オパンポン創造社、最後の大阪本公演!
オパンポン創造社の20周年記念公演となる本作は、作・演出を手がける野村有志の“自叙伝フィクション”
劇中では、2003年にとある団体と出会った人物の物語が展開する。
“なにがなくとも幸せになれる”とうたいながら裸踊りをする男性が代表を担う団体・幸演会は、裸踊りだけでなく炊き出しなども行っており、人々に幸せを届けることを理念にしていた。
しかし、それはあくまで表向きのことで……。
関西の小劇場界に大きな影響を与えてきた20年。
来年から活動の場を東京に移すことを決めた野村有志にとってオパンポン創造社として大阪での本公演開催は、本公演をもって一旦終了となります。
集大成ともなる公演をぜひ多くの方にご覧いただきたいと思っております。
◆野村有志 コメント
オパンポン創造社の野村有志です。
旗揚げから20周年を迎え、記念公演として自叙伝フィクション「幸演会」を上演することとなりました。
何もかもを失った気がした、2003年。
「なにがなくとも幸せになれる」と謳いながら裸踊りをする男性を代表とする団体「幸演会」と出会った。
彼らは裸踊りだけでなく炊き出しなどで、人々に幸せを届けることを理念に掲げていた。
しかしそれはあくまで表向きで、その実態は……。
幸演会での20年、これは本当の物語
20周年記念公演だからこその物語を模索した結果、自身の自叙伝を上演することとなりました。
自叙伝ではあるものの、フィクションを交えオパンポン創造社ならびに野村有志をご存知でない方でも楽しめる作品になったと自負しています。
これは青春群像劇であり、誰もが通る、そして通ったはずの物語。
20年続けたからこそ創ることができた物語です。
そして私事ではありますが、私、野村有志は来年より活動の場を東京に移します。
なので大阪での本公演は一旦これにて最後。大阪での20年、1人でも多くの方に観て頂きたい。
ご存知の方もそうでない方も、明るい未来に向けて本公演を盛り上げてくださると幸いです。
劇場でお待ちしております!
◆オパンポン創造社とは
2004年8月、野村有志による一人演劇ユニットとして旗揚げ。
全作品の脚本・演出を野村が務め、ペーソスと笑いを融合させ泥臭い人間模様を描くのを得意とし、
会話劇を主としたストレートプレイで魅せる作品が支持されている。
役者としても全作品出演。外部への出演や作演出、作品提供も多数行っている。
【受賞歴】
2012年 第五回ルナティック演劇祭 最優秀脚本賞/最優秀賞俳優賞
2013年 Short Act Battle Vol.2 優勝
2015年 佐藤佐吉 優秀主演男優/優秀音響賞
2016年 第2回演劇トーナメント30GP 優勝
2017年 第十回ルナティック演劇祭 優勝/最優秀脚本賞/最優秀賞俳優賞/グレート義太夫賞
2018年 Co Rich舞台芸術まつり!2018春 グランプリ
2019年 門真国際映画祭 舞台映像部門 最優秀作品賞/優秀助演男優賞
2019年 関西演劇祭 優秀脚本賞/優秀演出賞
2020年 門真国際映画祭 舞台映像部門 優秀作品 / 優秀主演男優賞
2021年 せんがわ劇場演劇コンクール オーディエンス
◆公演概要
オパンポン創造社 20周年記念公演 「幸演会」
【会場】
in→dependent theatre 2nd
大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目9-5
【日程】
2023年 6月15日(木)~6月18日(日)
【作・演出】
野村有志
【出演】
松木賢三、川添公二、高橋映美子、中川浩六、成瀬遥、殿村ゆたか、野村有志
【公式HP】
https://opanpon.stage.corich.jp
【野村有志 Twitter】
@mr_opanpon