【ぽけふぇす参加団体紹介】ナミプロ

【ぽけふぇす参加団体紹介】ナミプロ

東京・中野の劇場街ポケットスクエアが主催する、演劇フェスティバル『ぽけふぇす(ポケットスクエアフェスティバル)』がこの秋開催! 

ポケットスクエアが有するザ・ポケット、テアトルBONBON、劇場MOMO、劇場HOPEの4つの小劇場を会場に、ポケットスクエアにゆかりのある計14劇団が集結。
8月21日~9月18日の約1ヶ月間にわたり各劇場で上演を繰り広げ、中野から演劇の魅力を広く発信していく。

『ぽけふぇす』参加団体をご紹介いたします!

ナミプロ

小劇場を中心に活動する舞台音響スタッフ・山下菜美子のプロデュース企画。

2023年より団体名を【山下菜美子プロデュース】から、通称で使用していた【ナミプロ】に改名。

拘り抜いた舞台演劇作品の上演、公演パンフレットに留まらないオリジナル小冊子(ナミプロ本)の 作成・販売、高いクオリティの公演宣伝映像など、舞台制作技術スタッフの質の高さと、培った人脈によるキャスティングを武器に、演劇企画団体としての独自性を追求し続けている。

ナミプロは「演劇とはなんぞや」を命題とし、少人数の出演者による演劇を創作する団体です。

希望と絶望のジェットコースターを繰り返しながら、まだ見ぬ【何か】を模索し続けて、演劇道をただひたすらに突き進んでおります。

演劇最高!演劇大好き!

面白い演劇に飢えているそこの貴方に届きますように!

今公演『ガクヤ』

客席数約60席の濃密な劇場空間で、あの名作『楽屋』をモチーフにした女優4人のがっつり会話劇!
『アンフェア』『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』など数々の映像作品の脚本を手掛けつつ、自身のプロデュース団体【秦組】での創作活動も精力的な秦建日子氏による書き下ろし新作戯曲に挑みます。
様々な世代のオンナの、女優の、業と生き様を凝縮した約60分!

「私は、ずっと、拍手される側になりたいと思っていた。
物心ついた時からずっと。ずっと、ずっと思っていた。
でも、今まで一度もそうはならなかった。
私はずっと、誰かに拍手をする側の人間だった。」

ナミプロならではのキャスト8人(ダブルキャスト・組み合わせシャッフル有り)が繰り広げるオンナのバトル!?
【女優】という生き物に真っ向から迫る、現代令和の【今】の演劇界を描いた究極のセリフ劇!
とある舞台のスタンバイ中の楽屋で、それぞれキャリアの異なった女優たちが織りなす、静かなる戦いが今、始まろうとしている…。

過去公演

第1回旗揚げ公演 2019年5月、テアトル BONBON にて堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)を 作・演出に迎えての異色短編作『漂白剤』を上演。
4人の女優による回替わり4バージョンの一人芝居にて約1200人を動員。
第2回公演 2021年9月、ザ・ポケットにてトクナガヒデカツ(X-QUEST)作・演出の新作5人芝居『月の綺麗な夜に月に寄る』を上演。
コロナ過で、とにかく元気になる作品にしようと奮闘。
黒スーツ男5人による、ダンスをふんだんに取り入れた汗だく芝居。
第3回公演 凪沢渋次(ナギプロ)作の二人芝居『りぼん』を劇場HOPEにて上演。
約80分間2人だけでしゃべくり倒す、それなりに年齢を重ねた男同士の奇妙な友情物語。
シンプルなセットの中、会話のラリーだけで観せる究極の会話劇。
組み合わせシャッフルで相手役が変われば芝居も変わる、演劇の面白さを詰め込んだ作品。
第4回公演 岸田國士作品『命を弄ぶ男ふたり』を劇場HOPEにて上演。
このモンスターな戯曲に立ち向かうには、精巧な土手の美術セットが必須と思い、結果、ナミプロスタッフ陣の仕事っぷりが劇場空間であることを忘れさせる出来栄えで【人】が【居る】空間を作り出し、ナミプロを象徴する意欲作となった。

■演劇をやっていなかったらなにをしていたと思いますか?
これ、考えてみたのですが、もう想像出来ないところまで来てしまいました。。。
きっと、何をやってもそれなりに何とかなりそうではありますが、【演劇をやっている自分】が良くも悪くも今の私の人格形成に多大なる影響を及ぼしてしまっているので。。
演劇をやっていなかったとしても、演劇に出会ってしまうような気がしています。

■好きなご当地キャラクターはいますか?
東京都浴場組合の公式キャラクター 銭湯大好き「ゆっポくん」と、
えどがわ銭湯応援キャラクター「お湯の富士」
銭湯通いが唯一の趣味なのですが、たくさんのキャラクターがいるので要チェックです!
ちなみにポケットスクエアの近くには、高砂湯・香藤湯・昭和浴場など個性的な銭湯がありますので、ご観劇の前後にひとっ風呂いかがでしょうか?

■ぽけふぇすについてのコメント

音響スタッフとしては、ザ・ポケットが出来た当初からお世話になっており、ナミプロとしては、過去4公演全てポケットスクエアさんで上演させていただいている、ご縁の深い劇場さんの初の演劇フェスにお声がけいただいて、大変嬉しく思っております!
めっきり明るい話題が少なくなってしまった演劇界ですが、こうやってただただ「演劇界を明るく元気に盛り上げていこう!」という気概のある劇場さんの思いに感銘を受けまして、微力ながら参加させていただきました。
素敵な団体さんたちが名前を連ねる、4つの劇場が賑わう夏のお祭り!
たくさんの方々に足を運んでいただけたらと思っております!

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