舞台を観てみたい劇場へ行ってみたい人向けシリーズ!~直前・当日編~

舞台を観てみたい劇場へ行ってみたい人向けシリーズ!~直前・当日編~

はじめに…

舞台やミュージカルを観てみたい、劇場に行ってみたいけどちょっと怖い…。
独特な世界だから勝手がわからない…など、一歩踏み出したいな…と思っている方向けに解説していくシリーズです!

少しでも沢山の方々にライブエンタメに触れて頂ければと思いスタートしました。
これからハマりたい方はもちろん、身近な人を沼へ引きずり込みたい…と企んでいる沼の住人の方も布教用にお使いください!

内容は、年間約40本程度観劇をしているカンフェティのスタッフがピックアップしてお届けします!

◆直前・当日編

友だちからチケットを譲ってもらった、ミュージカル行かない?と誘われた、、、
など急に劇場に行くことになった!マナーとか知らないし困った!という方も、いらっしゃるかもしれません。

今回は、公演の「直前・当日編」と題して舞台やミュージカルを観る際に「ここは押さえておきたい!」というポイントをご紹介します。

目次  ※各項目クリックで該当部分に飛びます

◆事前準備
公演の注意事項を確認
持ち物
ドレスコードってあるの?

◆当日
公演が始まる前
観劇マナーについて
遅刻をしてしまったら…
細かい確認事項

◆事前準備

公演の注意事項を確認!

公演期間が近づくと、公演の注意事項や当日の案内、開場時間/上演時間、会場へのアクセス方法、物販販売の情報などが発表される事が多いです。必ず公式HP等で確認をしましょう!

持ち物

最低この2つがあれば見ることはできるので大丈夫です!
・チケット
・お財
帯電話などの貴重品

特にチケットは、どのような理由でも再発行ができませんので確実に忘れないようにしましょう。

人や会場によっては+αで下記の物があっても良いかもしれません。

羽織るもの:空調の関係で、風がモロに当たる席の場合は、夏でもかなり!かなり!寒いことがあるので、ストールなど羽織るものを持っていきます。

目薬:劇場って意外と乾燥している…ような??集中しすぎてまばたきを忘れている気もしますが、目が乾くなーと思うことが多いので必ず持っていって始まる前や休憩中に差します。

双眼鏡:会場の規模感にもよりますし、スタッフは舞台全体を見た方が面白い!!と思う派なのですが、2階席でもう少し役者さんの表情を見たい…!といったときには大活躍です。

飴やグミなどの軽食:始まる前のロビーやロビー飲食NGの場合は会場外で一口。お腹の音対策です。
何故か、ちょっと静かなシーンでお腹がなっちゃうんですよね…。何度も経験があって、、生理現象で抑えるのは難しいですが、ちょっと恥ずかしいので、持ち歩くようにしています。
会場内での飲食の可否は会場によって異なりますので、必ずルールに従いましょう。

ドレスコードってあるの?

基本的に決まったものは無いかな?と思います。普段着でOKです。

没入感を大切にしている公演や参加型の公演は指定がある場合もありますので公式HPをチェックしてみましょう!

スタッフの場合、強いて言えば…ですが、周辺でご飯を食べたり買い物をして帰ったり…と寄道をすることが多いため、よそいきのワンピースを着たり、ちょっとオシャレしよう!といった感じになります。何もなければTシャツ+デニムで行くことも。

この点は人によって様々ですのであくまでご参考まで!

◆当日

公演が始まる前

公演が始まる前は、時間に余裕を持って会場に到着するようにしましょう。
入場時やお手洗いが混んでいる可能性もありますので、早めに会場について準備を済ませておくと良いでしょう。
開場時間前、あまりにも早く会場に着いてしまうと、近隣の迷惑になる場合もありますのでご注意ください。

観劇マナーについて

最低限下記を気をつけていたら大丈夫かなと思いますが、「他の方の鑑賞の妨げにならないように」という部分がキーポイントです。
劇場や公演によって決まり事もあるので必ず確認をしてくださいね。

