長く上演され続ける二人芝居を目指して! 完全オリジナル音楽劇『超、Maria』2チーム制にて待望の再演

 共に多忙な父親を持つ仲良しの小学生女子2人が、ある日人生最大の秘密を知ってしまったことから起こる人生のジェットコースターを描き、2020年に初演された『超、Maria』。劇作家・演出家・俳優として活躍する根本宗子と、唯一無二の音楽性を持つチャラン・ポ・ランタンがタッグを組んだ完全オリジナルの音楽劇が、7月待望の再演を果たす。田村芽実×清水くるみの強力な新ペアとのWキャストとなる上演で、初演のオリジナルペア、チャラン・ポ・ランタンのボーカル ももと根本が、再演に臨む想いを語ってくれた。

根本「『超、Maria』は自分がやってきた作品の中でもジャンル分けが出来ない、この作品ならではのものが詰まった、とても思い出深い演目で。私は新作を創る方が楽しくてあまり再演は企画してこなかったのですが、2・3年前に田村芽実ちゃんと雑談していた時に『超、Maria』を是非やりたい!と言ってくれたのがきっかけで、あ、それは面白いかもしれないと。芽実ちゃんと仲良しの清水くるみちゃんとの新チームと、オリジナルの我々の2チーム体制での再演が、演目にとってもいいんじゃないかと考えました」

もも「初演は、稽古の度に毎日台本が3・4ページずつ増えていく、という感じで始まったのがすごく面白かったですし、“かな”という役柄を私にあてて書いてくれたので、物語としてはフィクションなのに、疑問を感じる台詞が1つもなかったんですよ。キャラクターも違和感なく演じられましたし、作品自体がとてもエネルギッシュですよね」

根本「ももさんが既に一人芝居をなさっていたので、二人芝居がいいなと思ったのと、いつかオリジナルミュージカルが創りたいという気持ちが芽生えはじめ、自分が書く強みを追い求めていったのがこの作品なので。あれから6年経ってお互いに人生を重ねたので、我々のチームにも自然な変化はありますし、新チームは演出家として客観的に観るので、全く新しいものを創る気持ちです。未来の話として、この作品を違う言語やジャンルの方が演じているのも観てみたい。その第一歩になる2チーム制上演になればと願っています」

もも「それはすごく面白いと思う。初演の時から、こんなに楽しい作品を客席からも観たいという気持ちがあったので、今回の企画は自分としてもすごく楽しみです。フライヤーがゴシックな雰囲気なんですが、怖い内容ではないですし(笑)。Wキャストならではのお互いに別チームの回に前説で出て、そのままお客様と一緒に舞台を観る回や、『超、ドレスアップDay』など面白い企画もたくさんあるので、是非遊びにくるつもりで劇場にいらして下さい!」

(取材・文:橘 涼香 撮影:須藤絢乃)

プロフィール

もも
16 歳でアコーディオン弾きの姉・小春から突然歌を歌って欲しいと誘われ、ユニット「チャラン・ポ・ランタン」を結成。歌を生業に歩みを進め、2014年にメジャーデビュー。2021年に独立し、国内外でのライブ・舞台・ラジオ・声優・映像作品など、多方面で活躍中。

根本宗子(ねもと しゅうこ)
19歳で劇団、月刊「根本宗子」を旗揚げ。2016年から4度に渡り、岸田國士戯曲賞の最終候補作へ選出され、2022年には第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で新人賞を受賞し、2025年、脚本を担当したNetflixシリーズ『My M elody & K uromi』が世界独占配信中。

公演情報

音楽劇『超、Maria』

日:2026年7月4日(土)〜12日(日)
場:I’M A SHOW
料:9,600円(全席指定・1ドリンク付・税込)
HP:https://cho-maria.com
問:サンライズプロモーション
  tel.0570-00-3337(平⽇12:00〜15:00)

インタビューカテゴリの最新記事