルでシンボリックな舞台は作り出されてきました。今は演出の私が美術を担当していますが、それは演出と美術は別物ではなく、演出の中にすでに美術があり、演出的作業と美術的作業は切り離せないものと考えているからです」
――今回は元唐組の赤松由美さん(コニエレニ)を迎え、池の下公演出演歴のある稲川実加さん、SUMIOさんという3人の出演者の方がいらっしゃいますが、それぞれどんな魅力をもった役者さんだと思いますか。
プロフィール
長野 和文(ながの・かずふみ)
池の下代表、演出家、俳優教育指導者、美術家。東京、浅草生まれ。
小学校時代から油彩をはじめ、水上敬司(二紀会)より指導を受ける。桐朋学園演劇専攻在学中から舞踏に傾倒。大野一雄に師事。専門学校、大学で俳優教育の講師を続けながら、身体ワークショップを行い、そこを基盤に演劇集団 池の下を結成する。寺山修司全作品上演計画やMISHIMA PROJECTなどを展開し、フィジカルでシンボリックな舞台は国内外を問わず高い評価を得ている。
次回は12/10(金)配信予定。どうぞお楽しみに!