40代に入って一発目のミュージカルで妖怪役にチャレンジ この作品をやり切ることが大きな自信になると思います

40代に入って一発目のミュージカルで妖怪役にチャレンジ この作品をやり切ることが大きな自信になると思います

 “日本発のオリジナルミュージカルを世界へ”をテーマに、ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一が立ち上げたMOJOプロジェクト。その第2弾となる『どろんぱ』が上演される。日本古来の妖怪を題材にするというユニークな本作で主演を務めるのは、20代の頃から数々のミュージカルで存在感を示してきた小池徹平。

 「まず、妖怪という和物の世界観をミュージカル化するということにすごくワクワクしています。初演のオリジナルキャストとして作品のベースを作れることへの喜びも大きいです。この企画をずっと温めてきた末満さんの熱い思いに応えつつ、和物のミュージカルが世界に出ていくきっかけの1つになれたらいいなという思いもあります」

 神隠しの伝承が残る深い森の中、現世から“どろん”と消えてしまった妖怪たちが再びこの世に“ぱ”と現れるために催される祈願祭=“どろんぱ”。小池が演じるのは、人間の姿に化けて1人の女性に憑りつく妖怪・烟々羅(えんえんら)。

 「人間と妖怪の垣根を越えて自分が生まれてきた意味を探している、他の妖怪たちとはちょっと違う存在です。物語は夫婦愛や妖怪同士の諍いなども入ってくる盛りだくさんな内容なので、そのあたりも楽しみにしていただきたいです」

 そして「かなり聴きごたえがある」という楽曲にも期待が膨らむ。

 「結構いろんなジャンルの曲があって、今まで参加してきたミュージカルの中でもしっかり歌い上げる曲が多いなという印象です。メロディもちょっと複雑だったりして、ある意味新たなチャレンジになるかもしれません。その上で今回は殺陣もあるので、自分に課されるものは大きいですね。プレッシャーに押し潰されないように自分を鼓舞し続けて、頑張らなきゃなと思っています」

 豪華なスタッフ&キャストも要注目の『どろんぱ』。年明けに40歳の誕生日を迎えた小池も意気込み十分で臨む。

 「おそらくハードなミュージカルになるだろうなと思います。40代に入って一発目の舞台で、本来なら若いときにやるべき作品にこうして出させていただけるのがありがたいですし、“甘えるな。守りに入るなよ”って激励されているような気分です。自分としては“苦難上等”というか(笑)、この作品をやり切ることが大きな自信につながるんじゃないかなとも思います。ぜひ皆さんも劇場で体感していただきたいですね」

(取材・文:西本 勲 撮影:NORI)

プロフィール

小池徹平(こいけ・てっぺい)
1986年生まれ、大阪府出身。2001年、第14回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、翌年にドラマ『天体観測』で俳優デビュー。2005年にはウエンツ瑛士との音楽デュオ「WaT」でデビューし、NHK紅白歌合戦に2度出場を果たす。2012年からは舞台でのキャリアも重ねており、特にミュージカルの話題作に数多く出演。2016年に上演された『1789-バスティーユの恋人たち-』、『キンキーブーツ』での演技が評価され、第42回菊田一夫演劇賞を受賞した。近年の主な出演作に、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』、『ロッキー・ホラー・ショー』、『ある男』、舞台『西遊記』、『リア王』など。

公演情報

MOJOプロジェクト ミュージカル『どろんぱ』 supported by にしたんクリニック

【東京公演】
日:2026年3月16日(月)~29日(日)
場:日本青年館ホール

【大阪公演】
日:2026年4月3日(金)~7日(火)
場:SkyシアターMBS

料:S席14,500円 A席11,500円 B席9,500円(全席指定・税込)
HP:https://mojo-doronpa.com
問:ワタナベエンターテインメント tel.03-5410-1885(平日11:00~18:00)

Advertisement

インタビューカテゴリの最新記事