【ぽけふぇす参加団体紹介】少年社中

東京・中野の劇場街ポケットスクエアが主催する、演劇フェスティバル『ぽけふぇす(ポケットスクエアフェスティバル)』がこの秋開催! 

ポケットスクエアが有するザ・ポケット、テアトルBONBON、劇場MOMO、劇場HOPEの4つの小劇場を会場に、ポケットスクエアにゆかりのある計14劇団が集結。
8月21日~9月18日の約1ヶ月間にわたり各劇場で上演を繰り広げ、中野から演劇の魅力を広く発信していく。

『ぽけふぇす』参加団体をご紹介いたします!

少年社中

1997年、劇団東京オレンジを脱退した毛利亘宏、井俣太良を中心に結成。
早稲田大学演劇研究会(以下早大劇研)出身の劇団。1998年2月に早大劇研内のアンサンブル劇団として旗上げ。その後、パルテノン多摩小劇場フェスティバルに参加するなど順調にキャリアを重ね、2002年にて早大劇研から独立してプロ化する。
独立後すぐに、若手劇団の登竜門とも言える青山円形劇場に進出。2013年には結成15周年を迎え、記念公演として紀伊國屋ホールにて「贋作好色一代男」を上演。2016年8月「三人どころじゃない吉三」では劇団初の大阪公演を実現した。2023年には結成25周年を迎えることになる。

今公演『光画楼喜譚』

少年社中は2023年に25周年を迎え、本作は25周年記念公演第二弾となります。5年ぶりの中野ザ・ポケットにて、劇団員総出演で毛利亘宏の新作を上演いたします。

本作において、ゲスト出演者は1名。『純度の高い少年社中』かつ『大人の少年社中』をお届けいたします。
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そこは女主人が切り盛りする、夜にしか開かない写真館。
いつからあるかわからないほど古くからあるそこは、
誰からともなく 『光画楼』と呼ばれていた。

写真館といっても主人は写真を撮るわけではなく
時代や国を超えた様々な写真が店内に飾られている。
それはさながら、世界を小さな空間に切り取ったようであった。

光画楼には噂があった。
「亡くなった大切な人の写真を持って来ると…その人に会うことができる」

ある夜、依頼人である一人の男が光画楼の扉を開ける。

―これは『記録』と『記憶』の物語

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過去公演

2019年 第37回公演【天守物語】 東京:紀伊國屋ホール/大阪:近鉄アート館
2020年 ライブストリーム【劇場に眠る少年の夢】
2021年 第38回公演【DROP】 Team Humpty&Team Dumpty
2022年 第39回公演【クアンタム -TIMESLIP 黄金丸-】
東京:紀伊國屋ホール/大阪:近鉄アート館※大阪公演中止
2023年 25周年記念第一弾 第40公演【三人どころじゃない吉三】紀伊國屋ホール

■演劇をやっていなかったらなにをしていたと思いますか?
主宰の毛利はもともと、料理人になりたかったそうです。自分の作ったもので人を喜ばせたいというマインドは変わってないんだなと感じています。

■子どもの頃から持っている知恵を教えてください。
階段はななめに上ると疲れない

■ぽけふぇすについてのコメント

少年社中が早大劇研を出て初めて使用させてもらった劇場がザ・ポケットです。そこから折に触れ、大切なタイミングで何度も舞台をやらせていただいてとても大事で思い出深い劇場です。

このようなフェスに参加できとても光栄です。多くの演劇ファン、ポケットスクエアのファンの方に観ていただきたいなと思います。

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