2024年の発売以来、大ヒットを記録している乙女ゲームが待望の舞台化! 「お客様にはキュンキュンして帰ってもらいたい!」

 恋愛アドベンチャーゲーム『泡沫のユークロニア』を原作とした舞台、凍玻璃歌劇『泡沫のユークロニア – 帷-』が今春、開幕する。空中都市・凍玻璃を舞台に少女・雛菊が、記憶を失った青年・矢代と出会ったことをきっかけに数奇な物語がはじまる。サブタイトルでもある主人公・帷を古川流唯、雛菊の友人でなんでも屋の露草を坂田大夢が演じる。オーディションで役を勝ち取ったという2人に話を聞いた。

古川「初演作品もゲーム原作もはじめての経験なので、新たなものに出会える喜びがあります。僕が演じる帷は、今まで挑戦させていただいたキャラクターの中でもダントツでかっこいい! 普段は可愛い系と言われることが多いので、僕にとって今回の帷役は挑戦になりそうです」

坂田「役が決まる前から、“僕は露草君ではないか”とピンときていました(笑)。それくらい、露草君には親近感があったし、オーディションのセリフ課題も手応えがあったんです。ずっとアンサンブルとして活動してきて、役をいただくことが増えてきたところ。皆さんに成長した姿をお見せしたいです」

 2.5次元作品の出演を重ねる2人に、原作がある作品での役作りについて尋ねると。

坂田「コミック原作の時は、コマとコマの間を埋める作業を意識します。例えば、あるコマでは普通の表情だったのに、次のコマでは違う表情をしている。この間に何があったのかを考える作業が好きなんです。今回はゲーム作品だから、“声”を意識していきたいと思っています」

古川「僕は、プロフィールから役づくりをはじめることが多いです。本作は乙女ゲーム原作だから、お客様にはやっぱりキュンキュンして帰ってもらいたい! 古川だと恥ずかしくてできないことも振り切って」

坂田「本番中の袖で、帷ルートで笑ったらごめんね」

古川「やめてよ〜(笑)」

 本作は原作の乙女ゲームさながら、2パターンのエンディングが日替わりで上演される。

坂田「露草として、流唯君をしっかりサポートしたいです! 1回観たら、もう1つのエンドも絶対に観たくなるはず。悲恋エンドの方は、お客様も心を強く持っていただいて(笑)。是非、両方の公演を観ていただきたいです」

古川「初演の難しさを感じながらも、皆さんに楽しんでもらえる作品を目指します! 劇場でお待ちしております」

(取材・文:山田浩子 撮影:間野真由美)

プロフィール

古川流唯(ふるかわ・るい)
2002年8月4日生まれ、愛知県出身。今年1 月に解散したボーイズグループ「カラフルダイヤモンド」のメンバーとして活動。主な出演作に、ミュージカル『新テニスの王子様』The Fourth Stage、舞台『祭りのかけら』、『草野球リバーサル~人生逆転草野球~』など。

坂田大夢(さかた・ひろむ)
2001年3月9日生まれ、東京都出身。2019 年に俳優デビュー後、舞台を中心に活動。主な出演作に、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs比嘉 知念寛役、劇団『ハイキュー!!』シリーズ 嶋田誠役など。6月には、舞台『ブルーロック-Re E PISODE 凪-』に出演予定。

公演情報

凍玻璃歌劇『泡沫のユークロニア -帷-』

日:2026年5月9日(土)〜17日(日)
場:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
料:土日公演12,800円 平日公演10,800円(全席指定・税込)
HP:https://uchronia.scissors-blitz.com
問:シザーブリッツ・制作部 
  mail:info@scissors-blitz.com

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