ダンス、弾き語り、生ピアノ演奏、圧巻の生合唱で魅せる! 笑って泣ける青春ドタバタハートフルコメディが7年ぶりに生まれ変わり帰ってくる!

ダンス、弾き語り、生ピアノ演奏、圧巻の生合唱で魅せる! 笑って泣ける青春ドタバタハートフルコメディが7年ぶりに生まれ変わり帰ってくる!

 1988年生まれで同い年の蜂巣和紀、ほりゆり、木下彩の3人で構成されたユニット「Poppin’ Shower」プロデュース第2弾は、高校合唱部を舞台にした笑って泣ける青春ドタバタハートフルコメディ。7年前に初演され、ダンス、弾き語り、生ピアノ、圧巻の合唱劇で多くの観客を魅了し、再演希望の声も高かった本作が、3人の才能により新たに生まれ変わる!
2チーム+日替わりゲストの総勢40名という豪華キャスト陣のW主演に森岡悠と横道侑里を迎えた今回はどんな公演になるのか?それぞれに意気込みを聞いた。


―――現在、鋭意、制作進行中ということですが、7年ぶりの再演が決まりました。

蜂巣「本作は僕が7年前に別のユニットで上演したものですが、再演希望が多くあり、やるならば、同い年のPoppin’ Showerの3人でバージョンアップしてやろうと今回に至りました。
脚本にも色々と手を入れたので、再演とは言いつつも、ほぼ新作という感覚です。
大枠は一緒ですが、新キャラを登場させたり、チームごとにキャラクターの性格や性別も変えてみたりして、色々遊び心を入れてみました。一番の見どころはなんと言っても合唱シーンです。今回は合唱指導の方にも入ってもらっているのでかなり見応えがあると言えます」

ほり「蜂巣君とお仕事させてもらった別の作品では、一緒に脚本を書かせてもらい、難しい挑戦でしたが刺激的でもありました。今回は脚本と演出面は彼にお任せしているので、私としては、出演と振付担当として携わる意味も含めて現在模索しているところです。
今までは比較的小規模の劇場が多かったのですが、今回は初めて大きな劇場でできるので、オープニングや劇中のダンスはより派手な振付でやりたいねと話しています。
一度出来上がっているコンテンツなので、SNSで稽古の様子やメイキングなどを発信して初日までにより多くの方に知ってもらえるような仕掛けができたらいいですね」

木下「今回は出演とは別に制作担当で作品に関わります。おそらくこのメンバーの中では一番お客さんに近い立場なのかなと。
今回、本当に素敵なキャストさんが集まってくださったので、そこに甘えずにより皆様に楽しんでもらえるコンテンツを盛り込みたいと思っています。その為にはキャストの皆さんに稽古から楽しんでもらえる雰囲気づくりが大切だと思うし、その空気が作品にもそのまま表れると思うので、お客さんだけでなく、キャスト、スタッフの皆さんにも楽しんでもらえる期間にしたいです。作品は蜂巣君を信頼して一任してあるので、そこをほりさんと一緒にサポートできたらなと思っています」

―――W主演のお二人はPoppin’ Shower初出演となります。

森岡「私としては主演が久しぶりで、大切なポジションを任せて頂いたことがとても嬉しかったです!
作品自体はまだ観ていないのですが、お客さんから『面白かったよ!』という声を聞いたので、益々、楽しみなのと、女子高生役に震えてます(笑)
Poppin’ Showerさんに出させてもらうのは初めてですが、ほりさんや木下さんとは別の作品で何度もご一緒させてもらい、関係性が出来上がっているので、恐れずに作品に入っていけるんじゃないかと思います!」

横道「お話を頂いてめちゃくちゃ嬉しかったです!私も作品の評判を聞いていたので、皆さんの期待に応えないといけないなという緊張感もあります。蜂巣さんの作品はとっても温かくて素敵な作風なので、それを皆さんにお届けできることがすごく嬉しいし、素敵なキャストの方々と共演できることもすっごく楽しみです!
主演だからと言って、自分が先頭に立って引っ張ろうとしなくても、皆で盛り上がっていける素敵な作品になると思います」

―――合唱部が舞台ですが、ソロのパートもあるのでしょうか?

