この度は、カンフェティにて劇団 幻ノ國 第10回番外公演 『背神』のチケットをご購入いただきありがとうございます!
当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューをお送りします。奥泉さん・宮坂莉乃さんにお話を伺いました!
――今回、奥泉さんは幻ノ國に初参加となります。幻ノ國という劇団のイメージについて聞かせてください。
奥泉「初めて劇団名やフライヤーを見聞きしたとき、なにやら怪しげな雰囲気を感じました。実際に『怪しい』という要素は孕んでいるのでしょうが、その煙に巻くような仕草の奥に鈍く、直情というか切実さみたいなものが垣間見えます。しかしその輝きに似たものすら問いかけの材料であるというか、やはり探究者であるのだなと思わされます」
――実際に稽古の雰囲気はどうですか。
奥泉「劇団の皆様は良い方々で、朗らかに始まるのですが、読み稽古に入った瞬間に緊張感がグッと高まります。これは誰かが途端に厳しい態度を取り始めるとかではなく、単に台本の壁の厚さが勝手に私に緊張感を与えていたのでした。
稽古を見ている側はやはり楽しみたい心持ちで取り組んでいると思いますし、むしろそれが前面に押し出されているような気もして。どう楽しませるか、自分がどう楽しむか、その準備を日々、せねばなるまいな、という良いプレッシャーを感じさせてくれる稽古場です」
宮坂「役者、スタッフ含めて全員が一つの作品へかける熱がとても強く、稽古が終わった後もその熱が冷めない空気感がとても心地良いです。稽古は毎回長丁場ですが、いつもあっという間に終わってしまいます(笑)」
――今回の幻ノ國番外公演について、意気込みを聞かせてください。
奥泉「初めての一人芝居、心もケツの穴もキュッとなります。毎日怖くて仕方ありません。これまでに得た全ての引き出しを開けなければ、いや、それですら簡単には通用しません。震えます。武者震いです。可能性を、信じてみたくなりました。眠ったままの自分達を、揺り起こす作業に勤しんでいきたく存じます」
宮坂「作品を作り上げていくとき、座組の皆さん一人一人の技術や熱を一点に集中させていく感覚があります。なので、確かに演じる役者は一人なのですが、一人芝居という感じがあまりしません。目に見えない何かに守られているような感覚です…(笑)。緊張や不安はありますが、とにかく楽しんで演じられたらと思います」
――テキストの文字数は24,000字と伺いました。最初に脚本を読んだときの印象はどうでしたか。
プロフィール
奥泉(露と枕)
1997年2月5日生。
2017年、早稲田大学演劇研究会へ入会。その後、同所で旗揚げられた劇団・露と枕へ加入。
【出演歴】露と枕、あんよはじょうず。 、モミジノハナ、今生酔いどれ喫茶、yoowa、など。
宮坂莉乃
1999年2月23日生。
2019年 劇団てあとろ50’へ入会。翌年の退団後、劇団幻ノ國 『夜叉姫』出演。その後、同劇団へ加入。
【出演歴】劇団てあとろ50’、劇団幻ノ國、nose art garage『信じることの、展示』、MV『世界の秘密』など。
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