劇団ホチキス第52回本公演『ベイビーブラフ』がこの冬、東京・長岡・名古屋の3都市で上演される。自らを“ベイビーブラフ(生まれながらの嘘つき)”と名乗る主人公・奥窪想(おくくぼ・おもい)を梅津瑞樹、想の唯一の肉親であり正直者の姉の真(まこと)をホチキス劇団員の小玉久仁子が演じる。
小玉「最近、梅津くんが出演している作品を観に行ったのですが、役者として持っている引き出しの多さに改めてびっくりして。ザ・役者さんなので、本作でもいろんなことに挑戦していただきたいなと(笑)。想が詐欺師として人を騙すために、いろんな顔を見せていくと思うのでそこが楽しみですね」
梅津「なんでもやりますよ〜(笑)。僕は最近、どちらかと言えば硬めの作品が続いていたので、『ホチキスさんの作品が来年待ってる』って聞いた時は、素直に嬉しかったです。やっぱりいろんな役を演じさせていただけるのがこの仕事の楽しさなので。客演として出演させていただくのは5年ぶりなので、成長した姿をしっかりお見せしたいですね」
公開されたビジュアルで“真っ赤な嘘”を連想させる赤い衣装の梅津と、対抗するかのように青いドレスを颯爽と着こなす小玉だが、各々演じる役どころについて尋ねると。
梅津「台本を読んだ時から、この作品は自分もめちゃくちゃ楽しめるだろうなと直感がありました。サスペンスやミステリーは元々好きですし、僕自身としても騙すか騙されるかなら、人を騙すことが好きなタイプ。今回は真正面から演じていければ」
小玉「かっこいいですねぇ。私は実際に弟がいるので、親近感がある役どころな気がしています。ホチキスの売りである“コメディ要素”と、“詐欺師もの”の掛け算ってちょっと予測不能じゃないですか。めくるめく七変化していく展開がこの作品の見どころになるはず。今回は本多劇場にはじまり、劇団にとってかつての本拠地である名古屋、初上陸となる長岡と3公演あるので気合いが入りまくっています‼ 寒い時期ですが、ホカホカになって帰っていただく気持ちで作品作りをしていきます!」
梅津「年始から笑ってはじめられるのは、演じる側としてもこんなに幸せなことはありません。観劇いただいた皆さんを必ず、幸せで楽しい気分にさせる確信がございます。どんな作品になるか分からないですけどね〜! 是非、劇場までお越しください」
(取材・文:山田浩子 撮影:佐藤孝仁(BEAM×10))
プロフィール
梅津瑞樹(うめつ・みずき)
1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年に舞台デビュー。「虚構の劇団」を経て、現在は舞台に留まらず映像作品など多方面で活動を続けながら、演劇ユニット「言式」を立ち上げ、脚本・演出を務める。代表作に、舞台『刀剣乱舞』シリーズ、『チェンソーマン』ザ・ステージなど。劇団ホチキス作品は、2021年の『月野木グラビティ』以来、2回目の出演となる。
小玉久仁子(こだま・くにこ)
1月21日生まれ、岐阜県出身。大学在学時の1997年、「劇団ホチキス」の旗揚に参加。以降、狂気じみた演技力を武器に同劇団の全ての本公演に出演。近年の出演作に、舞台『ワンマイク』、『妻らない極道たち』など。イラストレーターとしての顔も持ち、ホチキス公演チラシのイラストを手がける。
公演情報
劇団ホチキス 第52回公演『ベイビーブラフ』
日:2026年1月28日(水)~2月1日(日) ※他、新潟・愛知公演あり
場:下北沢 本多劇場
料:スーパープレミアム席[最前含む前方席・特典付]11,000円 一般8,000円(全席指定・税込)
HP:https://hotchkiss.jp/baby/
問:劇団ホチキス tel.03-6805-2699(平日10:00〜17:00)