この度は、カンフェティにて『第四回 こがねい春の能』のチケットをご購入いただきありがとうございます!
当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.1(全3回連載)をお送りします。川口晃平さんにお話を伺いました!
――今回は名作『隅田川』への挑戦となります。まずは意気込みをお願いします!
能「隅田川」は世阿弥の息子で夭折した天才・観世元雅が作った名作で、母子の死別をテーマにした世界最高峰と言っても過言ではない悲劇です。また、空襲で焼けるまでは師匠家・梅若家は浅草の隅田川側にあったことから、代々この曲を大切にし、得意曲としてきました。
憧れの曲ながら僕にとっては背伸びとなりますが、師匠にお許しをいただきましたので、この曲の格に恥じない舞台となりますよう精進いたします!
――小金井 宮路楽器ホールでの上演ですが、川口さんがこの会場を選ばれた理由は何ですか。
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プロフィール
川口晃平
シテ方観世流能楽師.。梅若会所属。小金井市出身。昭和五十一年生まれ。漫画家かわぐちかいじの長男。慶應義塾大学在学中に能に魅せられ能の道を志す。大学卒業後の平成十三年、五十六世梅若六郎(現・梅若桜雪)に入門、復曲能「降魔」にて初舞台。平成十九年独立。今までに「翁」の千歳、「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」を披く。緑龍会、三人の会、こがねい春の能を主催。舞台に立つ傍ら、小中学校を始めとして各地で能楽普及のレクチャーを行う。
次回は3月17日(金)配信予定!
どうぞお楽しみに。