劇団印象-indian elephant- 第32回公演『女性映画監督第一号』がレンタル動画にて3月11日(火) 23:59まで好評販売中です!
概要
この度、劇団印象-indian elephant-は、2025年2月8日(土)~11日(火・祝)に吉祥寺シアターにて、第32回公演『女性映画監督第一号』を上演いたします。本作は、日本映画の女性監督第一号であり、巨匠:溝口健二の下で劇映画の監督としてデビューした坂根田鶴子の物語です。彼女は、日本国内では一本しか映画を撮れず、満映(満洲映画協会)に移り、文化映画(ドキュメンタリー映画)の監督として活躍しました。その彼女の苦難の半生を描きます。
■ なぜ今、坂根田鶴子? 女性映画監督第一号?
坂根田鶴子が日本映画界に飛び込んだ1930年代は、女性監督どころか、女性の映画スタッフはまだほとんどいませんでした。編集もこなす助監督として、溝口健二に認められた坂根は、男性スタッフからいじめられる対象でした。そんな中、日本の女性映画監督第一号として、『初姿(はつすがた)』で監督デビューを果たします。
坂根が、男装の麗人よろしく、短髪、ズボン姿で撮影現場を飛び回り、ついに自分が撮りたい映画を見つけるまでが、本作前半の見どころです。道を切り拓こうとする女性パイオニアに、男社会の壁がいかに立ちふさがるのか。2025年の現代でも多くの女性に共感を生む、“ガラスの天井”の問題を、本作も取り上げます。
■そして、彼女は満洲へ。
やがて、坂根は満洲に渡り、数々の文化映画(ドキュメンタリー映画)を監督します。しかし、彼女が手掛けた映画は、満洲という日本の傀儡国家を正当化したプロパガンダ映画だと、後年評価されます。坂根が、魂を込めて作った映画『開拓の花嫁』が、どんな映画だったのか、それを描いた場面が、本作後半の見どころです。


出演
万里紗
佐乃美千子
内田健介
藤井咲有里
岡崎さつき
釜木美緒
内田靖子
峰一作
武田知久

スタッフ
作・演出:鈴木アツト
舞台美術・小道具:西宮紀子
舞台監督:折田彰平((株)ステージワークURAK)
照明:篠木一吉((有)創光房)
音響:斎藤裕喜(Québec)
衣裳:仲村祐妃子
ヘアメイクプラン:西藤恭子
演出助手・振付:モカ
方言指導:今井美佐穂
歌唱指導:笹良まゆ
宣伝デザイン:沼上純也(イヰマ)
宣伝イラスト:大野舞”denali”
舞台写真:菅原康太
音楽・制作:村上理恵
制作協力:J-Stage Navi
協力:アルファエージェンシー、krei inc.、劇団俳優座、PACO、パンケーキの会、ビクターミュージックアーツ、プランニング・クレア
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))、
独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
企画・主催:特定非営利活動法人 劇団印象indian elephant
配信スケジュール・配信チケットについて
■配信期間
2025年2月26日(水) 12:00~3月25日(火) 23:59
■販売期間
2025年2月17日(月) 10:00~3月11日(火) 23:59
■チケット
視聴券:2,000円(税込)
販売ページ:https://www.confetti-web.com/@/inzou_streaming
その他
■公式サイト:https://inzou.com/works/theater_company/works32/
■公式X:https://x.com/inzou