この度は、カンフェティにて劇団俳優座「対話」のチケットをご購入いただきありがとうございます!
当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.3(全3回連載)をお送りします。森 一 さん、山本 順子 さん、斉藤 淳 さん、八柳 豪 さんにお話を伺いました!
――本作は、ジャック・マニングシリーズ三部作の第2弾となります。前作『面と向かって』でも演出を務められた森さんが思う、このシリーズの魅力を教えてください。
森「デヴィット・ウイリアムソンの描くドラマはいろいろな意味で面白いというのが一番です。
”修復的司法”という耳慣れない言葉はあっても、内容の素材は私たちの身の回りで起こっている事象(起こってほしくはないことですが)です。彼の書く言葉が私たちの心にダイレクトに入ってきて、観客のみならず俳優の心をも静かに深く揺さぶります。作家はジャック・マニングを通してあくまでも人の心に寄り添います。人を否定しないのです。これはコミュニティーでの問題として作劇されていますが、拡大するとこのドラマは世界の紛争地にも舞台を移す事ができうる、地球規模の人間ドラマだと私は思うのです。ギブアップしない人間の強さと温かさがこのシリーズの魅力だと思います」
――実際に稽古に入られるにあたり、楽しみにしていることはありますか。
プロフィール
森 一(もり・はじめ)
大阪府出身。1978年劇団俳優座入団。
俳優座として舞台、テレビ、映画などで活躍するとともに、舞台演出も手掛ける。
<近年の演出作品(劇団俳優座)>
■2022年『京時雨濡れ羽双鳥/花子』
作:田中千禾夫
■2021年『面と向かって』
作:デヴィッド・ウィリアムソン/翻訳:佐和田敬司
<近年の出演作品(劇団俳優座)>
■2021年『雪の中の三人』
作:エーリッヒ・ケストナー/演出・上演台本:小山ゆうな
■2015年『春、忍び難きを』
作:斉藤憐/演出:佐藤信
山本 順子(やまもと・じゅんこ)
東京都出身。1984年劇団俳優座入団。
<近年の出演作品(劇団俳優座)>
■2021年『戒厳令』
作:アルベール・カミュ/訳:中村まり子/演出:眞鍋卓嗣
■2020年『火の殉難』
作:古川健/演出:川口啓史
斉藤 淳(さいとう・あつし)
千葉県出身。1999年劇団俳優座入団。
<近年の出演作品(劇団俳優座)>
■2020年『マクベスの悲劇』
作:ウィリアム・シェイクスピア/翻訳:近藤弘幸/演出:森一
■2019年『七人の墓友』
作:鈴木聡/演出:佐藤徹也
八柳 豪(やつなぎ・たけし)
東京都出身。2003年劇団俳優座入団。
<近年の出演作品(劇団俳優座)>
■2021年『戒厳令』
作:アルベール・カミュ/演出:眞鍋卓嗣
■2021年『インク』
作:ジェイムズ・グレアム/翻訳:小田島恒志/演出:眞鍋卓嗣
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆様のご来場をお待ちしております。