演劇ユニット「30-DELUX」が“次世代継承”をテーマに新プロジェクト「30-DELUX NEXT STAGE THEATER」を立ち上げた。その第1弾として、代表作の1つ『オレノカタワレ』(初演:2006年)が再々演されることが決定。演出に、小笠原健を迎え、脚本を再構築し、『紅蓮の章』として生まれ変わる。登場人物の関係性やドラマ性を掘り下げ、演出やアクションも刷新されるという。
清水「そもそものはじまりは、早乙女太一さんが出演されていた大衆演劇の舞台の熱に圧倒され、大衆演劇の歴史を紐解く作品を作りたいと思ったことでした。そして脚本家の米山和仁さんと、劇団が崩れかけながらも再び盛り上がっていくという内容のドラマを作り上げ、2006年に初演となりました」
2015年に行われた再演では、早乙女友貴・太一兄弟とのコラボが実現。さらにスピード感あふれる殺陣を活かした舞台が生み出された。
大野「高校時代に、再演版の『オレノカタワレ』を観劇し、とても感激しました。物語はもちろんですが、とくに殺陣の迫力やスピード感が強く印象に残りましたね。そして高校の演劇コースに清水さんが指導にいらしてくださったこともあって。今回、自分が時枝三四郎役で出演させていただけることになって驚くと同時に、ご縁を感じています」
11年を経て生まれ変わった『オレノカタワレ』は、物語の軸はそのままに、方向性が変わっている。
清水「これまでは大衆演劇の物語でしたが、今回はとある劇団の物語として描くことで、より広い層に届く作品にしたいと思っています」
大野「2代目座長として劇団を大きくする物語なので、演劇者として共感できる部分が多く、これまでの経験が活きると思います。公演で重要な殺陣もこれまで研鑽を積んできましたが、舞台で実際に披露するのは初めてなので、それも楽しみです。スピードはもちろんですが、“魅せる”ことも意識して丁寧に行いたいです」
清水「先日アクション稽古をしましたが、すでに高いレベルを見せてくれました。大野さんと絡む、風祭ジョー役の村瀬文宣は30-DELUXで最も殺陣が得意なので、2人のやりとりで凄いものができあがるでしょう。今回の舞台はぜひ多くの若い方にご覧いただき、“生の舞台ってこんなにすごい”ということをお伝えできたらうれしいです。ただ迫力がある、というだけではなく、今の時代ならではのスタイリッシュさや柔らかさを持った“熱”をぜひ味わっていただきたいです」
(取材・文:長井進之介 撮影:敷地沙織(平賀スクエア))
大野紘幸さん
「『島人の宝』
前提として……カラオケ行っても盛り上げる担当であり、割と歌わない派です……すみません!笑笑
でも、何か歌わなきゃいけない状況になった時はこの曲を選曲する事が多いです!
カラオケの楽しみ方って人それぞれあると思いますが、僕的にはやっぱりカラオケとなると、自分が気持ちよく歌うよりも、周りのみんなに楽しんで欲しいな!って気持ちが強くなってしまいますので、そんな時に欠かせない3つのポイントをしっかり押さえてくれるこの曲を歌う事が多いです。笑
①みんなが知っている曲。
②掛け声などあってみんなで盛り上がれる曲。
③キー的に自分も歌いやすい。
以上の観点からこの曲は重宝してます。笑
沖縄を感じる事もできますし、歌詞もメロディーも含めてとっても大好きな曲です!!!」
清水順二さん
「歌は、『歌詞』を一番大切にしています。特によく歌うのは、中島みゆきさんの『糸』です。
『なぜ巡り会うのかを 私たちは何も知らない』
この一節は、劇団を続けてきた私の人生そのものだと感じています。人との出会いが作品を生み、人との別れが自分を成長させてくれました。
俳優もスタッフも、お客様も、すべては『縁』。だからこの曲は、歌うたびに初心を思い出させてくれる特別な一曲です」
プロフィール
大野紘幸(おおの・ひろゆき)
2018年より舞台を中心に活動を開始。舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~ 2nd SEASON 2』シリーズ(6つ子・カラ松役)、ミュージカル『青春-AOHARU- 鉄道』シリーズ(東武野田線役・西武多摩湖線役)、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン(青学・池田雅也役)など多彩かつ注目の作品に次々と出演。確かな演技力と学生時代に取り組んだ野球や殺陣の研鑽によって培われた身体能力で存在感を放つ俳優として注目されている。
清水順二(しみず・じゅんじ)
中京大学体育学部卒業後、会社員・高校教師・スタントマンを経て、1997年に劇団「MOTHER」へ入団し中心俳優として活躍。2003年に演劇ユニット「30-DELUX」を立ち上げ、年間2万人を動員する人気ユニットへ成長させた。2015年にはロンドン公演を成功させ、現地の最も権威ある雑誌社「What’s On Stage」から5つ星の評価を得る。183cmの長身を活かした殺陣と幅広い演技力を持ち、製作総指揮・殺陣師・俳優として舞台・映像で多方面に活動を展開している。
公演情報
30-DELUX NEXT STAGE THEATER
『オレノカタワレ ~紅蓮の章~』
日:2026年9月26日(土)〜10月4日(日)
※他、地方公演あり
場:シアターグリーン BIG TREE THEATER
料:特等席[前方3列目以内]11,000円
一般席8,800円(全席指定・税込)
HP:https://30-delux.net/orenokataware2026
問:30-DELUX mail:30dx.orekata.2026@gmail.com
24名限定! 一般席8,800円 → 6,800円 +カンフェティポイント付き!