蜂巣「前作ではなかったのですが、実は今回用意しています!!
主演のお二人が、歌が好きということなので、折角ならばソロのシーンをつくろうと思いました。生合唱がメインになりますが、W主演のソロ曲シーンもあって、チームごとに歌も変えてみようかと思ってます。曲はまだ秘密ですが、きっと皆さんが知っている曲ですのでお楽しみ!」

森岡「私もさっき聞いたばかりで驚いています!
お芝居で歌う機会があまりないのですが、家にいる時はずっと音楽を流しているぐらい歌が大好きなので、歌を通して感動をお届けできるように今から発声練習頑張ります!」

横道「私も歌は好きです!中学の頃にクラスで出た合唱コンクールでサブパートリーダーを務めてすごく楽しかった思い出があるし、その感覚をまた味わえるので今からワクワクしています」

―――2チーム+日替わりゲストの総勢40名というキャスト陣は壮観です。

蜂巣「チームごと、パートごとに分けての稽古を予定していますが、キャストのほとんどの方が主演を任されるほどの売れっ子なので、スケジュールを合せるのが大変ですね。勿論、歌だけでなく、コメディベースのサクセスストーリーなので、お芝居の部分にも力をいれてつくっていきます。せっかくこれだけのメンバーが集まってくれるので、チームごとに演出もがらっと変えます! なので両チームの公演を楽しめると思いますよ」

木下「恐らくお客さんが聴いたことがある曲ばかりだと思うので、きっと『あ!この曲懐かしい!』と思って口ずさんで頂けると思います。作品としてお客さんの思い出に触れる時間になると嬉しいです」

ほり「蜂巣くんの作風を知っている方からすれば、こんな感じになるだろうと思われるかもしれませんが、それをいい意味で裏切れる新しい作品にできれば、私達3人で一緒にプロデュースする意味があるんじゃないかと思います」

―――W主演としての心掛けたい部分はありますか?

森岡「作品が学園を舞台にしているので、キャラクター1人ひとりが自分の無限大の可能性を信じられるというか、ピュアで真っすぐな気持ちを持っていると思うんですね。その気持ちは大人になるにつれて忘れてしまいがちですが、舞台を通じてその感覚をもう一度大人の皆さんに感じ取ってもらえるようなお芝居をしたいです。年末ということもあり、観劇納めになる方もいらっしゃると思うので、新年を明るく前向きな気持ちで迎えられる作品にしたいです」

横道「稽古でまたさらに一体感が生まれると思うので、今から楽しみです。
悠さんが仰ったように、若い頃に持っていた純粋に前に突き進む感覚を、もう一度感じてもらえるように、演じる私達1人1人がまっすぐな気持ちで作品に臨みたいです」

―――ここにも注目して!という部分は?

蜂巣「初演の稽古で歌唱指導の先生から『綺麗に歌わなくていいから、1人1人が私に語りかけるように、気持ちを込めて歌って』という指導があったんですね。それまでは僕が聴いても皆さん上手に歌っていたと思ったのですが、先生の指導後の合唱は180度違っていて驚きました。
思わずボロボロ泣くぐらい。歌の力ってすごいと思います。その時は合唱に関しても不勉強で気づかされることばかりでしたが、今回はしっかり学び直して脚本を書いているので、本格的な合唱と芝居も含めて細かい描写にも注目して欲しいですね。
それと、クライマックスで歌う曲はタイトルにもなっている『星空ハーモニー』というオリジナル曲です。このドキドキ感の中で織りなされる美しいハーモニーは、鳥肌ものです!」

―――最後に読者にメッセージをお願いします。

森岡「今年の観劇納めに選んで頂いたら絶対に後悔させない舞台にしますので、思い切りワクワクして観に来てください!」

横道「蜂巣さんの作品は愛や絆といった人の温かい部分がぎゅっと詰まっていて、すごく心が動かされます。私達も心を込めて演じますので、是非、両方のチームを応援にきてください!」

木下「歌とお芝居の力が溢れていて、おこがましいですが、来年の皆様の力になるような作品にできたらと思います。色んな方にこの作品が届いて欲しいという思いがあるので、このインタビュー記事を読んでくださった方には是非、ご家族やお友達を誘って遊びに来てもらいたいです」

