
水中めがね∞と水戸芸術館が共同でダンス公演の上演が決定。
本公演では、ヨコハマダンスコレクションでも高い評価を受けた『しき』を新たに4人構成版として再編成した〈水中めがね∞〉のレパートリー作品に加え、公募で集まった市民と一緒に作り上げる『Re:Public』を同時上演する。
『Re:Public』は水戸出身で水戸芸術館の教育普及プログラムの出身でもある〈水中めがね∞〉の根本紳平が初めて手掛ける市民参加型作品である。ダンスを通して水戸芸術館が観客・市民と“再び”出会う、そして“公共”に向き合う、新作だ。
『しき』はバレエと日本舞踊をルーツに持つ中川絢音が手がける作品で2021年の初演以来、神奈川・京都・長野と様々な地域で上演を重ね“深化”を遂げてきた。新たに4人構成版に再編成したバージョンは、首都圏では初上演となる。
『Re:Public』
水中めがね∞初の市民参加型作品
個人他人、隣人本人知人奇人…
歩けば出会う、誰か。
きっと、自ら選んで出会う偶然と意思の間の“何か”こそが、
公共性そのものなのかもしれない。
リズム、機微、やや個性。
それぞれの身体でpublicへの返信を、今のいまに試みる。
水戸芸術館で出会った人たちによる「公共のダンス」
『しき』
水中めがね∞レパートリー作品
NF F NS NC-我かつて存在せず、そののち存在し、いまは存在せず、思い悩むことなし-
いつか世界は全てなくなる。
天才も愚者も美人もブスも地球ごと。
だけど、何かを残すために精一杯になってしまうことがたまにあります。
葬式について調べていたら、人生について考えていました。
端的にいうとそんな作品です。
消えてしまった全てのものに愛を込めて。

水中めがね∞とは
振付家・ダンサー・ビジュアルデザイナーなどが集まって2011年に結成されたコンテンポラリーなダンスカンパニー。
メンバーは各自の活動基盤を持ち、それぞれの自律的なクリエイティビティの交錯によって団体の活動を展開。現在は舞台・映像作品の企画制作と、MVの振付などクライアントワークを並行して行う。
「人間社会におけるダンスの在処・在り方を模索し開拓する」を目標に掲げ活動中。
(写真:masataka kougo)

公演概要
水中めがね∞+水戸芸術館プロデュース
『Re:public/しき』
『Re:Public』
Director:根本紳平(水中めがね∞)
Dancer:一条絵乃 稲田涼香 木村莉緒 小路朋也 坂口友紀恵 高橋愛 田所絵梨 とく
戸塚玲亜 なぱ 根本紗南 宮田稜加 吉田翔哉 吉中彩優奏 渡部柚子
岩本大紀 岡本優 金愛珠 平田栞 中川絢音 根本紳平
『しき』
Director:中川絢音(水中めがね∞)
Dancer:岩本大紀 岡本優 金愛珠 平田栞
【公演日程】 2 月7日(土)16時開演 / 2月8日(日)14時開演
【会場】水戸芸術館ACM劇場
【チケット料金】全席指定・税込
一般:4,000円/U-25(25歳以下):2,500円/高校生以下:1,000円 *当日要身分証提示
【チケット取扱い】水戸芸術館(9:30~18:00、月曜・年末年始休館)
*未就学児は入場不可。*車椅子でのご来場は、チケット予約時に水戸芸術館へ。
【お問い合わせ】
水戸芸術館ACM劇場(10:00~18:00、月曜・年末年始休館)
TEL 029-227-812
〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8