「考察大歓迎! 皆さんの挑戦をお待ちしております」 “リモート”を使った新感覚心理サスペンス会話劇

「考察大歓迎! 皆さんの挑戦をお待ちしております」 “リモート”を使った新感覚心理サスペンス会話劇

 俳優・伊藤裕一が所属する劇団「お座敷コブラ」で2022年に初演した『TRIANGLE』が、内藤大希・前島亜美・陣慶昭による三人芝居として2月に上演。脚本・演出を務める伊藤に、今回のきっかけを聞くと。

 「初演を担当してくださった音響さんが上演後に、る・ひまわりさんに『この公演、面白かった』と言ってくれたのがきっかけで、翌年には話が立ち上がって、そこから打ち合わせを重ねて、やっと上演することが出来ます」

 本作は人気小説家へのリモート取材が進むにつれて、ある未解決誘拐事件の真相が明らかになる、心理サスペンス会話劇。

 「考察が流行っていた時期に書いたんですが、考察という行為へのアンチテーゼとして作りました。こちらはちゃんとした答えを用意していますので、考察大歓迎です!」

 出演する内藤・前島・陣の3人に期待することとは。

 「この脚本は、一度読んだらイメージがしやすいものだとは思うんです。きっと3人の中には、“第一案”的なものがあるはずですけど、逆に言うと、それがあるからこそ如何様にも出来て、演じる俳優さんによって色を変えることができる脚本でもあると思うので、全く僕が予想しなかったことをたくさん見せてくれたら嬉しいですね」

 「2026年最初のる・ひまわり挑戦公演」と銘打っているが、伊藤本人はこのキャッチをフライヤーで初めて知ったとのこと。

 「“るひま”さんに挑戦と言っていただけるのは嬉しいです。成功が約束されているからこそ挑戦と言えるわけで、るひまさんの思いをしっかり受け取るからこそ、成功させることの責任をすごく感じています」

 あらすじにある「観客も共犯者となる」の真意を聞いてみた。

 「リモート取材をしている人物はお互い画面の中に映るものしか見えませんが、お客さまは画面の内も外も丸見えで、お互いが隠していることや知られたくないことが分かってしまう。けれど、お客さまはそれを伝える術がないじゃないですか。だから、“行動を起こさなかった人たちは、全員共犯だよね”という意味です」

 最後に意気込みを尋ねると、自信満々に語ってくれた。

 「この作品はお客さまへの“果たし状”になると思います。ミステリーやサスペンスが大好きな人、謎なんていくらでも解けるという人にこそ来ていただきたいです。皆さんの挑戦をお待ちしております!」

(取材・文:冨岡弘行)

ここ一番!という時にとる勝負メシは?

「自分専用に配合されたグラノーラです。自分の腸内環境を検査して、それに見合ったグラノーラを作ってくれるサービスを利用しています。僕は、胃腸が弱いので、頑張ろうと、お肉や脂っこいものを食べると、消化にすべての体力を持っていかれて、へとへとになってしまいます。
 なので、ここぞというときは、なるべく胃腸が元気な状態で挑みたいので、“あっさり”だったり、“さっぱり”したもので挑んでいます」

 

プロフィール

伊藤裕一(いとう・ゆういち)
1984年3月25日生まれ、神奈川県出身。俳優・脚本家・演出家。劇団「お座敷コブラ」の全作品で脚本・演出を務める。主な出演作に、『Dancing ☆ Starプリキュア』The Stageシリーズ 室井一帆役、ミュージカル『Fate/Zero』シリーズ ケイネス・エルメロイ・アーチボルト役、ミュージカル『憂国のモリアーティ』大英帝国の醜聞 Reprise マイクロフト・ホームズ役など。

公演情報

舞台『TRIANGLE』

日:2026年2月20日(金)~23日(月・祝)
場:新宿村LIVE
料:10,000円(全席指定・税込)
HP:https://le-himawari.co.jp
問:る・ひまわり
  mail:info@le-himawari.co.jp

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