舞台化第2弾! 任侠集団 京極組VS半グレ集団 羅威刃の物語を描く 「この盛り上がりを原作ファンが支えてくれている」

舞台化第2弾! 任侠集団 京極組VS半グレ集団 羅威刃の物語を描く 「この盛り上がりを原作ファンが支えてくれている」

 人間の闇をテーマにした漫画動画を公開しているYouTubeチャンネル「ヒューマンバグ大学」。昨年12月に人気シリーズ『華の天羽組』より『華の天羽組ー天京戦争ー』が舞台化されたが、その続編となる『京極の轍ー京羅戦争ー』が上演される。個性溢れるキャラクターが属する極道の組織争いをテーマに、熱く、時には涙するストーリーが人気を博しているが、本作では任侠集団京極組と半グレ集団 羅威刃(らいじん)の物語が展開される。京極組・六車謙信(むくるまけんしん)を林光哲、羅威刃・東雲竜政(しののめりゅうせい)を新井將が演じる。

林「僕は前作にも出演させてもらったのですが、作品としてとても盛り上がりを感じました。『シリーズ化していけばいいね』とみんなで話していたので、今回がその第一歩になると思っています。ただ、殺陣は本当に大変で、練習漬けの日々でした。六車のキャラクターを深めるのはもちろんですが、前作以上の殺陣を見せられるよう努力していきたいです」

新井「前回みなさんが築き上げてきたチームワークや世界観に、まさに殴り込みにいく感じですよね。出来上がっているものを大事にしつつ、きっと壊した方がいいものもあると思うんです。前回から多くのキャストが変わっているから、自然と色の違いは出てくるかもしれませんけど。僕が演じる東雲はパワータイプに見えて、頭が切れる部分もある。長い目で見て、物語の軸を1つ担うキャラクターだと思うので、その根元を丁寧に作っていきたいです」

 本公演ではファンの要望に応え、一部声出しOKの応援上演回も予定されており、前作以上の盛り上がりが期待される。

林「任侠ものの舞台はなかなか他にないですし、今回は白熱するバトルシーンでの応援上演も予定されているので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。ちなみに僕は台本を見たらお気に入りのシーンがあったので、そこに魂を込めます(笑)。『あ、こいつここがお気に入りなんだろうな』と思ってもらえたら嬉しいです」

新井「この盛り上がりを支えているのは、原作ファンのエネルギーが大きいと思うんです。舞台ファンや俳優ファン以上に、原作ファンがそのまま舞台を応援してくれている。だからこそ、原作が大事にしている物語の流れやキャラクターの一言一句を再現していくことが1番喜ばれると思うんですよね。原作を大事に、我々の関係性も新たに詰め込んでいいものを作りたいと思っています」

(取材・文:五月女菜穂 撮影:間野真由美)

プロフィール

林 光哲(はやし・みつあき)
1990年10月7日生まれ、千葉県出身。主な出演に、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ 鬼丸国綱役、舞台『OVER SMILE 2024』、音楽劇『不思議な国のエロス』~アリストパネス「女の平和」より~など。

新井 將(あらい・しょう)
1992年3月12日生まれ、東京都出身。主な出演に、舞台『弱虫ペダル』シリーズ、『東京リベンジャーズ』-聖夜決戦編-など。

公演情報

舞台 京極の轍 ―京羅戦争編― powered byヒューマンバグ大学

日:2024年5月17日(金)~26日(日)
場:新宿FACE
料:特典付きチケット9,900円
  一般チケット8,800円
  U-18[18歳以下]学割チケット4,400円
  (全席指定・ドリンク代別・税込)
HP:https://delight-company.com/human_bug_university_kyogoku/
問:株式会社De-LIGHT制作部
  mail:info@delight-act.com

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