第2回能楽【談】ディズム特別公演 じっくり楽しむ能楽の世界~花子ものがたり~  カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.1

第2回能楽【談】ディズム特別公演 じっくり楽しむ能楽の世界~花子ものがたり~  カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.1

この度は、カンフェティにて 第2回能楽【談】ディズム特別公演 じっくり楽しむ能楽の世界~花子ものがたり~のチケットをご購入いただきありがとうございます!

当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.1(全3回連載)をお送りします。佐久間二郎さん、野口能弘さん、大藏教義さん、佃良太郎さんにお話を伺いました!


――今回、「能楽【談】ディズム」公演2回目の開催となります!まずは意気込みをお願いします。

佐久間「昨年に初めて開催した公演はとにかく大好評でして、終演直後から『ぜひ来年も開催してほしい!』というお声をたくさん頂戴しました。もちろん、舞台上で行うことは普段の能楽公演と何ら変わらないのですが、改めて ”4人のユニットによる舞台” という意識を持つことで別のパワーが生まれ、また、お客様もそれを期待して下さっているのを強く感じます。変に気負うわけではありませんが、昨年以上に『観に来て良かった』と思って頂ける舞台にしたいですね」

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プロフィール

能楽【談】ディズム
能楽を形成する「シテ・ワキ・狂言・囃子」の4役が揃っての団体。シテ方の佐久間二郎、ワキ方の野口能弘、狂言方の大藏教義、囃子方の佃良太郎(大鼓)の4人で結成された新ユニットで、元々はコロナ禍で舞台活動がままならなかった時期に4人で能楽についての「座談会」を行い、インターネット配信を始めたのがきっかけ。能楽についての楽屋話(裏話)や、それぞれの職種の特徴を語り合うなど、四役が揃ってこそ実現できる「トークショー」をネット配信してきました。その後、今度は実際に『ネットの外』へ飛び出し、多くの人々に能楽の魅力を伝えるために活動を開始。能楽堂を貸しきっての連続型の能楽ワークショップや、能楽師である4人がそれぞれの職種に挑戦する「能楽チャレンジ!」など、新たな企画を積極的に立ち上げています。
当団体を構成する4人の能楽師は全員、現在の能楽界を支える中堅世代であり、これまで数多くの舞台も勤めています。また、平均年齢42歳といった業界内では比較的若い世代になるため、あまり古風なしきたりにとらわれない斬新なアイデアと行動力をもって、普段から新たな観客層の開拓や更なる能楽の普及に邁進しています。他にも、YouTubeやTwitter、Facebookなど若い世代のツールを積極的に用いて未開拓層への積極的なリーチ及び公演情報の発信も行い、また、コロナ禍において能楽堂に足を運びたくても運べない事情を抱えた能楽愛好家・ファンを繋ぎ止め、再び能楽堂へ足を運んでもらえるよう、YouTubライブ配信やClubhouseなどのリアルタイム配信といったツールを用いて能の魅力を発信しています。また昨年4月には、ついにネットの世界を飛び出し、実際に能楽堂にて本式の能楽公演を開催。ほぼ満席に近い数の観客を動員し、さらなるファン層の獲得に成功しました。このように、ネットと対面の両方からアプローチを行い、能楽の普及に努めています。

佐久間二郎
シテ方観世流。1972年生。矢来観世家当主・観世喜之に師事。(公社)観世九皐会所属。重要無形文化財総合指定保持者。「三曜会」主宰。

野口能弘
ワキ方下掛宝生流。1975年生。ワキ方・野口敦弘の長男。人間国宝故・宝生閑および父に師事。「華宝会」主宰。

大藏教義
狂言方大蔵流。1981年生。狂言方・大藏吉次郎の長男。24世大蔵流宗家故・大藏彌右衛門および父に師事。大藏流吉次郎狂言会所属。狂言教室「史鷹会」主宰。

佃良太郎
大鼓方高安流。1981年生。大鼓方・佃良勝の長男。故・安福建雄、柿原崇志および父に師事。東京芸術大学邦楽科能楽囃子専攻卒。


次回は3月27日(月)配信!
どうぞお楽しみに!

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