『長瀬賢弘 プロコフィエフを弾く プロコフィエフシリーズ Vol.6』カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.1

『長瀬賢弘 プロコフィエフを弾く プロコフィエフシリーズ Vol.6』カンフェティ購入者限定!特別インタビューvol.1

この度はカンフェティにて、『長瀬賢弘 プロコフィエフを弾く プロコフィエフシリーズ Vol.6』のチケットをご購入いただきありがとうございます!

当ページでは、カンフェティでチケットをご購入の方限定!特別インタビューvol.1をお送りします!
全3回連載で、公演への意気込みや舞台裏などをお届けしてまいります。
このインタビューだけの内容ですので、ぜひお楽しみください。
長瀬賢弘さんにお話を伺いました!


――今回、延期を乗り越えてのvol.6開催となります。まずは意気込みをお願いします。

 正直、ここまでコロナ禍が長いものになるとは思っていませんでした。演奏する機会が限られたことで、自分がどれだけ音楽を愛し、演奏することに喜びを見出していたのかを痛感しました。久しぶりの本シリーズ、絶対に素晴らしいものにしたいです!

――6回目となるプロコフィエフシリーズですが、長瀬さんが思うプロコフィエフのピアノ作品の魅力を教えてください

 かっこよくて美しいけど、クセがあるところ、でしょうか。
 そのクセの部分がなんとも味わい深くて、耳から離れないのです。プロコフィエフはモダニストであることを是とし、斬新な響きの数々を生み出していますが、注意深く観察すると、それらはみな伝統的な音楽の在りかたあっての表現手法であることに気が付きます。プロコフィエフの中には伝統とモダン、二つの顔が存在していて、作品の中ではいつもそのせめぎ合いが起こっています。彼の作品に現れる魅力的なクセは、このせめぎあいの産物なのです。
 ピアノという楽器はプロコフィエフにとってもっとも身近な楽器で、音楽的「実験」を行いやすいフィールドであったのでしょう。プロコフィエフの、特に中期のピアノ作品からは、彼の二つの内面のせめぎあいと開拓への道筋が、非常に克明に見て取れます。

――長瀬さんがそんなプロコフィエフに興味をもったきっかけは何だったのでしょうか。

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プロフィール

写真:満田聡

長瀬賢弘(Yoshihiro Nagase)
福島県いわき市出身。
桐朋学園大学附属子供の為の音楽教室(水戸教室)を経て、1999年東京藝術大学音楽学部附属高等学校を首席で卒業。同大学音楽学部を経、2009年同大学大学院修士課程を首席で卒業、クロイツァー賞受賞。第23回ピティナ・ピアノ・コンペティションG級金賞受賞、併せて東京都知事賞、ヒノキ賞受賞。第74回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)受賞。第20回イタリア・カラブリア国際ピアノ・コンクール第3位(2位なし)。他、数々のコンクールで優勝や入賞を果たす。
2006年より2011年まで渡露、モスクワ音楽院にて研鑽を積む。2014年東京藝術大学にて博士号を取得。2019年まで東京藝術大学にて教鞭をとり、現在は、いわき短期大学准教授、桜美林大学非常勤講師、桐朋学園大学附属子供の為の音楽教室講師、茨城音楽専門学校特別講師を務めている。また、東京や地方都市にてソロや室内楽の演奏活動を精力的に行うほか、教育現場でのアウトリーチ活動も積極的に行っている。ロシア音楽、とりわけプロコフィエフの演奏には定評があり、2015年よりプロコフィエフのピアノ作品全曲演奏会を開始。2013年より師の有森博とのデュオでロシアの知られざる秀作を取り上げるシリーズ「ロシア秘選集」を各地で開催、好評を博している。
これまでに、いわき交響楽団、ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団等とピアノ協奏曲を協演。現在までに、故・赤津里佳子、津山博子、堀陽子、平山聡子、故・G.山根美代子、多美智子、M.ヴォスクレセンスキー、有森博の各氏に師事。


次回は5/9(月)配信予定!
まだまだお話伺います。どうぞお楽しみに。

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