【ゲネプロ写真公開!】松多壱岱が新たに立ち上げた舞台シリーズ『THE VILLAINS』が開幕

【ゲネプロ写真公開!】松多壱岱が新たに立ち上げた舞台シリーズ『THE VILLAINS』が開幕

菅井義久「殺陣の多さが見どころ、楽しんでこの世界観を伝えていけたら」

「舞台ヨルハ」シリーズ、「聖剣伝説3」など様々な舞台作品を手掛けてきた演出家・松多壱岱が、ゲームやコミカライズをはじめとするメディアミックス展開を見据え、新たに立ち上げた舞台シリーズの第一弾、舞台『THE VILLAINS~ダークフェルの悪夢~』が7月9日、東京・品川の六行会ホールにて開幕した。

 霧と闇が支配する街・ダークフェルに眠る禁断の書物をめぐって、明智小五郎シャーロック・ホームズらといった名探偵たちと怪人二十面相ジェームス・モリアーティなど有名推理小説から甦ったヴィランズが巻き起こす頭脳と魔法を駆使したバトルアクションエンターテイメント作品で、『オペラ座の怪人』ファントム『夜叉ヶ池』白雪姫『スタイルズ荘の怪事件』アルフレッド・イングルソープ『ジゴマ』ジゴマ『アモンティリャードの樽』モントレゾールといったキャラクターも数多く登場する。

 開幕に先駆けて、取材会及び公開ゲネプロが行われ、明智小五郎役菅井義久(甘党男子)小林芳雄役谷水力シャーロック・ホームズ役瀬戸啓太ジョン・H・ワトソン役一之瀬優エルキュール・ポワロ役黒木文貴アーサー・ヘイスティングス役碕理人ジェームズ・モリアーティ役成松慶彦セバスチャン・モラン役千葉瑞己怪人二十面相役沖野晃司黒蜥蜴役縣豪紀が取材会に登壇、開幕に向けての意気込みやここを観て欲しいという注目ポイント、さらには見どころの一つでもある衣装に関するアピールポイントなど語った。

菅井「皆さんが想像している明智小五郎とは全く違うビジュアルで、右手の部分に注目してください。あと、殺陣の多さが見どころだと思っております。非常に緊張していますが、楽しんでこの世界観を伝えていけたらなと思っております」

谷水「ゲネプロが終わったらいよいよ幕が上がっていくということで、壱岱さんの元で作り上げたこの「THE VILLAINS」という舞台をたくさんの方にお届けできるように誠心誠意頑張っていきたいと思います。明智と小林との関係性やたくさん出てくる魔法の技が見どころですし、ビジュアル的には機械で出来ている右手部分に注目して欲しいです」

瀬戸「この作品は本当に世界観が独特で、ついて来られないという不安になるお客さんもいるかもしれないですけど、観てみたら実はそんなことはなくて、本当にワクワクする楽しい作品になっております。僕の役の見どころとしては、生き甲斐や信念を大切に役を作ったので、そこを注目してもらいたいです。あと髭にも注目で、ちょっと喋りにくいですけど頑張ります」

一之瀬「先生と助手と関係性が、ペアによって全然違うというところが楽しめると思いますのと、戦う際に使用する杖にも注目して欲しいです。今日やっと初日の幕が開けるので、稽古で頑張っていたことを出し切れるように頑張ります」

黒木「かの有名な名探偵ポワロを演じますが、世界一の探偵としてこの公演を駆け抜けたいと思います。某戦闘民族の漫画と某忍者漫画が掛け合わさったような、男心くすぐるような夢の作品だと感じていて、ポワロで言うと、ここで掛け合わなかった人物たちと物語を進めていくところが見どころです。衣装では薬指にはめている指輪でドクロとリベンジって書かれていますが、今後どのように繋がっていくような役作りになればいいなと思っています」

「派手な衣装に加えて指輪や金属バットを使ったアクションに注目です。このストーリーの中には、様々なキャラクターや関係性が描かれておりまして、僕としてはポアロとのコンビの関係性を皆さんに楽しんでいただたらいいなと思っております。2人の関係性で言えば、例えばホームズとワトソンなら、助手と先生みたいな感じですけど、俺とポアロの関係はどちらかっていうと、友達だと思っていて、お互い支え合っている友情をこの劇中で見せれたらいいなと思っています」

成松「それぞれパートナーがいますが、モリアーティとセバスチャンは関係性が他のみんなとはちょっと違っていて、その部分が見どころだと思いますし、衣装ではこの帽子に注目してください。観に来ていただける皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯頑張りたいと思います」

