【上演決定】Nakatsuru Boulevard Tokyo Vol.4「Strange Island」

【上演決定】Nakatsuru Boulevard Tokyo Vol.4「Strange Island」

2023年12月13日(水)~ 12月20日(水)、新宿サンモールスタジオにてNakatsuru Boulevard Tokyo Vol.4「Strange Island」の上演が決定した!

Nakatsuru Boulevard Tokyo Vol.4「Strange Island」

とある島を舞台に描く貧困をテーマにした、SFブラックコメディ。

◇あらすじ
「地図にも載っていない、とある島の、とある町。そこには、貧富の格差が⽣まれていて富裕層が住む表町と、貧困層が住む裏町とに分離している。
裏町の⼈間は、いつか表町に住むことを夢見るが、⽣活は⼀向に改善しない。
表町の⼈間は、裏町の⼈間を疎ましく思っているが・・・」

公演期間:2023年12月13日(水)~ 12月20日(水)
劇場:新宿サンモールスタジオ

・チケット
一般席:5,500円
U25席:3,000円
特典付チケット:8,000円
※第2回公演DVD「おかめはちもく」付 限定100席
(全席指定・税込)
※予約開始日:近日中に公開予定

・スケジュール
12月13日(水) 19:00
12月14日(木) 19:00
12月15日(金) 14:00
12月16日(土) 14:00/19:00
12月17日(日) 14:00/19:00
12月18日(月) 14:00/19:00
12月19日(火) 14:00/19:00
12月20日(水) 14:00

・出演者
天川義輝、市川大樹、岩田あや乃、かずさ容子、勝平ともこ、小谷貴船
佐藤礼菜、佐藤絵里佳、杉本有美、田邉淳一、中嶋べん、宮崎敏行、宮崎隼人、村上隆文(50音順)

・スタッフ

【作/演出】中津留章仁(TRASHMASTERS)
【舞台監督】HiRoE/原弘
【照明】赤田智宏(ALOP)
【音響】タケウチヒロカズ(「想」工房)
【美術】橋本尚子
【制作】田村恭子、八木井里緒、吉瀬はなこ、石井卓実
【企画】NakatsuruBoulevardTokyo
【製作】株式会社J’S STUDIO

作/演 中津留章仁

初期はコメディタッチで毒のある作品を中心に上演。

2003年に上演された第7回公演「TRASHMASTAURANT」がCXの深夜番組「演技者」にてドラマ化。第8回公演以降は、ストレートプレイの枠組みの中で、より独創的で革新性あふれる舞台表現を求めて作風を一新する。

現在では、現代社会が抱える問題等を取り入れた骨太な物語で、観る者の魂を揺さぶる重厚な人間ドラマを中心に描いている。

近年は、長い上演時間や、床面まで変えてしまう場面転換、笑いの要素を一切排除する手法など、現行の演劇制作からはタブーとされる条件を内包しながら「演劇の未来」「可能性」を模索することに挑戦し続けている。

あくなき探究心と日々の研究に裏打ちされた他に類を見ない確かな舞台表現は、演劇関係者のみならず、堤幸彦をはじめ、映画・テレビ関係者からの熱い支持を集めている。

PAST WORK

Nakatsuru Boulevard Tokyo produce Vol.1「パンデミック・パニック」

社会派劇作家として定評のある、中津留章仁による新作書き下ろしの無観客でおこなう演劇生配信。
演劇の生配信では初、劇場の舞台面、客席面をすべて舞台セットとして使い、そこに天井から数台のカメラ、セット内に数台の隠しカメラ、舞台外からメインのカメラ数台を設置し、すべてのカメラ繋げて同時撮影する。
複数のカメラを切り替えて撮影することで、演劇に映画のような臨場感と迫力を加え、また、ライブ演劇を客席からではなく舞台上で見ている様にも映し出す。
とことん芝居と芝居を活かすカメラワーク、画角にこだわった撮影法でまだ、見たことのない新しい演劇生配信の形に挑戦。

Nakatsuru Boulevard Tokyo produce Vol.2「おかめはちもく」

とある地方のテレビ局。
数年前、この街では不正により、多くの市議会議員が辞職した。
その結果、新たに若い議員が当選し、現在のバランスは議会より当局が上だ。
いよいよ、次の選挙が始まろうとしている。
テレビ局は、不正を乗り越え、議員たちが変わる姿を番組にしようと取材へ向かうが、そこで見たものは改革ではなく……。
何故、政治は変わらないのか。
ジャーナリズムを見失ったテレビ局と、笑える程変わらない政治家たちの奮闘劇。

Nakatsuru Boulevard Tokyo produce Vol.3「Vanity」

アパレル会社で働く青嶋唯(北原里英)は、仕事もそこそこに、夜は起業家たちとの会食に顔を出す、所謂港区女子だった。けれど、29歳という年齢になり、今では呼ばれる回数も減ってしまった。

唯の会社は、長年売れ行きに苦しんでいたが、新たに立ち上げたファストファッションの売り上げで何とか持ち直した。しかしながら、大量生産するファストファッションには、売れ残り、つまり余剰在庫がつきものである。

唯の仕事は、その膨大な量の余剰在庫を整理する仕事だった……。

この、余剰在庫の行き先は、果たして……。

ナカツルブールヴァールトウキョウとは

俳優の田邉淳一と村上隆文の2人が劇作家の中津留章仁と組み出来上がったプロデュース団体。

ペテンやスノビズムといった人間の幸福を脅かす一切のものを露わにして人間同士のわだかまりを解消して可能性を見出だし、芝居の楽しさや人生の素晴らしさを滑稽且つ皮肉っぽく描いた喜劇を作っていく。

演出家でもある中津留章仁が現代東京における人生の機微や鋭い風刺、そして時事性に裏付けされた現代人の姿を露骨に舞台へ投影させ、自嘲的に笑わせ、考えさせるブールヴァール劇(大人の喜劇)。

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