この度は、カンフェティにて「楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-」のチケットをご購入いただきありがとうございます!
当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューをお送りします。
川口啓史さん・浜名実貴さん・モロ師岡さんにお話を伺いました!
――今回上演されるのは、有名作『楽屋』です。皆さんの『楽屋』という作品に対する想いをお聞かせください。
川口「現実の女優の生き方と、劇中の女優の存在がスパークし、生命的な女優像が生み出されるかもしれません。そして、亡霊の女優たちの執念が、現実を生きている女優以上に生者であり無限的であるところが魅力だと思います」
浜名「チェーホフ、三好十郎、シェイクスピア、プーシキン、マヤコフスキー、ホイットマン…作品の中に散りばめられた引用や劇中劇。こんなにたくさんの作家のセリフや詩を、こんなにたくさん喋らせてもらえる『楽屋』。作家の俳優への愛情を感じます。
ある舞台女優たちのごく狭い世界の話ではありますが、老いへの不安や好きなものへの執着など、どんな方にも共感のしどころは沢山あります。1977年からずっと愛され続けてきたこの作品を、2022年、コロナ禍に苦しむ今上演する意味と、足を運んでくださった方々に何をお持ち帰りいただけるのかを日々考えながら稽古に励んでいます。
演劇人として、この作品に関わるチャンスをいただいたことに感謝しています」
モロ「私が18歳の頃、劇団の先輩方が演じていた作品で、1人1人の役に見せ場がありいつか絶対に演じてみたいと思っていました。あの頃から面白いと思っていましたが、あれから40年も経っているのにいまだに面白いと思える。全く色褪せていない、寧ろ新しくさえ感じる作品です」
――皆さんが思う、清水邦夫作品の魅力はどんなところですか。
プロフィール
川口啓史
熊本県出身。1974年劇団俳優座入団以降、俳優・声優として数々の作品に出演。最近の主な出演作に、2021年 演劇集団ワンダーランド『気骨の判決』(主演)、劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(地球連邦政府保健衛生大臣 ハイラム・メッシャー)などがある。
浜名実貴
静岡県出身。劇団前進座所属。主な出演作に、朝井まかて原作・鵜山仁演出『残り者』りつ(主演)、三遊亭圓朝原作『たがやの金太』鶴(ヒロイン)などがある。次回主演作に山本周五郎原作『雨あがる』(2022年9月~公演予定)を控えている。
モロ師岡
千葉県出身。1978年、劇団「現代」に入団以降、映画、舞台、テレビドラマで活躍。コントの舞台や一人芝居なども開催している。主な出演作に、映画『キッズ・リターン』『ラヂオの時間』『シン・ゴジラ』、ドラマ『古畑任三郎』『白い巨塔』『下町ロケット』などがある。
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