乙女ゲームの世界にヒロイン・レーネとして転生したOL・鈴音が、魔法カースト制度が存在する学園で、バッドエンド回避&理想の学園生活のために努力を重ねるという、小説『バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチー
トな兄が離してくれません!?』。その舞台版でW主演を務める星守紗凪とびぃと。に話を聞いた。
星守「出演が決まってすぐに原作の小説を全部読みました。とても読みやすくて、レーネに共感し、応援できる作品だと思いました。どハマりした後で琴子先生の作品を以前から読んでいたことに気がつき、ますます楽しみになりました」
びぃと。「元々コスプレイヤーということもあり、キャラクターを表現するのが好きで、2.5次元舞台に憧れがありました。嬉しい反面、原作ファンの方にも納得していただけるものをお見せしなければというプレッシャーもあります」
星守が演じるのは、退学目前だったところから地道な努力で成長していくレーネ。びぃと。は、レーネと仲が悪かったはずがなぜか溺愛してくるハイスペックな兄・ユリウスを演じる。
星守「私がこれまで演じてきたヒロインは戦うタイプが多く、ザ・ヒロインなキャラクターは初めてですが、現代で生活していた人間が、ファンタジーの世界に転生してヒロインになるという意味では、自然体で演じればいいのかなと思っています。レーネは素直で愛されキャラ。私に演じられるか不安ですが、レーネが好きなので頑張りたいです」
びぃと。「ユリウスは社交的でレーネに対する距離も近いけど、本心が掴みづらい。色気のあるところが好きなので、仕草を研究したいです。舞台で演じさせていただく役としてはクセの強いキャラクターが多いのですが、今回は王道の格好良さなので期待してください」
星守「作品ファンの1人として、責任を持って演じます。個性的なキャラクターたちがレーネを中心に友情や恋愛を展開していくので、お客さまも登場するキャラクターの誰かに感情移入して、物語の世界に入り込んでいただけたら嬉しいです。新たなメディアミックスとして、舞台版も楽しんでいただけるよう、みんなで頑張ります!」
びぃと。「衣装がとても素敵だったので、ビジュアルも楽しみにしていてほしいです。原作ファンの期待を裏切らず、舞台からこの作品に触れる方にも満足していただけるものを作れるよう努力していきます!」
(取材・文:吉田沙奈 撮影:立川賢一)
星守紗凪さん
「ずっと求め続けていたクロミちゃんのチョコ(不二家の1本サンリオキャラターズチョコレート)を大量に入手できたこと。全然違う物を買いに行った先で偶然発見してしまった大量のクロミちゃんに、とてもテンションが上がりました!! このチョコレートを100本集めることを目標にコンビニ等で2本ずつくらいちまちま買い集めていたわたしにとっては、ちょっとどころではなく相当ラッキーな瞬間でした。とりあえず50本は集まりました!!」
びぃと。さん
「自分の作ったチンジャオロースが異常に美味しかったことです。とてもよく食べるので、自炊をする時いつも沢山作りすぎてしまうのですが、ある日朝起きた瞬間からお腹がグーグーなってしまっていて、『これはもうステーキくらいはいかないと満足できないよ』と、寝起きから限界に達していた時、ふと冷蔵庫を開けたら前の晩に作りすぎていたチンジャオロースが入っていて1ラッキーで、さらに一晩寝かしたからか味に深みが増しすぎてしまっていてプラス50ラッキーでした。しかも大本のCook Do®の『チンジャオロースの素』は半額だったのでプラス20ラッキーです」
プロフィール
星守紗凪(ほしもり・さな)
秋田県出身。声優・女優・歌手として幅広い分野で活躍。主な出演に、アニメ『アサルトリリィ bouquet』、ゲーム『ゴシックは魔法乙女』、舞台『アサルトリリィ』シリーズ、『プロジェクト東京ドールズ』、ラブライブ!ミュージカル『スクールアイドルミュージカル』、舞台『トワツガイ』シリーズ、舞台『スパイ教室』など。
びぃと。
神奈川県出身。コスプレイヤーとして活躍する傍ら、俳優としても精力的に活動中。主な出演に、『GRANBLUE FANTASY』オフィシャルキャスト パーシヴァル役、上海「bilibili world 2024」ゲスト出演、舞台『カタバミ』、『チャーリー』、『覇権DO!!~戦国高校天下布武~』など。
公演情報
舞台『バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?』
日:2024年12月11日(水)~15日(日)
場:CBGKシブゲキ!!
料:最前列(S席)14,000円
一般席(A席)6,800円(全席指定・税込)
HP:https://www.tobooks.jp/badend-stage/
問:お問合せ窓口 mail:butaibadend@gmail.com
Ⓒ Kotoko / TO Books. Illustrated by Kei Kumanomi