・携帯電話などの音や振動が出る電子機器の電源を切る
・写真撮影、録音、録画は禁止
・おしゃべり&物音に注意
・飲食&喫煙は禁止
・前のめりでの観劇はNG
・帽子・かぶりものは取る

以下、説明していきます。


・携帯電話などの音や振動が出る電子機器の電源を切る
スマホ、スマートウォッチ、アラームや振動が出るものは電源を切るか、画面が光らない&音がならないモードに変更しましょう。

公演中に携帯を触る…といった行為も周りの迷惑となりますのでご法度です。
携帯等の音は当然劇場内響き渡るのですが、意外とバイブレーション音も…響きます…。

意外と盲点なのは、スマートウォッチの画面の光です。持ち上げると画面がつく設定や通知が来ると画面がつく設定にしていると、いくら画面の明るさを下げていても、暗い客席内では目立ちます。かなり…。

スマートウォッチ側でシアターモードや、画面を光らせない設定ができますので、必ず始まる前に設定の変更を行いましょう。

・写真撮影、録音、録画は禁止
著作権等の権利の関係で、客席内での許可の無い撮影、録音、録画禁止されている場合がほとんどです。
たまに開演前の緞帳(どんちょう)や舞台セットを撮影しようとしてスタッフの方に止められている…という方をお見かけしますが、舞台セット等にも権利があります。
記念に撮影したい気持ちはとてもよくわかります…!が、心の目に焼き付けて帰りましょう。

一部の公演においては、限定されたシーンやカーテンコールのみ撮影OKの場合もあります。
その際は決められたルールに従って撮影してください。

・おしゃべり&物音に注意
公演中に隣のお友だちとお話する…といった行為は周りの方の迷惑となるためNGです。

素晴らしい作品を観たり、役者さんが素敵だったりすると誰かに伝えたい…!という気持ちは痛いほど分かりますが、感想は公演終了後に共有しましょう!
ビニール袋などのガサガサ音もかなり目立つので注意です。

・飲食&喫煙は禁止
演劇やミュージカルの場合、劇場内での飲食は原則禁止な事が多いです。
ロビーではOKなこともありますので、劇場内の注意書きや公式ページをチェックしましょう。
劇場によっては開演前や幕間の最中は飲食OKなど、劇場によって状況が変わりますのでご注意ください。
喫煙は所定の場所にてお願いいたします。

・前のめりでの観劇は絶対にNG!!!
背中を背もたれに付けて鑑賞しましょう。
ちょっとだけなら…と思って前のめりになると、後ろの方の視界の妨げになります。

後ろの方の視界への影響度は「劇場 前のめり 視界」といったワードで検索をすると、某劇場さんが公開している動画がとてもわかりやすいです…!百聞は一見にしかず!ぜひ確認してみてください。
前のめりになるのは気持ちだけにしておきましょう。

・帽子・かぶりものは取る
前項と内容は似ていますが、帽子、過度なお団子ヘア、髪飾りなど、
後ろの人の視界の妨げになる髪型、装飾品もやめておきましょう。


最低限この辺りを気をつけていたら大丈夫かなと思います。
その他、劇場や公演によって決まり事もあるので必ず確認をしましょう。

遅刻をしてしまったら…

入場自体は可能なことが多いです。
ただし、演出の都合上席に案内が出来ない時間がある場合もあります。
もちろんですが、観れなかった分返金…などの対応もありません。

なるべく時間には余裕を持って会場に到着できるようにしましょう。

細かい確認事項

・キャストへのプレゼント、お手紙の受付
・お花の受付
・クロークの有無
・物販コーナーの支払方法   

など細かい部分は公演や会場によって異なるため、必ず公式HPの注意事項をチェックしましょう
お知らせやQ&Aに記載があることが多いです。

劇場の雰囲気も楽しんで!

劇場では、公演のグッズ販売があったり、何か展示があったり、別公演のチラシが置いてあったり、歴史のある劇場だと建物そのものが珍しい造りだったり…楽しみ方は沢山!
楽しみながら幕が上がるのを待ちましょう!

初めての観劇はかなり緊張するかもしれませんが、
観劇前のわくわく感も含め、非日常を味わえる空間です。存分にお楽しみください!

コラム・特集カテゴリの最新記事