カンフェティ社員のエンタメへの愛を叫ぶ#20

こちらは、カンフェティ社員が舞台各ジャンルへの愛を叫び、かみふぶきの妖精こんぺちといっしょにおすすめ公演を紹介する、ちょっとほっこりする場所です。
どうぞくつろいでください~

※二週間に一回の更新を予定しております。
※記事の内容は2025年10月現在の状況です。
※各公演名のバナーをタップすると、カンフェティの販売ページに飛びます
※販売詳細はチケット販売ページにてご確認ください。また、状況によってはすでに完売している場合や販売期間外の可能性もございます。

前回に続き今回も、二人のスタッフが揃ってカムカムミニキーナの公演をおすすめしてくれました!
社員の間でも注目高めの作品です。

【目次】※タップすると各公演に飛びます
●カムカムミニキーナvol.75『くまむく~閻魔悪餓鬼温泉騒動記~』(スタッフ①)
●カムカムミニキーナvol.75『くまむく~閻魔悪餓鬼温泉騒動記~』(スタッフ②)
●第三回「北斎の娘」を聴く会
●第14回 佐久間二郎能の会「三曜会」

★スタッフ①おすすめポイント★
大大大好きなカムカムミニキーナ!!祝!35周年!
ここで話すことができるのを心待ちにしていました!!!
楽しいし笑えるのに、とっても考えさせられるカムカムの作品。ここ数年毎回通っています!

古典や神話をもとに描かれることが多いのですが、今回は「小栗判官」を下敷きに描く、善意と復活の物語だそうです。
今回はどんな内容で描かれるのか…!本当に楽しみで、ヒントになりそうなものを予習しながら過ごしています。

古い時代の話しかと思いきや、自分たちの身の回りに起きていることともリンクして…
劇場からの帰りに本当にいろいろなことを考えながら、考えをまとめるために一度喫茶店に入る…というのがスタッフのルーティーンと化しています。

自分の語彙力が足りないのが本当にもどかしいくらい面白い劇団なのでぜひ一度実際に見てみてください!
インタビューも公開中!たっぷりお話いただいているので、隅々まで!お読みください。
https://magazine.confetti-web.com/confetti/interview/80050/

\\平日夜の回にビフォアトーク開催予定!(別料金)//

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★スタッフ②おすすめポイント★
祝! 劇団創立35周年!!
アニバサリーイヤーに上演される冬の本公演はなんと、過去作をグレードアップしての再演とのこと!
カムカム歴3年でぺーぺーの私からしたら、なんと幸運な機会なのか……!

カムカムさんの作品では、野望を抱いて己の道を進み成功した者とそうでない者、その人々を導いた欲深き者や心優しき者、統率者の夢に共感し憧れた者や応援し支えた者など、どんな観客も心の内に秘めている価値観や感情が引っ張り出されてしまうような、キャラに富んだ登場人物たちと出会えます
日本の神話や口伝をベースにした作品が多いので、日本の歴史に興味がある方はもちろん、”俳優さんたちのパワーをくらって、感情が揺さぶられる観劇体験がしたい”という方にぜひおすすめです。

もし「作品の世界観についていけるか不安……」という方がいても大丈夫!
今回は平日夜回のみの開催ですが、公演前の「ビフォアトーク」で主宰の松村武さんから直接、作品の舞台設定や重要ワードなどの解説を伺えます!
(私は毎回ビフォアトーク→観劇でどっぷり作品に浸かって、観劇後にグッズのパンフレットを読んで「そういうことだったのか!」と新たな発見をしています)

チケットの種類も多くお得にご覧いただける回もあるので、この機会にぜひ!

\\11月末に、大阪公演も!(近鉄アート館)//

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★スタッフおすすめポイント★
葛飾北斎の娘であり、その弟子でもあったという
「北斎の娘」葛飾応為

葛飾応為といえば偉大な父に負けず劣らずの超絶画力で、
代表作『吉原格子先之図』
色のコントラスト差で吉原をドラマティックに
表現することが出来ていて、とても好きな作品です!!❤❤

「北斎の娘」を聴く会は、
ご自身も2世落語家である林家あんこさんが、
北斎の娘・葛飾応為の謎多き半生を描き出す創作落語会


今月、長澤まさみさん主演で応為の映画が公開されたり、
大河ドラマ「べらぼう」で葛飾北斎がそろそろ登場?
(しそう)だったり、葛飾北斎・応為親子周辺、
今の令和の世にも、何かと話題を集めているんですよね…
✨️

そんな令和七年の師走を、
あんこさん渾身の応為落語で締めくくりたい!!!

筆者もアフター6に駆けつけたいと思います🚃
完売必至なのでチケットはお早めに!

\\スペシャルゲスト
粋曲の柳家小菊、人間国宝・鶴澤津賀寿によるユニット『うっとり姉妹』//

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★スタッフおすすめポイント★
8月末に映画「六つの顔」を見に行きました。

「狂言の道を歩んで九十年――」
文字だけでも相当なインパクトがありますが、
映画を見ると、「九十年」の重みをしっかりと受け、思わず涙が溢れました。

狂言はよく『喜劇』として紹介され、笑いが大きな特徴とされることが多いですが、
確かに笑いを誘う場面もある一方で、
なぜか心がギュッと締め付けられ、気づいたら涙が出ているような演目もあります


狂言「川上」では、目が見えない男が、地蔵に「目が見えるように」と祈願すると、
本当に見えるようになりました。
その代わりに妻と別れなければ、また目が見えなくなるというお告げでした。
それを知った妻はどう思うか?男はどちらを選ぶか?

今回は、映画「六つの顔」で収録された「川上」と同じ配役で、生で観ることができます
シテ(盲目の男)野村万作  アド(妻)野村萬斎

ほかに、薩摩琵琶(川嶋信子)、『奈須輿市語』(野村裕基)
能『俊寛』(シテ 佐久間二郎)では、罪に問われ、二人の同志とともに鬼界島に流されてしまった俊寛が、自分だけ赦免されていない事実を知り、絶望で泣き嘆く…。かなり気持ちが沈むような演目で、
公演後は思考停止しそうですが、全力で受け止めたいと思います!

\\演目名だけで、もう胸がいっぱいになってしまう…!//

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ここまでご覧いただきありがとうございます。
愛マシマシ、熱量マシマシの今回、
コラム担当スタッフはニヤニヤしながら編集しました。

朝晩の涼しさに、ようやく秋の気配を感じるこの頃。
栗と芋の限定商品についつい手を出してしまいます…

また次回お会いしましょう。

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過去に叫んだ愛(バックナンバー)
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