千葉「セバスチャン・モランは元退役軍人ということで、自分にぴったりな役だなという風に感じております。僕も成松さんと同様、パートナーとの関係性に注目して欲しいですし、壱岱さんの脚本のによって、原作とはちょっと違うような物語になっているので、原作を知っているとより違いの部分が楽しめると思います。また私の衣装は全身キラキラしていて、キラキラオーラを振りまきながら頑張っていきたいです。観てくださる方にたくさん楽しいエンタメを届けられればなと思います」

沖野「壱岱さんと関わるようになって今年で16年目ということで、当時一緒にやっていたメンバーも徐々に減ってきていますが、こうしてまだまだエンタメの演劇を作っていっております。ヘアメイクさん、衣装さん、照明をはじめとするスタッフさんのおかげで、中年男性をここまで美しくしてくれて、ありがとうございます。私もいい演技をして、皆さんにお返しできたらいいなと思っております。あと赤いサングラスをしていて、世界が全て赤いです」

「女性から見て「男ってこういうの好きだよね」と思いますし、男から見て「かっこいいな」と思うような演出がたくさんあって、きっと皆さん楽しんでもらえる作品になっていると思います。怪人二十面相とお揃いの衣装とメイクでは涙袋を特に注目してください。ビジュアルが解禁されて、お客さんを楽しみにしてくださってる方がたくさんいるので、このメンバー含め全員で最後まで走り抜けてます」

また「稽古場の雰囲気」はという質問に、菅井は「本当に仲が良くて、楽屋にいる他のメンバーも本当に仲がいいんですよ。ちょっとしたアイコンタクトとかコミュニケーションがすごいとれている座組だと思って、キャスト全員男性だからという体育会系な感じもありつつ、優しさもあって感じで本当に素敵なカンパニーです」とアピールし、殺陣に関して、瀬戸は「汗水垂らすような稽古ではなく、とてもクールに、その場その場の理解度を高めながら楽しんでいくような稽古でした」と振り返った。

最後に菅井から「本当に魅力的な舞台になっています。千秋楽まで無事に駆け抜けていきたいなと思っております」と挨拶して取材会は終了した。

【あらすじ】

霧と闇が支配する街・ダークフェルで、「選ばれしもの」を狙う連続誘拐事件が勃発。
そこに現れたのは、異端探偵・明智小五郎、名探偵・シャーロック・ホームズ、そして鋭い推理力を持つエルキュール・ポワロ。
彼らが挑むのは、怪人二十面相、モリアーティ、ファントム、冷酷な白雪姫、影を操るジゴマ、妖艶なる黒蜥蜴といった有名推理小説から甦ったヴィランたち。
ヴィランズは暗黒の恐怖を「ダークフェル」に解き放つ。
正義と悪が交錯する中、最後に勝つのはどちらか?
闇と光、魔法と知略が交わるダークファンタジー・ミステリー!

©THE VILLAINS製作委員会

【公演概要】

「THE VILLAINS ~ダークフェルの悪夢~」

原作・脚本・演出:松多壱岱

【出演者】

明智小五郎:菅井義久(甘党男子)
小林芳雄:谷水力

シャーロック・ホームズ:瀬戸啓太
ジョン・H・ワトソン:一之瀬優
エルキュール・ポワロ:黒木文貴
アーサー・ヘイスティング:碕理人

ファントム:森田晋平
白雪姫:工藤大夢
アルフレッド・イングルソープ:桐田伶音
ジゴマ:宮尾颯
モントレゾール:中川将平

ヘンリー・ジキル:丸山正吾
エドワード・ハイド:図師光博
キャサリン・モリス:雨宮大晟
バートラム・スネイダー:添田翔太

ジェームズ・モリアーティ:成松慶彦
セバスチャン・モラン:千葉瑞己

怪人二十面相:沖野晃司
黒蜥蜴:縣豪紀

ゴシック・シャドウズ:瓦谷龍之、瀬戸口希哉、中野貴文、渡邉満

日:2025年7月9日(水)〜7月13日(日)※全9公演
場:六行会ホール
料:SS席 (前方A~D列) 特典付き13,000円(税込) 特典なし12,000円(税込)
  S席 (E~H列) 特典付き11,000円(税込) 特典なし10,000円(税込)
  A席 (I列以降) 特典付き9,900円(税込) 特典なし8,900円(税込)

HP:http://thevillains-stage.com
問:THE VILLAINS製作委員会(ILCA/HIKE) mail:thevillains.stage@gmail.com

Advertisement

レポートカテゴリの最新記事