ほり「合唱は全員の声が合わさるからこその美しさ力強さがありますよね。低いパート、高いパートそれぞれの個性が重なりあって1つになっていくのが、どこかお芝居にも似ていて、沢山の個性が集まることでより輝くという意味で、私達のユニット名『Poppin’ Shower』を体現する作品になるはずです。私達と一緒に奏でて1つの美しい曲を完成させましょう!劇場でお待ちしています」

蜂巣「演劇界もコロナ禍から少しずつ回復していって、最近は色んな団体と作品が出てきています。
僕は何か1つに特化するというよりも、面白いものは全部盛り込みたいと思っていて、キャスト、ダンス、合唱、ピアノ、芝居、全てがスゲー! 笑って、泣いて、楽しんでのパラメーターMAXで、2024年観劇アワードがあればダントツ1位になるような作品にしますので、是非、ご期待ください!」

(取材・文&撮影:小笠原大介)

プロフィール

森岡 悠(もりおか・ゆう)
iDOL Streetレーベル第3弾グループGEMのメンバーとして活動。約5年のグループ活動を経て、2018年4月より女優としての活動を開始。お芝居だけでなく劇中歌や映画の主題歌を務める等活動の幅を広げている。

横道侑里(よこみち・ゆり)
2000年10月23日生まれ、静岡県出身。
役者・表現者として活動。主な出演作に、舞台『Panic X’mas‼』、『ゲズント・ハイト~お元気で~』、『りさ子のガチ恋♡俳優沼』、『鶏卵衝突』、『降臨SOUL』、ミュージカル『クリスマス・キャロル』など。

ほりゆり
女優。1988年8月11日生まれ。AB型。スカウトをきっかけに14歳で短編映画デビュー。以降、ドラマや映画、舞台など幅広く活動中。舞台の脚本演出、振付、プロデュース業も行っている。Poppin’ Showerメンバー。【近年の主な出演作に、ドラマ『ソロ活女子のススメ』シリーズ、『クラスメイトの女子、全員好きでした』、『Qrosの女』、映画『三日月とネコ』、CM「Sango port」、舞台『普通になれなくて』など。

木下 彩(きのした・あや)
女優。1988年11月10日生まれ。B型。愛称は、きのぴー。
10 代で芸能活動を始め、舞台やラジオに出演。20 代ではドラマや映画・CM・ナレーション・レポーター・モデル等、活動範囲も広がり、現在は舞台出演を軸にフリーランスで活動中。女優業もしつつ制作現場でも活動。自身でもプロデュース業も務める。Poppin’ Showerメンバー。近年の主な舞台に、ぽりこぴープロデュース『Travel×Trip×Tour』(主催・出演)、『Heyばあちゃん!テレビ点けて!』(主催・出演)、劇団虚幻癖『道化王』、『Inferno Phantasia』、『シスターゼロ』、『パラノイアサーカス』など。

蜂巣和紀(はちす・かずき)
役者・プロデューサー・脚本・演出。1988年7月26日生まれ。Bobjack Theater 所属。放課後ビアタイム主宰。マルガリータ企画主宰。
6 歳の時、子役としてデビュー。舞台や映像を中心に活動し、これまで約 150 本の舞台作品、1000 本の映像作品に出演。現在は俳優業だけではなく、舞台やイベントのプロデュースや脚本・演出・MC など幅広く活動中。2022年10月に開催された「黄金のコメディフェスティバル2022」では最優秀作品賞(グランプリ)ほか、最優秀脚本賞、最優秀演出賞、観客賞の4冠を受賞。2024年千葉県高校演劇秋季大会専門審査員を務める。Poppin’ Showerメンバー。

公演情報

Poppin’Showerプロデュースvol.2『星空ハーモニー2024』
日:2024年12月25日(水)~29日(日)
場:シアターグリーンBIG TREE THEATER
料:SS席[特典付]10,000円
  S席[特典付]8,000円 A席6,000円(全席指定・税込)
HP:https://x.com/poppin_shower88
問:Poppin’Shower 
  mail:poppin.shower.1988@gmail.com

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