楽劇『ガラシャ』 カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.2

楽劇『ガラシャ』 カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.2

この度は、カンフェティにて 楽劇『ガラシャ』のチケットをご購入いただきありがとうございます!

当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.2(全3回連載)をお送りします。笠谷和比古さんにお話を伺いました!


――今作はどんなストーリーになるのでしょうか。

 細川ガラシャは2020年のNHK大河ドラマ『麒麟が来る』にも登場していましたが、かの明智光秀の三女(実名は玉ないし珠[タマ]。ガラシャはキリシタンの洗礼名、Gratia)であり、のち織田信長配下の武将・細川忠興が京都長岡の地を領地としていた時に、その妻となります。今回の作品では幕開けのシーンが、長岡勝竜寺城における婚礼の場となっています。能のテイストをふんだんに盛り込んだ華やかな場面です。ぜひ楽しみにしていてください。華やかさという点では、歌舞伎の幕開けの雰囲気もあります。歌舞伎ですと一斉に拍手や役者への掛け声もかかる場面でもありますが、さて東京のみなさまは、どのような反応を示されることでしょうか。われわれも楽しみです(笑)。

 ストーリーは、それから本能寺の変へと進み、ガラシャが何故にキリスト教に入信したかの理由が描かれます。皆さんがいちばんお知りになりたいところでしょうが、それは本番の舞台の楽しみにとっておきましょう。その後、第二幕におけるキリスト教の信仰をめぐる夫忠興との葛藤を経て、ガラシャの最期のシーンとなる関ヶ原合戦の場面となります。

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プロフィール

笠谷和比古
関西楽劇フェスティバル協議会代表幹事。能・文楽・歌舞伎の現代化を目指す「楽劇の祭典」を2001年以来運営し、「復元・阿国歌舞伎」(京都四条河原)、「豊後掾Bungonojo」(大阪NHKホール)、楽劇「保元物語」(兵庫県立芸文センター・大ホール)、そして、楽劇『ガラシャ』などを制作。西山文化を語る会ではオペラ「業平Narihira」を制作。「豊後掾」「保元物語」「業平」の作・詞章を担当。著書に『伝統文化とグローバリゼーション』(NTT出版)他。

次回は4月14日(金) 配信予定!まだまだお話を伺います。
どうぞお楽しみに。

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