
山崎銀之丞プロデュースの『NEO大衆アンダーグラウンド』が今年も赤坂レッドシアターで上演される。3度目の開催となる本作は、豪華キャストによる日替わりの演目が見どころ。初日は、つかこうへい原作の『寝盗られ宗介』に松下由樹、格闘家の角田信朗、千葉和臣(海援隊)らが出演。中日は、笑福亭鶴瓶と山崎による予測不能のステージ『鶴瓶祭』を上演。最終日は朗読劇『源氏物語』に、瀬口黎弥(FANTATICS)、松下らが挑む。つかの作品が大好きだからこそ、本作で恩師の作品に終止符を打ち、気持ちを新たに表現活動を続けるという山崎。節目の公演に華を添える松下由樹と山崎の2人に話を聞いた。
松下「実はつかこうへいさんの作品にお声掛けいただくということに驚きがあったんです。今回、銀之丞さんに直接オファーを頂いてから、若い頃につかさんの『飛龍伝』を観劇した時、舞台上からの強烈な圧に気圧されたことを思い出していました」
山崎「初日に上演する『寝盗られ宗介』は、2003年に僕が演出をさせていただいた思い入れのある作品。上演にあたって、つかさんは“口を出さない”という約束だったのに、稽古場へ来て“口立て”をはじめちゃったりして(笑)。大変だったけど、当時つかさんに言われたことは今でも納得できるものがある。本作では、師匠の教えを盛り込みながらセリフを当て書きしていく予定です」
松下「台本からも独特の間やテンポ、喜怒哀楽の面白さを感じますし、銀之丞さんの演出でどうなっていくのか全く予測ができない(笑)。本作は設定もセリフもちょっと別世界だけど、作中の時代背景に馴染みがなくても大丈夫。ややこしい登場人物や物語すらも愛おしさを感じるような作品である気がします」
最終日の朗読劇『源氏物語』について訊ねると。
山崎「源氏物語の中でも、女性同士がもつれあってエグい9帖を選びました(笑)。六条御息所として、この作品でも全面的に由樹さんにお力添えいただきます」
松下「私は『あさきゆめみし』が大好きで。少女漫画の世界観で原作を知っていたものの、本作がどんな『源氏物語』になるのか、本当に楽しみです」
山崎「由樹さんをはじめ、たくさんの方々にお集まりいただきます。『NEO大衆アンダーグラウンド』は、僕が失敗を繰り返しながら、10周年を目指している大切なシリーズです。是非、劇場へお越しください」
(取材・文:山田浩子 撮影:間野真由美)


(ハッシュド・マッシュ・フライ・芋煮など)
山崎銀之丞さん
「僕は迷わず“ポテトサラダ”です。そして僕はウスターソースをかけて食べます。
最初にポテトサラダとウスターソースのコラボを発明したのは、お酒の楽しさを知ったある日、新宿西口の思い出横丁(通称ションベン横丁)で立ち寄った居酒屋で大好きなポテトサラダを注文し、今となっては何故かけたのかはわかりませんが、なんとなくかけたウスターソースとポテトサラダのコラボに感銘を受けたことが始まりです。是非皆さんも一度お試し下さい。苦情は受け付けません(笑)」
松下由樹さん
「私は、細きりフライドポテト、肉じゃが、さつま芋の天ぷら、スイートポテト、大学芋、そして里芋のけんちん汁が好きです。特に調理方法で凝ったことはしないですが、生姜をたっぷり入れて作るけんちん汁が特に好きです!」
プロフィール

山崎銀之丞(やまざき・ぎんのじょう)
1962年5月16日生まれ、福岡県出身。劇団空想天馬を旗揚げ後、1986年より、ラジオ「HiHiHi」のパーソナリティーを務め、北部九州で人気を集めた。1991年に上京。つかこうへいの運転手を経て、俳優として活動。主な出演作に、NHK 大河ドラマ『八重の桜』、ドラマ『3年B組金八先生』シリーズ、『半沢直樹』、舞台『熱海殺人事件』シリーズなど。

松下由樹( まつした・ゆき)
1968年7月9日生まれ、愛知県出身。1983年、映画『アイコ十六歳』でデビュー。ドラマ『29歳のクリスマス』、『週末婚』、『ナースのお仕事』シリーズ、『大奥~第1章~』など、代表作多数。コメディエンヌとして出演したバラエティ番組「ココリコミラクルタイプ」では、再現ドラマ風コントを熱演し話題に。映画『新・同棲時代』、『波の数だけ抱きしめて』の両作で、第15回日本アカデミー賞 助演女優賞を受賞。
公演情報

『NEO大衆アンダーグラウンド~弐~』
日:2026年4月24日(金)〜26日(日)
場:赤坂RED/THEATER
料:『寝盗られ宗介』5,500円
『鶴瓶祭』7,000円
『朗読劇 源氏物語』6,600円(全席指定・税込)
HP:https://www.instagram.com/neo_tu.gin
問:NEO大衆アンダーグラウンド
mail:neo.seisakubu@gmail.com
